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昭和六十年十二月十二日提出質問第二〇号
簡易な公共下水道事業推進に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和六十年十二月十二日
提出者 小沢貞孝
衆議院議長 坂田道太 殿
簡易な公共下水道事業推進に関する質問主意書
公共下水道は、現在、河川・湖沼・海域の水質保全及び生活環境の改善に大きな役割を果たしつつあります。そのため、公共下水道の整備促進は、都市・農山漁村の区別なく、国民が等しく要望しているところであります。特に、人口千人前後のところで、近年、下水道整備の要望が強くなつています。
建設省は、昭和六十一年度新規事業で、この要望に対応するため、簡易な公共下水道事業の構想をもつているやに聞いています。この構想は、まさに、当を得た期待の大きな施策であると思考するものであります。
ついては、公共下水道事業の促進はもとより、この簡易な公共下水道事業推進について、次のとおり質問する。
一 政府は、昭和六十一年度、公共下水道事業予算の確保はもとより、新規事業として、小規模な公共下水道事業の実施に当たつては、多くの地点でできるようにして、国民の期待にこたえるべきと考えるが、どうか。
右質問する。