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第19号 平成23年8月31日(水曜日)

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平成二十三年八月三十一日(水曜日)

    午前十時四十二分開議

 出席委員

   委員長 田中眞紀子君

   理事 糸川 正晃君 理事 金森  正君

   理事 高井 美穂君 理事 野木  実君

   理事 松崎 哲久君 理事 下村 博文君

   理事 馳   浩君 理事 池坊 保子君

      石井登志郎君    大山 昌宏君

      奥村 展三君    川口  浩君

      木村たけつか君    城井  崇君

      熊谷 貞俊君    笹木 竜三君

      瑞慶覧長敏君    高野  守君

      中屋 大介君    平山 泰朗君

      松宮  勲君    村上 史好君

      室井 秀子君    本村賢太郎君

      山田 良司君    笠  浩史君

      和嶋 未希君    あべ 俊子君

      遠藤 利明君    河村 建夫君

      塩谷  立君   田野瀬良太郎君

      永岡 桂子君    古屋 圭司君

      松野 博一君    富田 茂之君

      宮本 岳志君    城内  実君

      土肥 隆一君

    …………………………………

   文部科学大臣       高木 義明君

   文部科学副大臣      笹木 竜三君

   文部科学大臣政務官    笠  浩史君

   文部科学委員会専門員   佐々木 努君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 閉会中審査に関する件

 文部科学行政の基本施策に関する件


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     ――――◇―――――

田中委員長 これより会議を開きます。

 文部科学行政の基本施策に関する件について調査を進めます。

 この際、政府から発言を求められておりますので、これを許します。高木文部科学大臣。

高木国務大臣 高等学校等就学支援金制度は、我が国において後期中等教育段階の学びに励んでいる生徒をひとしく支援するために、各種学校である外国人学校についても制度の対象としています。これは、教育についてのすべての者の権利をうたっている国際人権A規約の精神に沿うものであります。

 昨年十一月末までに申請がなされた朝鮮高級学校に関する審査手続については、昨年十一月の北朝鮮による砲撃を踏まえ、一たん停止をしてきたところであります。

 その後、約九カ月が経過しましたが、その間に、北朝鮮が昨年十一月の砲撃に匹敵するような同様の軍事力を用いた行動をとっておらず、また、七月に南北対話が行われ、さらに、米朝対話が行われるなど、北朝鮮と各国との対話の動きが生じています。

 これらを踏まえ、総理が、官房長官、外務大臣と相談の上、事態は昨年十一月の北朝鮮の砲撃以前の状況に戻ったと総合的に判断できる状況になったと判断されました。

 このため、去る八月二十九日に総理の指示を受け、朝鮮高級学校の審査手続を再開することといたしました。

 現在、全十校からの申請を受理しているところであり、今後、昨年十一月五日に決定した指定に関する基準や手続等を定めた規程に基づき、厳正な審査を行い、高等学校等就学支援金制度の対象として指定するかどうかを判断してまいります。

     ――――◇―――――

田中委員長 この際、御報告いたします。

 本会期中、当委員会に付託されました請願は全部で百八十五件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会等におきまして慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。

 なお、お手元に配付いたしましたとおり、本会期中、当委員会に参考送付されました陳情書は、義務教育費国庫負担制度堅持と負担率二分の一への復元、就学援助制度充実、教育予算の確保と拡充に関する陳情書外十二件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、新たな教職員定数改善計画案の着実な推進を求める意見書外四百二十三件であります。

     ――――◇―――――

田中委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。

 まず、第百七十四回国会、下村博文君外三名提出、教育公務員特例法の一部を改正する法律案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

田中委員長 起立多数。よって、そのように決しました。

 次に

 参議院提出、東日本大震災に対処するための私立の学校等の用に供される建物等の災害復旧等に関する特別の助成措置等に関する法律案並びに

 文部科学行政の基本施策に関する件

 生涯学習に関する件

 学校教育に関する件

 科学技術及び学術の振興に関する件

 科学技術の研究開発に関する件

 文化、スポーツ振興及び青少年に関する件

以上の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。

 まず、閉会中審査のため、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査のため、参考人から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その人選及び日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

田中委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十時四十八分散会


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