第1号 平成22年11月18日(木曜日)
本小委員会は平成二十二年十月一日(金曜日)委員会において、設置することに決した。十月一日
本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
松野 頼久君 山井 和則君
高山 智司君 村井 宗明君
三谷 光男君 横山 北斗君
菅 義偉君 高木 毅君
遠藤 乙彦君
十月一日
松野頼久君が委員長の指名で、小委員長に選任された。
平成二十二年十一月十八日(木曜日)
午前十一時二十六分開議
出席小委員
小委員長 松野 頼久君
山井 和則君 高山 智司君
村井 宗明君 三谷 光男君
横山 北斗君 菅 義偉君
高木 毅君 遠藤 乙彦君
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議院運営委員 佐々木憲昭君
議院運営委員 服部 良一君
事務総長 鬼塚 誠君
庶務部長 小島 克美君
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本日の会議に付した案件
国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件
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○松野小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。
本日は、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件について御協議願うことといたします。
お手元には、去る十六日の理事会で配付いたしました内閣総理大臣等の特別職の職員の給与改定に準じて、議長、副議長及び議員の歳費月額の引き下げ等を行おうとする案を配付しております。
それでは、御協議をお願いいたします。遠藤乙彦君。
○遠藤(乙)小委員 ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、公明党の修正案の内容を御説明申し上げます。
本年八月の人事院勧告に基づき、政府は、勧告どおり、一般職の給与を一・五%引き下げる法案を今国会に提出いたしました。
去る十六日に議運理事会で配付されました議員歳費の削減案では、公務員給与引き下げに準拠する形で国会議員の歳費を引き下げることとしております。
しかしながら、菅総理は、本年九月の民主党代表選挙の公約において、国家公務員人件費の二割削減に向け、人事院勧告を超えた削減を目指すとしており、配付案は、この公約をほごにするものと言わざるを得ません。
政府は、来年の通常国会に国家公務員給与引き下げ法案を改めて提出したいとの意向を示していますが、国家財政がまことに厳しい現実を考えると、国会議員がまず率先してその範を示すことがなければ、公務員に人事院勧告を超える給与削減を求めることはできません。
したがって、今国会での議員歳費の削減に当たっては、公務員給与削減幅を大幅に超える削減が必要と考え、当面の暫定措置として、一年間、国会議員の歳費を一〇%削減することとしたものであります。
なお、十二月の期末手当が人事院勧告に準拠して減額調整されることにかんがみ、この一〇%削減は、来年一月から実施することとしております。
以上が、提案の趣旨及びその内容であります。
何とぞ、御理解の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○松野小委員長 これより懇談に入ります。
〔午前十一時二十八分懇談に入る〕
〔午前十一時三十分懇談を終わる〕
○松野小委員長 これにて懇談を閉じます。
それでは、内閣総理大臣等の特別職の職員の給与改定に準じて、議長、副議長及び議員の歳費月額の引き下げ等を行おうとする案を小委員会の案と決定するに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○松野小委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。
なお、ただいま小委員会の案と決定いたしました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正の件につきましては、本日の議院運営委員会において、その審査の経過及び結果を私から御報告いたしますので、御了承願います。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時三十一分散会