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答弁本文情報

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平成二十三年七月十九日受領
答弁第三〇四号

  内閣衆質一七七第三〇四号
  平成二十三年七月十九日
内閣総理大臣 菅 直人

       衆議院議長 横路孝弘 殿

衆議院議員照屋寛徳君提出垂直離着陸機MV22オスプレイの耐空性基準に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員照屋寛徳君提出垂直離着陸機MV22オスプレイの耐空性基準に関する質問に対する答弁書



一について

 御指摘の三点については、米国の民間の研究機関である米国防衛分析研究所の元首席分析官レックス・リボロ氏が、二千九年六月二十三日(現地時間)の米国下院監視・政府改革委員会公聴会において発言したものであると承知しているが、政府として、個人の発言内容について説明する立場になく、また、米国議会における議事内容について見解を述べることは差し控えたい。いずれにせよ、垂直離着陸機MV二二オスプレイ(以下「MV二二」という。)の安全性等については、引き続き、米国政府に対して、更なる情報の提供を求め、詳細な情報把握に努めているところである。

二について

 政府として、米側よりお尋ねの「報告」は受けていない。

三について

 オートローテーションとは、回転翼航空機が運動中、その揚力を受け持つ回転翼が完全に空力のみによって駆動される飛行状態をいうものであると承知している。また、御指摘の「ヘリコプターが「オートローテーション機能」を損失した場合」の意味するところが必ずしも明らかではないが、回転翼航空機において、飛行中に全エンジンが不作動となった状態で、オートローテーションによる飛行に移行しない場合は、安全な着陸に支障を来す可能性があるものと考えられる。

四について

 お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、MV二二の安全性等に関しては、引き続き、米国政府に対して、更なる情報の提供を求め、詳細な情報把握に努めているところである。

五について

 お尋ねの米国政府とのやりとりの詳細について明らかにすることは、同国との関係もあり、差し控えたいが、沖縄県や宜野湾市に対しては、同国政府から得られたMV二二の安全性や騒音等に関する情報について、できるだけ速やかに説明を行ってまいりたい。



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