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昭和二十五年三月三十一日提出
質問第一〇八号

 気象事業拡充に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年三月三十一日

提出者  上村 (注)

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




気象事業拡充に関する質問主意書


 わが国は世界でも有数な気象災害国であり、昨年九月一日来襲したキテイ台風で受けた被害は、土木関係だけでも一五〇億円といわれ、その他工業、農業、漁業等にも多大な損害を與えている。又自発的災害は、二十一、二十二、二十三年と年々増加する一方で、国土は益々荒廃してゆくにもかかわらず、政府は、この被害を防止しようとせず、反対に二十四年八月に職員をかく首し、気象事業を縮少し、本来の目的である民生協力は不可能な状態になりつつある。

 今年も雨季が迫つておりさし迫る自然の脅威に対し、政府は二十五年度の計画として、気象事業拡充について具体的にいかなる措置を講じておるか。
 又、気象事業拡充に関する請願が昭和二十四年十二月三日本会議の議決を経たが、政府はその後どのような行政処置を講じられたか。

 右質問する。





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