衆議院

メインへスキップ



第2号 平成26年3月27日(木曜日)

会議録本文へ
平成二十六年三月二十七日(木曜日)

    午前十一時十分開議

 出席委員

   委員長 竹本 直一君

   理事 丹羽 秀樹君 理事 三原 朝彦君

   理事 宮下 一郎君 理事 渡辺 博道君

   理事 福田 昭夫君 理事 伊東 信久君

   理事 伊藤  渉君

      大串 正樹君    大野敬太郎君

      加藤 寛治君    神田 憲次君

      小林 史明君    関  芳弘君

      武村 展英君    渡海紀三朗君

      福田 達夫君    船橋 利実君

      前田 一男君    宮崎 謙介君

      武藤 容治君    村井 英樹君

      八木 哲也君    簗  和生君

      山下 貴司君    山田 賢司君

      小川 淳也君    大島  敦君

      大西 健介君    古川 元久君

      鈴木 義弘君    高橋 みほ君

      伊佐 進一君    輿水 恵一君

      佐藤 正夫君    小池 政就君

      宮本 岳志君    青木  愛君

    …………………………………

   国務大臣

   (科学技術政策担当)

   (宇宙政策担当)

   (情報通信技術(IT)政策担当)         山本 一太君

   内閣府副大臣       後藤田正純君

   内閣府大臣政務官     亀岡 偉民君

    ―――――――――――――

委員の異動

二月五日

 辞任         補欠選任

  細野 豪志君     小川 淳也君

三月二十七日

 辞任         補欠選任

  津村 啓介君     大西 健介君

  柏倉 祐司君     佐藤 正夫君

同日

 辞任         補欠選任

  大西 健介君     津村 啓介君

  佐藤 正夫君     柏倉 祐司君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件


このページのトップに戻る

     ――――◇―――――

竹本委員長 これより会議を開きます。

 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策に関する件について調査を進めます。

 山本国務大臣から所信を聴取いたします。山本国務大臣。

山本国務大臣 科学技術政策、宇宙政策を担当する内閣府特命担当大臣及び情報通信技術政策担当大臣として、所信の一端を申し述べます。

 科学技術・イノベーションは、この国の未来の形を決める鍵であり、我が国が直面する課題を乗り越えるための切り札です。

 そのため、総合科学技術会議の司令塔機能の抜本的強化を図り、科学技術・イノベーション政策を強力に推進してまいります。

 特に、予算面の取り組みとして、総合科学技術会議による政府全体の科学技術関係予算の主導、戦略的イノベーション創造プログラム、SIP及び革新的研究開発推進プログラム、ImPACTの具体化という三本の柱について、引き続き強力に推進してまいります。

 さらに、世界最高水準の新たな研究開発法人制度の創設、イノベーション創出のための環境整備に取り組んでまいります。

 宇宙政策について申し上げます。

 本年は宇宙基本計画の二年目となります。宇宙利用の拡大と自律性の確保を基本的な方針として、引き続き宇宙基本計画の実現に向けて着実に取り組んでまいります。

 司令塔である内閣府を中心に、関係省庁が連携しながら、総理の指示に基づき、研究開発重視から出口を見据えた利用拡大重視への転換に向け、国家戦略として強力に推進してまいります。

 IT政策については、IT総合戦略本部や新戦略推進専門調査会等での議論や推進管理を通じ、世界最先端IT国家創造宣言で定めた、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックまでの世界最高水準のIT利活用社会の実現に向け、政府CIOとともに取り組んでまいります。

 また、パーソナルデータについては、昨年十二月にIT総合戦略本部において決定した制度見直し方針に基づき、個人情報及びプライバシーを保護しつつ、パーソナルデータの利活用を促進するための取り組みを着実に推進してまいります。

 知的財産戦略については、昨年六月に知的財産政策に関する基本方針を閣議決定するとともに、これを踏まえた知的財産政策ビジョンを知的財産戦略本部において決定いたしました。当該ビジョンに基づく各施策について、その検証、評価を着実かつ不断に実施していくこととし、特に職務発明制度や営業秘密保護、さらにはコンテンツの海外展開といった重要な分野については、知的財産戦略本部の主導のもと、その実施を強力に推進してまいります。

 原子力委員会については、原子力をめぐる環境が大きく変化したことを踏まえ、そのあり方の見直しに取り組んでまいります。

 竹本委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

竹本委員長 以上で大臣の所信表明は終わりました。

 次に、平成二十六年度科学技術関係予算の概要について説明を聴取いたします。後藤田内閣府副大臣。

後藤田副大臣 内閣府副大臣の後藤田でございます。

 科学技術政策、宇宙政策、情報通信技術政策及び知的財産戦略等を担当する副大臣として、山本大臣を補佐し、科学技術・イノベーションの推進に向けて力を尽くしてまいりたいと思います。

 竹本委員長を初め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願いいたします。

 平成二十六年度科学技術関係予算につきまして、その概要を説明いたします。

 平成二十六年度の科学技術関係予算の総額は三兆六千二百六十四億円となっております。このうち、一般会計分が三兆二百三十億円、特別会計分が六千三十四億円となっております。この一般会計のうち、科学技術関係予算の中核となる科学技術振興費が一兆三千三百七十二億円となっております。

 平成二十六年度科学技術関係予算の編成に当たっては、昨年六月に閣議決定した科学技術イノベーション総合戦略を確実に実行に移すべく、総合科学技術会議が司令塔機能を発揮して、予算戦略会議を新たに設置し、資源配分の方針を策定するなど、関係府省の取り組みを主導してきました。

 具体的には、今回の予算におきまして、総合科学技術会議が府省や分野の枠を超えてみずから予算配分し、基礎研究から実用化、事業化までを見据えた研究開発等を推進する戦略的イノベーション創造プログラム、いわゆるSIPの実施等に必要な経費を新たに内閣府に計上いたしました。

 また、エネルギー、健康長寿、次世代インフラ、地域資源、復興再生といった重要課題の解決に向けた取り組みやイノベーションに適した環境創出に向けた取り組み等の推進に必要な経費を関係府省に計上しております。

 以上で平成二十六年度科学技術関係予算の説明を終わります。よろしくお願いをいたします。(拍手)

竹本委員長 以上で説明は終わりました。

 次に、亀岡内閣府大臣政務官から発言を求められておりますので、これを許します。亀岡内閣府大臣政務官。

亀岡大臣政務官 内閣府大臣政務官の亀岡です。

 科学技術政策、宇宙政策、情報通信技術政策及び知的財産戦略等を担当する大臣政務官として、山本大臣、後藤田副大臣を支え、しっかりと科学技術・イノベーションの推進に向けて力を尽くしてまいりたいと思いますので、竹本委員長を初め、理事の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

竹本委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時十六分散会


このページのトップに戻る
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.