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第4号 平成18年8月29日(火曜日)

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平成十八年八月二十九日(火曜日)

    午後二時開議

 出席小委員

   小委員長 田野瀬良太郎君

      遠藤 利明君    田村 憲久君

      松本  純君    江渡 聡徳君

      宮澤 洋一君    中川 正春君

      三井 辨雄君    大口 善徳君

    …………………………………

   議院運営委員       穀田 恵二君

   事務総長         駒崎 義弘君

   庶務部長         山本 直和君

   庶務部副部長       坪田 英明君

   庶務部会計課長      辻本 頼昭君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 平成十九年度本院予算概算要求の件


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     ――――◇―――――

田野瀬小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。

 本日は、平成十九年度本院予算概算要求の件について御協議願うことといたします。

 まず、事務総長の説明を求めます。

駒崎事務総長 平成十九年度本院予算概算要求案をお手元にお配りしてございますが、それに従いまして、順次御説明させていただきます。

 一番目の議員歳費から五番目の国会議員鉄道乗車証等経費につきましては、現行どおり要求させていただきたいと考えております。

 六番目の議員秘書経費につきましては、政策担当秘書以下三名の現行制度における給与等の所要額を要求させていただきたいと考えております。

 七番目の海外派遣経費でございますが、これは、議員団派遣に必要な外国旅費及び派遣地での調査活動費でございまして、前年度と同額を要求させていただきたいと考えております。

 八番目は議員会館の整備に要する経費でございます。

 現在、新議員会館整備等事業として、一千百六億円でPFI契約を締結し、事業を進めているところでございます。

 十九年度におきましては、業務支援委託費三千五百万円を引き続き要求させていただきますとともに、PFI契約に基づきまして、仮設駐車場の使用開始に伴う維持管理運営費の支払い及び現在の附属棟の解体工事完了に伴う不動産購入費の支払い分として三億二千六百万円を要求させていただきたいと考えております。

 加えまして、当初、山王坂道路上に整備を予定してまいりました渡り廊下にかわる地下連絡通路の整備及びその維持管理運営等を行うための経費として、平成十九年度国庫債務負担行為として七億五千四百万円を要求させていただきたいと考えております。

 それから、次のページになりますが、九番目は議員宿舎の整備に要する経費でございます。

 PFIによる赤坂議員宿舎整備等事業は、十八年度末には工事が完了し、十九年度当初から入居を始める予定でございます。これに係る維持管理運営費及び不動産購入費を、十一億八千九百万円を要求させていただきたいと考えております。

 また、当事業契約におきましては、施設の完成引き渡し時点で金利の改定を行うこととしておりますが、この改定に伴い、平成十九年度国庫債務負担行為として十五億一千八百万円を要求することとなり、そのうち十九年度の歳出化分として九千四百万円を要求させていただきたいと考えております。

 さらに、PFI事業契約に含まれている百二十五戸の移転費用以外に、残り百七十五戸分の移転費用四千二百万円を別途要求させていただいております。この件につきましては、秋の臨時国会において、新赤坂宿舎の使用料、各会派議員室割り当て等について御協議していただくことになりますが、あわせて、既存議員宿舎からの移転費用の負担基準につきましても御協議願いたいと考えております。

 十番目の国会審議テレビ中継関係経費でございますが、テレビ中継の運営等に要する経費といたしまして、委員室の撮影用カメラの更新経費一億六千七百万円、また、インターネット中継に要する経費といたしまして、中継用システムサーバー等更改整備費八千八百万円を要求させていただきたいと考えております。

 十一番目の情報化推進関係等経費でございますが、立法情報ネットワークシステムをウイルス等から防御するための検疫ネットワークシステム構築経費一億七千七百万円、インターネット提供情報検索システム、いわゆる衆議院ホームページの全面改定とあわせて機器の更新に係る経費二億五千九百万円を要求させていただきたいと考えております。

 また、新会議録作成システム開発等経費でありますが、音声自動認識技術を利用した会議録作成システムのプロトタイプを構築するために必要な経費とともに、開発が先行している参議院のシステムを有効に活用するための調査経費として、合わせて九千五百万円を要求させていただきたいと考えております。

 十二番目は調査機能拡充強化経費でございますが、これは主に調査局及び法制局の調査及び立案事務に要する活動費でございます。

 十三番目は職員の人件費で、事務局及び法制局の職員の給与に必要な経費でございます。

 なお、衆議院事務局等改革小委員会の中間取りまとめにおきまして、平成十七年度の衆議院定員から、五年間で九十五名、五・二九%以上の定員を純減することが決定されておりますので、その方針に基づいて要求させていただきたいと考えております。

 なお、人件費が増額になっておりますのは、定年退職予定者の増加に伴う退職手当の増額によるものであります。

 十四番目はその他の経費でございますが、これは、委員会等国政調査活動経費、議員会館等各施設の維持管理費等の経常的に必要な経費でございます。事務局改革小委員会の中間取りまとめに基づきまして、五台分の自動車運行管理業務を委託する経費二千八百万円を要求させていただきたいと考えております。

 その次は、(項)衆議院施設費でございます。

 PFI以外の施設整備としましては、本館の窓枠の改修、本館の空調設備の改修、第二別館の屋上緑化等に要する経費を要求させていただきたいと考えております。

 最後に、(項)衆議院予備経費でございますが、前年度と同額を要求させていただきたいと考えております。

 以上でございます。

田野瀬小委員長 それでは、これより懇談に入ります。

    〔午後二時七分懇談に入る〕

    〔午後二時四十三分懇談を終わる〕

田野瀬小委員長 それでは、これにて懇談を閉じます。

 それでは、平成十九年度本院予算概算要求の件につきましては、ただいま慎重審議、御協議いただきました方針に基づいて処理することといたしまして、小委員長に御一任願いたいと存じますけれども、御異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田野瀬小委員長 それでは、そのように決定させていただきます。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後二時四十五分散会


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