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第2号 平成17年1月19日(水曜日)

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平成十七年一月十九日(水曜日)

    午後一時開議

 出席小委員

   小委員長 山口 俊一君

      鈴木 恒夫君    山本 有二君

      水野 賢一君    小渕 優子君

      筒井 信隆君    城島 正光君

      生方 幸夫君    遠藤 乙彦君

    …………………………………

   議院運営委員       穀田 恵二君

   事務総長         駒崎 義弘君

   庶務部長         齊藤  正君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 平成十七年度本院予定経費要求の件


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     ――――◇―――――

山口小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。

 本日は、平成十七年度本院予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。

 まず、平成十七年度予算に関しまして、昨年十二月二十一日及び二十二日に、財政当局と協議した結果を御報告いたします。

 十二月二十一日のいわゆるトップ会談におきまして、新議員会館建設に関する件について財政当局と協議いたしましたところ、翌二十二日開催される国会等の移転に関する政党間両院協議会の推移を踏まえて、衆参両院の議院運営委員長と田野瀬財務副大臣との間で改めて協議をすることになりました。

 翌二十二日に、川崎議院運営委員長から、国会等の移転に関する政党間両院協議会の「座長とりまとめ」が示されました後、協議が行われました。

 その内容は、おおむね次のとおりであります。

 川崎議院運営委員長より、新議員会館の整備につきまして、国会等の移転に関する政党間両院協議会の「座長とりまとめ」を踏まえて、PFI事業としての施設実施設計及び業務支援委託費等三億八千七百万円余、並びに契約に向けた限度額千五百七十七億五百万円余、年限十五カ年度の国庫債務負担行為を要求いたしました。

 財務副大臣からは、新議員会館の要望の強いことは認識しており、厳しい財政事情の中で新議員会館の整備事業を着手するに当たり、組織、経費及び所管財産等の合理化計画の策定、公表とその推進を図っていただくことを前提としてお認めいたしたいとの回答がありまして、要求金額を計上することになりました。

 なお、川崎議院運営委員長から、新議員会館の整備をPFI事業として実施するに当たり、衆議院予算等の当面の合理化計画の推進に努める旨の発言がありました。

 以上、御報告いたします。

 次に、事務総長の説明を求めます。

駒崎事務総長 平成十七年度の衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。

 平成十七年度の本院予定経費要求額は、六百六十六億四千二百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、七億三千万円余の減額となっております。

 その概要を御説明申し上げますと、第一は、国会の運営に必要な経費でございまして、六百三十九億五千七百万円余を計上いたしております。

 この経費は、議員関係の諸経費、職員の人件費並びに事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費でございます。

 増加した主なものは、議員外交充実強化経費、憲法調査会最終報告書作成等経費及び国会審議テレビ中継装置等整備経費でございます。

 一方、減少した主なものは、職員の人件費及びシステム構築に伴う情報化推進関係経費でございます。

 なお、新議員会館整備を民間資金等活用事業として実施するために必要な業務支援委託費を引き続き計上いたしております。

 第二は、本院の施設整備に必要な経費でありまして、二十四億八千五百万円余を計上いたしております。

 この主なものは、新議員会館を民間資金等活用事業として整備するための施設実施設計費並びに本会議場硝子屋根改修及び分館委員室照明整備等の本館等庁舎の整備等に要する経費でございます。

 第三は、改革推進公共投資事業償還金の産業投資特別会計へ繰り入れに必要な経費でありまして、一億九千二百万円余を計上いたしております。

 第四は、国会予備金に必要な経費でありまして、七百万円を計上いたしております。

 以上、平成十七年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。

 なお、別途、新議員会館整備等事業を実施するため、民間資金等活用衆議院施設整備等事業として、限度額千五百七十七億五百万円余、年限十五カ年度の国庫債務負担行為を要求しております。

 よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。

    ―――――――――――――

 平成十七年度衆議院予定経費要求書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

山口小委員長 これより懇談に入ります。

    〔午後一時四分懇談に入る〕

    〔午後一時七分懇談を終わる〕

山口小委員長 これにて懇談を閉じます。

 それでは、平成十七年度本院予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定するに御異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山口小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。

 なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から報告いたしますので、御了承願いたいと存じます。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後一時八分散会

     ――――◇―――――


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