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平成三年五月八日提出
質問第一五号

 新中期防衛力整備計画等に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  平成三年五月八日

提出者  竹内勝彦

          衆議院議長 櫻内義雄 殿




新中期防衛力整備計画等に関する質問主意書


 今年度を初年度とする新中期防衛力整備計画の中に早期警戒管制機(AWACS)を四機導入することが決定されているが、最近、早期警戒管制機を生産している米社が生産ラインを閉鎖する旨が伝えられている。このため今後の早期警戒管制機導入の見通しが危ぶまれている。このことは新中期防衛力整備計画全体にも大きな影響を及ぼしていく問題である。
 また近年、防衛大学校卒業生のうち、自衛官への任官辞退者が増加の傾向にあり、自衛官定員の縮小問題とともに、防衛大学校の定員の在り方についても課題がある。
 従って、新中期防衛力整備計画等に関して、以下質問する。

一 早期警戒管制機導入について
 1 米国のボーイング社の意向を政府として確認したのか。
 2 来年度以降の早期警戒管制機導入計画に、どのような影響が出ると考えているのか。
 3 訪米した池田防衛庁長官とディック・チェイニー米国防長官が、日米防衛首脳協議を行った際、早期警戒管制機の問題について何らか善後策等が話し合われたか。また、その内容はどうか。
 4 早期警戒管制機の導入計画の見送りはあり得るのか。
 5 早期警戒管制機の問題に関連して新中期防衛力整備計画の見直しはあるのか。
二 防衛大学校について
 1 防衛大学校の過去五年間の入校者数、卒業者数及び卒業時における任官辞退者数の推移について伺う。
 2 防衛大学校以外の一般大学等卒業者で、幹部候補生として自衛官に任官した人数は、過去五年間どれくらいいるのか推移を伺う。
 3 一般大学出身者を幹部自衛官に任用することについてはどのような考え方か。
 4 近年防衛大学校卒業生の任官辞退者数が増加し、昨年度は九十四名と最高の数になったが、この事態についてどう分析しているのか。
 5 新中期防衛力整備計画の中に「将来における人的資源の制約の増大等を勘案して、自衛官定数を含む防衛力の在り方について検討を行い、本計画期間中に結論を得るものとする。」と記されているが、いつから見直しを始めるのか。その場合、幹部候補生としての防衛大学校の入学定員も当然縮小する必要があると考えるがどうか。

 右質問する。





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