第1号 平成16年8月5日(木曜日)
本小委員会は平成十六年七月三十日(金曜日)委員会において、設置することに決した。七月三十日
本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
小坂 憲次君 鈴木 恒夫君
村田 吉隆君 小林 興起君
渡辺 具能君 藤村 修君
一川 保夫君 安住 淳君
西 博義君
七月三十日
小坂憲次君が委員長の指名で、小委員長に選任された。
平成十六年八月五日(木曜日)
午後二時開議
出席小委員
小委員長 小坂 憲次君
鈴木 恒夫君 村田 吉隆君
小林 興起君 渡辺 具能君
藤村 修君 一川 保夫君
安住 淳君 西 博義君
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議院運営委員 穀田 恵二君
事務総長 駒崎 義弘君
庶務部長 齊藤 正君
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本日の会議に付した案件
平成十七年度本院予算概算要求の件
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○小坂小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。
本日は、平成十七年度本院予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、事務総長の説明を求めます。
○駒崎事務総長 平成十七年度本院予算概算要求案をお手元にお配りしてございますが、それに従いまして、順次御説明させていただきます。
まず、議員歳費でございます。現在、本年三月の歳費法の改正により、歳費月額は、四月以降、平成十四年度と同水準に据え置かれておりますが、この措置は平成十七年三月まででございますので、平成十七年度予算につきましては、歳費法本則に基づく金額を要求することになります。
二番目の文書通信交通滞在費は、現在、月額百万円でございますが、現行どおり要求させていただきたいと考えております。
三番目の弔慰金でございますが、現行制度どおり要求することでいかがかと考えております。
四番目の立法事務費でございますが、現在、月額六十五万円でございますが、これも現行どおり要求させていただきたいと考えております。
五番目の国会議員鉄道乗車証等経費でございますが、JR乗車パス及び航空機利用に係る現行制度に必要な経費を要求させていただきたいと考えております。
六番目は議員秘書経費でございます。これにつきましては、政策担当秘書以下三名の現行制度における給与等の所要額を要求させていただきたいと考えております。
七番目は、衆議院名誉議員胸像設置経費でございますが、この取り扱いにつきましては、まだ結論をいただいていない段階でございますので、十七年度も本年度予算と同様の要求をさせていただくことでいかがかと考えております。なお、対象者は、従来の原健三郎先生、櫻内義雄先生に加え、中曽根康弘先生の三名分となります。
八番目の海外派遣経費でございますが、これは、議員団派遣に必要な外国旅費及び派遣地での調査活動費でございます。議員外交充実強化の観点から、二班程度の増額を要求することでいかがかと考えております。
それから、次のページになりますが、九番目の議員会館整備でございます。
本件につきましては、民間資金等活用事業、いわゆるPFI事業として整備する方向で、十六年度から十七年度にかけまして、施設実施設計及び発注条件の検討並びに実施に要する業務支援委託を行っているところでございます。議員室一室百平方メートル、総議員室数四百八十室、その他所要の部屋を配し、中低層二棟で高層部約六十メートルとする鉄骨鉄筋コンクリートづくりを前提に計算し、調査検討いたしましたところ、PFI事業としてコスト的に成立する方向性が出ております。したがいまして、十七年度は、PFI事業としての契約に向けた事業費及び業務支援委託費を要求することでいかがかと存じます。
十番目の議員宿舎整備でございます。これはPFIによる赤坂議員宿舎整備等事業に要する経費でございまして、十七年度における仮宿舎提供に要する経費相当額八億七千六百万円を要求させていただきたいと考えております。
十一番目の国会審議テレビ中継関係経費でございますが、一つは、テレビ中継の実施に要する経費でございまして、また、他の一つは、国会審議のインターネット中継の実施に要する経費でございます。十六年度並みの額を要求させていただきたいと考えております。
十二番目の情報化推進関係経費でございますが、議員事務室には衆議院LANに接続したパソコン等情報機器を整備し、立法情報ネットワークシステム及びインターネット等の情報を御利用いただいております。この経費につきましては、衆議院LANの管理運用経費、各議員事務室のパソコンの設置経費及び各種システムの運用経費等を引き続き要求させていただきたいと考えております。
十三番目は、調査機能拡充強化経費でございます。これは主に衆議院調査局の各委員会調査室及び法制局の調査及び立案事務に要する活動費でございます。
十四番目は、職員の人件費で、事務局及び法制局の職員の給与に必要な経費でございます。
十五番目はその他の経費でございますが、これは、議案類印刷費、委員会運営活動費及び議事堂本館を初めとする衆議院各施設の維持管理費等の経常的に必要な経費でございます。なお、来年度も引き続き、低公害車導入に必要な自動車交換経費を要求させていただきたいと考えております。
その次は、(項)衆議院施設費でございます。施設整備費として、新議員会館整備のための樹木移植準備、空調機及び分館その他中央監視装置等整備に要する経費を要求させていただきたいと考えております。
次に、(項)改革推進公共投資事業償還金の産業投資特別会計へ繰り入れに必要な経費であります。これは前年度に引き続き、所要の額を要求させていただきたいと思います。
最後に、(項)衆議院予備経費でございますが、前年度と同額の七百万円を要求させていただきたいと思っております。
以上が概算要求案の説明でございますが、計数につきましては、御協議いただいた方針に基づき八月三十一日までに整理させていただいた上、本院概算要求として提出いたしたいと存じます。
以上でございます。
○小坂小委員長 これより懇談に入ります。
〔午後二時七分懇談に入る〕
〔午後二時二十五分懇談を終わる〕
○小坂小委員長 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成十七年度本院予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することとし、小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小坂小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午後二時二十六分散会