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第1号 平成26年10月15日(水曜日)

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本国会召集日(平成二十六年九月二十九日)(月曜日)(午前零時現在)における本委員は、次のとおりである。

   委員長 林田  彪君

   理事 伊東 良孝君 理事 菅原 一秀君

   理事 寺田  稔君 理事 古本伸一郎君

      安藤  裕君    石原 宏高君

      小倉 將信君    小田原 潔君

      鬼木  誠君    金田 勝年君

      神田 憲次君    木原 誠二君

      小島 敏文君    小林 鷹之君

      田野瀬太道君    田畑  毅君

      竹本 直一君    中山 展宏君

      平口  洋君    藤井比早之君

      藤丸  敏君    古川 禎久君

      牧島かれん君    山田 賢司君

      岸本 周平君    玄葉光一郎君

      武正 公一君    古川 元久君

      伊東 信久君    柿沢 未途君

      小池 政就君    伊藤  渉君

      岡本 三成君    斉藤 鉄夫君

      坂元 大輔君    松田  学君

      杉本かずみ君    佐々木憲昭君

      鈴木 克昌君

    ―――――――――――――

九月二十九日

 林田彪君委員長辞任につき、その補欠として古川禎久君が議院において、委員長に選任された。

平成二十六年十月十五日(水曜日)

    午前九時三十分開議

 出席委員

   委員長 古川 禎久君

   理事 後藤 茂之君 理事 菅原 一秀君

   理事 竹本 直一君 理事 寺田  稔君

   理事 平口  洋君 理事 古本伸一郎君

   理事 伊東 信久君 理事 伊藤  渉君

      安藤  裕君    泉原 保二君

      小倉 將信君    小田原 潔君

      鬼木  誠君    金田 勝年君

      神田 憲次君    小島 敏文君

      小林 鷹之君    佐々木 紀君

      柴山 昌彦君    田野瀬太道君

      田畑  毅君    中山 展宏君

      林田  彪君    藤丸  敏君

      牧島かれん君    山田 賢司君

      岸本 周平君    玄葉光一郎君

      武正 公一君    古川 元久君

      柿沢 未途君    小池 政就君

      斉藤 鉄夫君    坂元 大輔君

      松田  学君    杉本かずみ君

      佐々木憲昭君    鈴木 克昌君

    …………………………………

   財務大臣

   国務大臣

   (金融担当)       麻生 太郎君

   内閣府副大臣       赤澤 亮正君

   財務副大臣        御法川信英君

   財務副大臣        宮下 一郎君

   内閣府大臣政務官     越智 隆雄君

   財務大臣政務官      大家 敏志君

   財務大臣政務官      竹谷とし子君

   財務金融委員会専門員   関根  弘君

    ―――――――――――――

委員の異動

九月二十九日

 辞任         補欠選任

  伊東 良孝君     後藤 茂之君

  石原 宏高君     柴山 昌彦君

十月十五日

 辞任         補欠選任

  木原 誠二君     佐々木 紀君

  藤井比早之君     泉原 保二君

  岡本 三成君     國重  徹君

同日

 辞任         補欠選任

  泉原 保二君     藤井比早之君

  佐々木 紀君     木原 誠二君

  國重  徹君     岡本 三成君

同日

 伊東信久君が理事に当選した。

同日

 理事越智隆雄君及び御法川信英君九月四日委員辞任につき、その補欠として後藤茂之君及び平口洋君が理事に当選した。

同日

 理事竹内譲君九月二十六日委員辞任につき、その補欠として伊藤渉君が理事に当選した。

同日

 理事伊東良孝君九月二十九日委員辞任につき、その補欠として竹本直一君が理事に当選した。

    ―――――――――――――

九月二十九日

 租税特別措置法の一部を改正する法律案(桜内文城君外二名提出、第百八十三回国会衆法第三七号)

 国の責任ある財政運営の確保等に関する法律案(桜内文城君外一名提出、第百八十五回国会衆法第八号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 理事の補欠選任

 国政調査承認要求に関する件


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     ――――◇―――――

古川委員長 これより会議を開きます。

 この際、一言御挨拶を申し上げます。

 このたび財務金融委員長の重責を担うことになりました古川禎久でございます。

 現在、我が国は、大胆な金融緩和のもと、デフレ脱却を確実なものとし、持続的な経済成長を実現すべく、官民を挙げて全力で取り組んでいるところでありますが、金融政策のみならず、財政の健全化や税制改革など、当委員会が取り組むべき課題はまことに重大なものがあります。

 こうした状況のもと、委員長として、当委員会の重要性を認識しますとともに、委員各位の御理解、御協力をいただきまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと存じますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

     ――――◇―――――

古川委員長 この際、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。

 委員の異動に伴い、現在理事が五名欠員になっております。その補欠選任につきましては、去る七月二十四日の議院運営委員会理事会における理事の各会派割当基準の変更に基づいて選任することとし、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

古川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 それでは、理事に

      後藤 茂之君    竹本 直一君

      平口  洋君    伊東 信久君

   及び 伊藤  渉君

を指名いたします。

     ――――◇―――――

古川委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。

 財政に関する事項

 税制に関する事項

 関税に関する事項

 外国為替に関する事項

 国有財産に関する事項

 たばこ事業及び塩事業に関する事項

 印刷事業に関する事項

 造幣事業に関する事項

 金融に関する事項

 証券取引に関する事項

以上の各事項につきまして、今会期中国政に関する調査を行うため、議長に対し、国政調査承認要求を行うこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

古川委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

     ――――◇―――――

古川委員長 この際、麻生財務大臣兼金融担当大臣、宮下財務副大臣、御法川財務副大臣、赤澤内閣府副大臣、大家財務大臣政務官、竹谷財務大臣政務官及び越智内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。財務大臣兼金融担当大臣麻生太郎君。

麻生国務大臣 財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎であります。

 本委員会の開催に当たり、一言御挨拶をさせていただきます。

 第二次安倍内閣におきましては、これまで、長引くデフレ不況からの脱却と経済再生の実現に向け、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略から成る三本の矢を一体的かつ強力に実行しており、その効果は確実にあらわれてきておると存じます。足元の経済状況は、このところ一部に弱さが見られるものの、緩やかな回復基調が続いており、また、近年にない賃上げの動きも広がっております。

 こうした動きを持続的な経済成長につなげていくためには、成長戦略の着実な実行により、企業収益の改善を、賃上げ、配当を通じた所得の拡大と雇用の拡大につなげていかなければなりません。それが消費の拡大、そしてさらなる投資を生んで収益拡大につながるという、経済の好循環をさらに拡大して実現していくことが重要であろうと存じます。

 民需主導の持続的な成長を実現するためには、財政健全化を通じて、国債に対する信認を確保し、長期金利が急上昇するリスクに対応することが必要です。また、家計や企業の財政に対する不安を解消し、個人消費や民間投資の拡大を促していくことも重要であります。

 このためにも、国、地方を合わせた基礎的財政収支について、二〇一五年度までに二〇一〇年度に比べて赤字の対GDP比を半減、二〇二〇年度までに黒字化、その後の債務残高対GDP比の安定的な引き下げを目指すという財政健全化目標の実現に向け、引き続き、歳出歳入両面における取り組みを進めてまいりたいと存じます。

 平成二十七年度予算は、二〇一五年度の財政健全化目標を確実に達成しなければならない予算となります。あわせて、民需主導の経済成長を実現するとともに、人口減少克服、地方創生に取り組んでいかなければなりません。このため、社会保障支出を含め、聖域を設けず見直しを行い、予算の中身をさらに大胆に重点化、効率化してまいります。

 消費税率の引き上げは、国の信認を維持するとともに、社会保障制度をしっかりと次世代に引き渡し、子ども・子育て支援を充実していくためのものであります。消費税率一〇%への引き上げにつきましては、経済状況等を総合的に勘案しながら、本年中に適切に判断してまいりたいと存じます。

 続いて、現下の金融行政について申し上げます。

 デフレ不況脱却、経済の持続的成長に向けた取り組みを強力に進めていく上で、地方を初め日本全体で資金が円滑に供給されるよう、直接金融と間接金融のそれぞれが適切に資金仲介機能を発揮していくことが重要であります。このため、金融機関に対し、事業性を重視した融資に取り組むこと、さらに、関係者と連携して融資先企業の経営改善支援に積極的に取り組むこと等を促してまいりたいと存じます。

 また、六月に改訂した日本再興戦略を踏まえ、一千六百兆円を超える家計金融資産が成長マネーに向かう好循環の確立、アジアの潜在力発揮、日本との一体的な成長、起業の促進、企業の競争力強化という考え方のもと、NISAの普及促進やアジアの金融インフラ整備支援、コーポレートガバナンス・コードの策定などの施策に取り組んでまいります。

 現在、日本の金融システムは、総体として健全であり、安定いたしておりますが、内外の経済、市場動向や、それが日本の金融システムに与える影響につきましては、引き続き、高い関心を持って注視してまいります。

 今後、御審議をお願いすることを予定しております法律案は、財務省関連の関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び経済上の連携に関する日本国とオーストラリアとの間の協定に基づく申告原産品に係る情報の提供等に関する法律案であります。

 法律案の詳しい内容につきましては、今後改めて御説明いたしますので、よろしくお願いを申し上げます。

 今後とも、皆様方のお力添えを得て、政策運営に最善を尽くしてまいる所存であります。

 古川委員長を初め委員各位におかれましては、御理解と御協力のほどをお願い申し上げます。(拍手)

古川委員長 財務副大臣宮下一郎君。

宮下副大臣 このたび財務副大臣を拝命いたしました宮下一郎でございます。

 重責を果たすべく、麻生大臣の御指示を仰ぎつつ、御法川副大臣、また両政務官とともに、職務の遂行に全力で取り組んでまいる所存でございます。

 古川委員長並びに委員の先生方におかれましては、御指導、御鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

古川委員長 財務副大臣御法川信英君。

御法川副大臣 このたび財務副大臣を拝命いたしました御法川信英でございます。

 経済財政運営上のさまざまな課題に応えるべく、大臣の御指示を仰ぎつつ、宮下副大臣、赤澤副大臣とともに、誠心誠意、職務の遂行に当たる所存でございます。

 古川委員長を初め委員の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。

 以上でございます。(拍手)

古川委員長 内閣府副大臣赤澤亮正君。

赤澤副大臣 おはようございます。

 内閣府副大臣を拝命いたしました赤澤亮正でございます。麻生大臣のもとで、越智政務官とともに金融を担当させていただきます。

 古川委員長を初め理事、委員の先生方の御指導のもと、職務を全うさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いをいたします。(拍手)

古川委員長 財務大臣政務官大家敏志君。

大家大臣政務官 おはようございます。

 このたび財務大臣政務官を拝命いたしました大家敏志でございます。

 竹谷大臣政務官とともに、麻生大臣を補佐しつつ、職務の遂行に全力を尽くしてまいる所存でございます。

 古川委員長を初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

古川委員長 財務大臣政務官竹谷とし子君。

竹谷大臣政務官 おはようございます。

 このたび財務大臣政務官を拝命いたしました竹谷とし子でございます。

 大家財務大臣政務官とともに、大臣を補佐しつつ、職務の遂行に傾注してまいる所存でございます。

 古川委員長を初め委員の皆様の御指導、御鞭撻、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

古川委員長 内閣府大臣政務官越智隆雄君。

越智大臣政務官 皆様、おはようございます。

 内閣府大臣政務官を拝命いたしました越智隆雄でございます。金融を担当させていただきます。

 赤澤副大臣とともに、麻生大臣を補佐し、全力で職務を遂行してまいる所存でございます。

 古川委員長を初め理事、委員の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。

 ありがとうございます。(拍手)

古川委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前九時四十一分散会


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