第1号 平成16年1月16日(金曜日)
本小委員会は平成十五年十一月二十日(木曜日)委員会において、設置することに決した。十一月二十一日
本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
小坂 憲次君 鈴木 恒夫君
村田 吉隆君 小林 興起君
渡辺 具能君 高木 義明君
藤村 修君 長浜 博行君
西 博義君
十一月二十一日
小坂憲次君が委員長の指名で、小委員長に選任された。
平成十六年一月十六日(金曜日)
午後一時一分開議
出席小委員
小委員長 小坂 憲次君
鈴木 恒夫君 村田 吉隆君
小林 興起君 渡辺 具能君
藤村 修君 一川 保夫君
安住 淳君 西 博義君
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議院運営委員 穀田 恵二君
事務総長 駒崎 義弘君
庶務部長 井上 茂男君
庶務部副部長 斉藤 信春君
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平成十五年十二月十八日
小委員高木義明君及び長浜博行君同月十七日委員辞任につき、その補欠として一川保夫君及び安住淳君が委員長の指名で小委員に選任された。
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本日の会議に付した案件
平成十六年度本院予定経費要求の件
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○小坂小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。
本日は、平成十六年度本院予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。
まず、平成十六年度予算に関しまして、昨年十二月二十日、いわゆるトップ会談において、財政当局と協議した結果を御報告いたします。
新議員会館の建設につきまして、昨年八月の庶務小委員会の御協議の方針に基づき、PFI手法で整備する方向として、施設実施設計及び発注条件の検討に必要な経費並びにPFI事業実施方針の策定等を行うための業務支援委託費四億六千八百万円余を要求いたしましたところ、財政当局より、新議員会館の要望の強いことは認識しており、厳しい財政事情や民間の建設動向なども踏まえ、PFI手法を活用しつつ、総建設費については、衆参両院合わせておおむね一千五百億円を目途として極力削減を図っていただくとの前提で認めさせていただく旨の回答があり、要求金額を計上することになりました。
以上、御報告いたします。
次に、衆議院名誉議員胸像設置経費の件について御報告いたします。
本経費につきましては、昨年八月の庶務小委員会における御協議方針に基づきまして、その相当額を衆議院予備経費の項に含めて要求いたしました。
ところが、予算折衝過程におきまして、平成十五年度に引き続き、衆議院予備経費への衆議院名誉議員胸像設置経費相当額を含めた予算計上につきまして、財政当局から難色が示されました。
そこで、私の方から、本経費の趣旨、目的にかんがみまして、名誉議員の胸像の取り扱いについて結論が出ていない以上、平成十三及び十四両年度予算と同様の計上科目ではどうかとの提案を行いましたところ、財政当局から異論がありませんでした。
したがいまして、小委員長におきまして、本経費につきましては、衆議院予備経費の項からその相当額を減額し、衆議院の項の議員会館管理等運営庁費に衆議院名誉議員胸像設置経費として予算計上することといたしました。
なお、衆議院名誉議員の胸像設置の取り扱いにつきましては、今後、本小委員会等において御協議をお願いしたいと存じます。
以上で、私からの報告は終わらせていただきます。
次に、事務総長の説明を求めます。
○駒崎事務総長 平成十六年度の衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。
平成十六年度の本院予定経費要求額は、六百七十三億七千二百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、十億三百万円余の減額となっております。
次に、その概要を御説明申し上げますと、第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、六百四十六億六千万円余を計上いたしております。
この経費は、議員関係の諸経費、職員の人件費並びに事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費であります。
増加した主なものは、議員外交充実強化経費、新議員会館整備を民間資金等活用事業として実施するために必要な業務支援委託費、民間資金等を活用した赤坂議員宿舎整備等事業費等及び衆議院名誉議員胸像設置経費でございます。
一方、減少した主なものは、議員歳費、議員秘書手当及び職員の人件費等でございます。
第二は、本院の施設整備に必要な経費でありまして、二十六億八千四百万円余を計上いたしております。
この主なものは、新議員会館を民間資金等活用事業として整備する方向での実施設計及び発注条件の検討に必要な経費並びに本館本会議場硝子屋根、国会審議テレビ中継装置及び本館等庁舎の整備等に要する経費でございます。
第三は、改革推進公共投資事業償還金の産業投資特別会計へ繰り入れに必要な経費でありまして、二千万円余を計上いたしております。
第四は、国会予備金に必要な経費でありまして、前年度より四千八百万円減の七百万円を計上いたしております。
以上、平成十六年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。
よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
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平成十六年度衆議院予定経費要求書
〔本号末尾に掲載〕
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○小坂小委員長 これより懇談に入ります。
〔午後一時六分懇談に入る〕
〔午後一時十二分懇談を終わる〕
○小坂小委員長 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成十六年度本院予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小坂小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から報告いたしますので、御了承願いたいと存じます。
本日は、これにて散会いたします。
午後一時十三分散会