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昭和三十一年五月二十一日提出
質問第一〇号

 今次の日ソ漁業交渉特に沿海洲漁業に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和三十一年五月二十一日

提出者  佐々木良作

          衆議院議長 (注)谷秀次 殿




今次の日ソ漁業交渉特に沿海洲漁業に関する質問主意書


 兵庫県香住港は、日本海沿岸における中型底びき網漁業の中心地であり、これによつて生活する人口は三万数千名に達しているが、戦後漁場の荒廃と不当なる李ライン等による漁場の喪失により生活は極度に急迫している。
 戦前の昭和八年に兵庫県沿海洲出漁船組合を結成して毎年沿海洲沖に出漁を続け多大の成果をあげてきたのであつたが、昭和十六年大戦のぼつ発により中止し今日に至つている。
 すでに内地漁場の荒廃、李ラインによる漁場の喪失等の現状においては、このまま推移すれば破滅の外なく、これが打開策としてぜひとも沿海洲漁業の再開を熱望せざるを得ないのであり、このため香住地区漁民は代表を派遣して数次にわたり水産庁方面と打合せ協議を続けてきた。
 今次の日ソ漁業交渉において、北洋漁業にはなんらかの解決を見たかに伝えられているが、それに関連して次のことを伺いたい。

一 この日ソ漁業交渉に沿海洲漁業が問題となつたかどうか。
二 とくに近い将来これが解決にいかなる具体策を持つているか。

 右質問する。





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