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昭和二十五年十一月二十九日提出
質問第八五号

 血液売買に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年十一月二十九日

提出者  (注)田甚太(注)

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




血液売買に関する質問主意書


一 東京都葛飾区奥戸町にある日本製薬奥戸工場では、人体より血液を買う商売をしているそうだが、事実か。
二 そのおり、一合の血が七〇〇円で買い取られるようになつているはずだが、一部看護婦と地方暴力団が協力して、血を売つた人に一合につき四〇〇円しか支拂わないそうだ。このような日本人の血液が国連等に売られるときには、一合につき一、五〇〇円になつているとのことだが、右は事実であるか。事実であるとせば、政府の指示によるものか。
三 なお、血液売買についての関係法規、血液を売らねばならない必要に迫られている人々の階級層、このような事業をいつごろから始めたか、又血を売る人々が職業化していないか。血液を売つた人々のその後の人体への影響等、政府は、事人命に関する問題であるから、もつと明確な答弁書を作成してほしい。

 右質問する。





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