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昭和四十八年三月十四日提出質問第六号
核兵器と憲法との関係に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和四十八年三月十四日
提出者 永末英一
衆議院議長 中村梅吉 殿
核兵器と憲法との関係に関する質問主意書
三月十三日の衆議院予算委員会において、田中総理は私の質問に答え、「核兵器は攻撃的な兵器」であり、「憲法に背反」するとの見解を明らかにされた。
この見解は、これまで政府が、昭和三十二年五月参議院予算委員会での岸首相の発言、昭和三十九年三月参議院予算委員会での林内閣法制局長官の発言、昭和四十年十二月参議院日韓特別委員会での佐藤首相ならびに高※(注)内閣法制局長官の発言等で明らかにしてきた「防衛目的に限つた戦術核兵器は合憲」という見解を政府自ら変更したものと考えられるがどうか。
右質問する。