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答弁本文情報

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昭和二十五年七月二十八日受領
答弁第四七号
(質問の 四七)

  内閣衆質第三九号
     昭和二十五年七月二十八日
内閣総理大臣 吉田 茂

         衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿

衆議院議員並木芳雄君提出船舶戰争保險制度に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員並木芳雄君提出船舶戰争保險制度に関する質問に対する答弁書



 韓国水域就航船舶に対する戰争保險については、保險会社が戰争危險担保特約付船舶保險を引受けた場合、政府において、戰争危險についても再保險する途を開くこととし、目下手続中である。その方法としては昭和二十五年度の予算に計上されている三十億円を限度とする「国庫債務負担行為、船舶及び積荷保險再保險」に基いて、現に東亜火災海上再保險株式会社との間に締結されている海上保險の再保險契約を改訂し、担保危險の範囲を拡張することにより、保險会社の引受けた戰争危險に因る損害で二億円を超える部分を政府において負担することとし、以て保險会社の戰争危險の引受を円滑ならしめようとするものである。

 右答弁する。




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