質問本文情報
昭和三十六年二月一日提出質問第三号
航空自衛隊施設整備等に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和三十六年二月一日
提出者 足鹿 覺
衆議院議長 ※(注)※(注)一※(注) 殿
航空自衛隊施設整備等に関する質問主意書
一 昭和三十六年度における航空自衛隊の施設整備計画の内容(新設又は、拡張の個所、名称、経費、規模等)について明らかにされたい。
二 右施設整備計画中、鳥取県境港市に設置されている輸送航空団飛行場の滑走路を新設又は拡張して、ジェット機戦闘実戦基地とする計画といわれているが、事実か否か明らかにするとともに新設又は拡張する場合の計画を詳細に明示し、次の事項について明らかにされたい。
(一) 測量、着工、完成の予定年月日
(二) 新設又は拡張が、目下進行中の中海干拓淡水化事業計画に重大な影響を及ぼすと考えられるが、農林省等関係省と連絡協議等を行なつたかどうか。
(三) 昭和三十五年八月、源田空将が美保基地を訪れた目的は何か。
(四) 本年一月、島根県庁に航空自衛隊美保基地輸送航空団基地業務群本部吉野静夫二等空尉を派遣した事実があるが、その目的は何か。
(五) 本年一月美保基地周辺の国有地と民有地の境界調査の測量が行なわれているが、その目的は何か。
(六) 公有水面埋立法に基づき、建設大臣等より鳥取、島根両県知事に対し、所要の手続きを要請した事実の有無及び今後の方針。
三 美保飛行場の拡張又は新設に伴う漁業補償その他補償に対する方針及び具体的措置。
四 ジェット機による教育施設、騒音防止対策工事費補助金中、美保基地関係の計画及び予定する金額を明らかにされたい。
五 美保飛行場に新しく設置されんとする航空自衛隊の名称及び配属される機種、自衛隊員の員数並びにその規模等に関係ある必要な事項と方針を明らかにされたい。
右質問する。