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第1号 平成27年2月5日(木曜日)

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本小委員会は平成二十七年一月二十六日(月曜日)委員会において、設置することに決した。

一月二十六日

 本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。

      若宮 健嗣君    大塚 高司君

      木原 誠二君    古賀  篤君

      田野瀬太道君    橘 慶一郎君

      笠  浩史君    太田 和美君

      國重  徹君

一月二十六日

 笠浩史君が委員長の指名で、小委員長に選任された。

平成二十七年二月五日(木曜日)

    午前十時四十五分開議

 出席小委員

   小委員長 笠  浩史君

      若宮 健嗣君    大塚 高司君

      木原 誠二君    古賀  篤君

      田野瀬太道君    橘 慶一郎君

      太田 和美君    國重  徹君

    …………………………………

   議院運営委員       塩川 鉄也君

   国立国会図書館長     大滝 則忠君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 平成二十七年度国立国会図書館歳出予算要求の件

 国立国会図書館建築委員会の勧告等に関する件


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     ――――◇―――――

笠小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。

 本日は、平成二十七年度国立国会図書館歳出予算要求の件について審査を行い、あわせて国立国会図書館建築委員会の勧告等に関する件について御協議をお願いしたいと存じます。

 まず、大滝図書館長の説明を求めます。

    ―――――――――――――

 平成二十七年度国立国会図書館予定経費要求書(案)

 平成二十七年度東日本大震災復興特別会計 国立国会図書館歳入歳出予定計算書(案)

 国立国会図書館関西館第二期施設の第一段階の建設について(勧告)

 国立国会図書館建築委員会経過報告について

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

大滝国立国会図書館長 初めに、平成二十七年度の国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成二十七年度の国立国会図書館の予算要求は、一般会計予算及び東日本大震災復興特別会計予算で構成されております。

 このうち、まず、一般会計に係る予定経費要求額は二百億三千五百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、五億二千五百万円余の増額となっております。

 その概要を御説明申し上げます。

 第一は、運営に必要な経費でありまして、人件費等として九十九億八千六百万円余を計上いたしております。

 第二は、業務に必要な経費でありまして、国会サービス経費及び情報システム経費等として七十四億八百万円余を計上いたしております。平成二十七年度においては、特に、国際子ども図書館のサービスの拡充に要する経費に重点を置いております。

 第三は、科学技術関係資料の収集整備に必要な経費でありまして、十億九千二百万円余を計上いたしております。

 第四は、施設整備に必要な経費でありまして、十五億四千七百万円余を計上いたしております。平成二十七年度においては、特に、関西館第二期施設整備設計に要する経費に重点を置いております。

 次に、東日本大震災復興特別会計に係る国立国会図書館の歳出予定額は一億四千三百万円余でありまして、東日本大震災アーカイブの運用に要する経費を計上いたしております。

 以上、平成二十七年度国立国会図書館歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。

 続きまして、国立国会図書館建築委員会の勧告等について御説明申し上げます。

 先般、平成二十六年十一月十七日付で、国立国会図書館建築委員会において、国立国会図書館関西館第二期施設の第一段階の建設につき、国会に対する勧告がなされました。

 お手元に勧告及び経過報告をお配りしておりますが、勧告の骨子は大きく四点ございます。

 第一に、国立国会図書館の東京本館及び関西館の書庫の全体収蔵能力は、平成三十一年度には限界に達するため、書庫を増設する必要があること。

 第二に、書庫を増設するために、関西館第二期施設の整備に着手し、その建築は三段階に分けて行うこと。

 第三に、第二期施設は、全体で延べ面積約六万三千平方メートルとし、その第一段階として、延べ面積約二万五千三百平方メートルを予定すること。

 第四に、第一段階の建設経費の現時点見込み額は、税抜きで、総額百五十八億八百万円であること。

 以上でございます。

 よろしくお願い申し上げます。

笠小委員長 これより懇談に入ります。

    〔午前十時四十八分懇談に入る〕

    〔午前十時四十九分懇談を終わる〕

笠小委員長 これにて懇談を閉じます。

 それでは、平成二十七年度国立国会図書館歳出予算要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定し、議院運営委員会においては、勧告を付さないで議長に送付すべきものとするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

笠小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から御報告いたしますので、御了承願いたいと存じます。

 また、国立国会図書館建築委員会の勧告等に関する件についてでありますが、建築委員会の勧告は、本小委員会としてこれを御了承願い、本勧告の実現促進方につき有効適切な措置を講ぜられるよう要望することとし、議院運営委員会における報告の内容については、小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

笠小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十時五十分散会


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