第1号 平成22年1月15日(金曜日)
本小委員会は平成二十一年十月二十六日(月曜日)委員会において、設置することに決した。十月二十六日
本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
高木 義明君 松崎 公昭君
牧 義夫君 松木けんこう君
横山 北斗君 鷲尾英一郎君
逢沢 一郎君 高木 毅君
遠藤 乙彦君
十月二十六日
高木義明君が委員長の指名で、小委員長に選任された。
平成二十二年一月十五日(金曜日)
午前十時三十一分開議
出席小委員
小委員長 高木 義明君
松崎 公昭君 牧 義夫君
松木けんこう君 横山 北斗君
鷲尾英一郎君 逢沢 一郎君
高木 毅君 遠藤 乙彦君
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議院運営委員 佐々木憲昭君
議院運営委員 中島 隆利君
事務総長 鬼塚 誠君
庶務部長 齋藤 裕人君
庶務部会計課長 中村 実君
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本日の会議に付した案件
平成二十二年度本院予定経費要求の件
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○高木小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十二年度本院予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。
まず、平成二十二年度予算に関しまして、昨年十二月二十二日、いわゆるトップ会談において、財政当局と協議した結果を御報告いたします。
松本議院運営委員長より、「現下の厳しい財政状況については、十分認識しているところであり、衆議院においても、職員定数の純減を図るとともに、調達内容を厳しく吟味するなど、経費の節減に努めている。今後も一層の合理化に努めていく所存である。一方で、国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である国会の一翼を担う衆議院としての職責を十分に遂行し、その使命を達成するために必要な経費の確保について、引き続き求めていかざるを得ない。特に、新議員会館の整備には、今後も、所要の経費が必要となるので、格別の配慮を求めてまいりたい。」旨の発言がございました。
財政当局からは、まず財務副大臣より、「国会は国政上重大な使命を担っており、その活動の重要性は十分認識しているところであり、その使命を果たされるよう、適切に対応してまいりたい。他方で、厳しい財政事情の中、国会においても、なお一層の効率化に取り組んでいただくようお願いをする。」
また、財務大臣より、「厳しい財政事情を理解いただき、国会予算についても、各議院において削減の努力をされていることについては、敬意を表するところである。今後も協力願いたい。」旨の発言がありました。
以上、御報告いたします。
次に、事務総長の説明を求めます。
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平成二十二年度衆議院予定経費要求書
〔本号末尾に掲載〕
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○鬼塚事務総長 平成二十二年度の衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。
平成二十二年度の本院予定経費要求額は、七百八十九億四千五百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、九十三億五千五百万円余の増額となっております。
その概要を御説明申し上げますと、まず、国会の権能行使に必要な経費として四百五十一億一千三百万円余、衆議院の運営に必要な経費として二百十二億八千万円余を計上いたしております。
これらの経費は、議員関係の諸経費、職員の人件費並びに事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費でございます。
増加した主なものは、新議員会館に係る維持管理運営費等、議会開設百二十年記念事業経費でございます。
次に、衆議院施設整備に必要な経費といたしまして十三億八百万円余、民間資金等を活用した衆議院施設整備に必要な経費として百十二億三千七百万円余を計上いたしております。
これらの主なものは、新議員会館等の整備に係る不動産購入費、議事堂本館及び分館等の施設整備費でございます。
次に、国会予備金に必要な経費でございまして、前年度同額の七百万円を計上いたしております。
以上、平成二十二年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。
よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
○高木小委員長 これより懇談に入ります。
〔午前十時三十五分懇談に入る〕
〔午前十時三十七分懇談を終わる〕
○高木小委員長 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成二十二年度本院予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高木小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から御報告いたしますので、御了承願いたいと存じます。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十八分散会