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昭和二十五年十二月一日提出質問第一三九号
麦の追加供出後の対策に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十五年十二月一日
提出者 風早八十二
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
麦の追加供出後の対策に関する質問主意書
東京都下日野町の麦の追加割当は、本年度において二、五二一石三斗である。今年度は赤さび病で七割減收となつているが、町当局はこの実情を無視して供出をやつたので、そのため、農民は次のような方法で供出した。
1 買入れて供出したもの
2 親せきから借りて供出したもの
3 おかぼの早苅りで交換して供出したもの
このような実情に対して、政府はいかなる対策を講ずるか。
又、供出した結果保有量が減つたので、一箇月の増加を要求し、又、五等麦によつてなされた還元配給をなされているが、手持金がないため断つている。これに対する対策如何。
右質問する。