第1号 平成23年9月14日(水曜日)
本小委員会は平成二十三年九月十三日(火曜日)委員会において、設置することに決した。九月十三日
本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
松野 頼久君 山井 和則君
笠 浩史君 田名部匡代君
糸川 正晃君 鷲尾英一郎君
菅 義偉君 高木 毅君
遠藤 乙彦君
九月十三日
松野頼久君が委員長の指名で、小委員長に選任された。
平成二十三年九月十四日(水曜日)
午前十時三十分開議
出席小委員
小委員長 松野 頼久君
山井 和則君 笠 浩史君
田名部匡代君 糸川 正晃君
鷲尾英一郎君 菅 義偉君
高木 毅君 遠藤 乙彦君
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議院運営委員 佐々木憲昭君
議院運営委員 服部 良一君
事務総長 鬼塚 誠君
庶務部長 小島 克美君
庶務部会計課長 中村 実君
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本日の会議に付した案件
平成二十四年度本院予算概算要求の件
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○松野小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。
本日は、平成二十四年度本院予算概算要求の件について御協議願うことといたします。
まず、事務総長の説明を求めます。
○鬼塚事務総長 平成二十四年度衆議院予算概算要求案をお手元にお配りしてございますが、それに従いまして、順次御説明させていただきます。
それでは、主要事項について御説明いたします。
まず、一番目の議員関係経費につきましては、航空券引換証に係る経費の増加に伴いまして、国会議員鉄道乗車証等に係る経費等が増額となっております。
二番目の議員秘書関係経費につきましては、政策担当秘書以下三名の現行制度における給与等の所要額を要求させていただきたいと考えております。
三番目の海外派遣経費でございますが、これは、議員団の派遣に必要な旅費及び派遣地での調査活動費でございます。
平成二十四年度につきましても、引き続き前年度並みの金額を要求させていただきたいと考えております。
四番目は新議員会館関係経費でございます。
新議員会館につきましては、平成二十四年度に第二期工事が竣工し、地下駐車場等の施設の引き渡しを受けることとなっております。
これに伴いまして、施設の維持管理運営に必要な経費として四十八億一千百万円、割賦元本に必要な経費として七十五億七千万円、合わせて百二十三億八千百万円を要求させていただきたいと考えております。
それから、次のページになりますが、五番目は赤坂議員宿舎関係経費でございます。
平成二十四年度は、引き続き施設の維持管理運営に必要な経費として八億二千万円、割賦元本に必要な経費として四億三百万円、合わせて十二億二千三百万円を要求させていただきたいと考えております。
六番目の議案類印刷費でございますが、これは、委員会議録、法律案及び公報等の印刷購入に必要な経費でございます。
平成二十四年度におきましては、国会活動に支障を生じない範囲で減額し、七億二千百万円を要求させていただきたいと考えております。
七番目の調査機能拡充強化経費でございますが、これは、調査局、法制局等の調査・立案に必要な事務活動費でございます。
八番目の情報システム関係経費につきましては、衆議院の院内LANシステム用のパソコン、サーバー等の更改に必要な経費、国会審議インターネット中継システム用サーバー等の更改に必要な経費等を要求させていただきたいと考えております。
なお、既定経費の見直しによる削減等によりまして、全体として減額となっております。
九番目のその他の庁費・旅費等につきましては、国有資産所在市町村交付金が増額となっておりますが、今年度のアジア・太平洋議員フォーラム、いわゆるAPPF総会の日本開催に係る経費が不要となりますので、既定経費の見直しによる削減とあわせて減額となっております。
十番目の職員人件費につきましては、定年退職予定者の増加に伴う退職手当に係る経費が増額となっております。
十一番目のその他の人件費でございますが、これは、非常勤職員手当等に係る経費でございます。
十二番目のPFI事業以外の施設整備費につきましては、空調機省エネルギー改修に必要な経費、分館委員室テレビ中継放送設備改修に必要な経費等を要求させていただきたいと考えております。
最後に、衆議院予備経費でございますが、前年度と同額を要求させていただきたいと考えております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
○松野小委員長 これより懇談に入ります。
〔午前十時三十四分懇談に入る〕
〔午前十時四十四分懇談を終わる〕
○松野小委員長 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成二十四年度本院予算概算要求の件につきましては、ただいま御協議いただきました方針に基づいて処理することとし、小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松野小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
最後に、原稿にはございませんけれども、ぜひ事務方に一言申し上げます。
国民から預かっている大切な税金であるということにかんがみて、要は、切れるものは切る。かといって、業務が遂行できなくなることはいかがなものかと思いますので、必要なものは必要として要求をしていただいて結構だと思います。
ただ、同じものを買うなら少しでも安くとか、節約の精神を持って予算編成に臨んでいただきたいということを一言申し添えまして、本日は、これにて散会いたします。
午前十時四十五分散会