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第15号 平成14年4月23日(火曜日)

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平成十四年四月二十三日(火曜日)
    正午開議
 出席委員
   委員長 平林 鴻三君
   理事 川崎 二郎君 理事 安住  淳君
   理事 後藤  斎君 理事 桝屋 敬悟君
   理事 黄川田 徹君
      赤城 徳彦君    大野 松茂君
      金子 恭之君    左藤  章君
      新藤 義孝君    滝   実君
      吉野 正芳君    伊藤 忠治君
      島   聡君    田並 胤明君
      武正 公一君    中村 哲治君
      松崎 公昭君    松沢 成文君
      遠藤 和良君    石原健太郎君
      春名 直章君    矢島 恒夫君
      重野 安正君    横光 克彦君
      三村 申吾君
    …………………………………
   総務大臣         片山虎之助君
   総務大臣政務官      滝   実君
   総務委員会専門員     大久保 晄君
    ―――――――――――――
委員の異動
四月二十三日
 辞任         補欠選任
  谷本 龍哉君     金子 恭之君
同日
 辞任         補欠選任
  金子 恭之君     谷本 龍哉君
    ―――――――――――――
四月二十二日
 電波法の一部を改正する法律案(内閣提出第三三号)(参議院送付)
は本委員会に付託された。
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 電波法の一部を改正する法律案(内閣提出第三三号)(参議院送付)


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     ――――◇―――――
平林委員長 これより会議を開きます。
 内閣提出、参議院送付、電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。
 これより趣旨の説明を聴取いたします。片山総務大臣。
    ―――――――――――――
 電波法の一部を改正する法律案
    〔本号末尾に掲載〕
    ―――――――――――――
片山国務大臣 電波法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
 この法律案は、IT革命の進展に伴い深刻化した電波の逼迫状況におきまして、無線アクセスや移動通信サービスなどの発展のために必要な新たな電波ニーズに的確に対応できるよう、電波の再配分など電波の有効利用政策を総合的かつ計画的に推進するため、電波の利用状況を調査し評価等する措置を講ずるとともに、無線局に関する情報の提供制度を拡充するものであります。
 次に、この法律案の概要を御説明申し上げます。
 第一に、総務大臣は、電波がむだなく効率的に利用されているか、また、無線通信の光ファイバーへの転換が可能か否かなど電波の実際の利用状況について、おおむね三年ごとに調査を行い、その結果を公表するとともに、国民のさまざまな意見を踏まえて、電波の有効利用の程度を評価、公表することとしております。また、総務大臣は、電波の再配分を実施した場合に免許人に及ぼす経済的な影響等をあらかじめ調査できることとするとともに、これらの調査のため必要な情報について、免許人から報告を求めることができることとしております。
 第二に、電波行政の透明性の向上を図るとともに、民間分野における電波の有効利用の一層の推進を図るため、総務大臣は、無線局に関する情報の概要をインターネット上で公表することとするほか、無線局に関するより詳細な情報についても、自己の無線局の開設等のため他の無線局との混信調査を行おうとする者からの求めに応じ、混信調査以外の目的への利用等を禁じた上で必要な情報を提供できることとしております。
 以上のほか、所要の規定の整備を行うこととしております。
 なお、この法律は、一部を除き、公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行することとしております。
 以上が、この法律案の提案理由及び内容の概要であります。
 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。
平林委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
 次回は、来る二十五日木曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
    午後零時二分散会


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