答弁本文情報
昭和二十五年十二月八日受領答弁第八九号
(質問の 八九)
内閣衆質第八九号
昭和二十五年十二月八日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出国鉄のスピード・アツプに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出国鉄のスピード・アツプに関する質問に対する答弁書
一 列車のスピード・アツプは一般国民生活の向上とサービスの改善を目的とし、国鉄の復興が相当程度なされた時期をもつて実施したものである。
二 列車のスピード・アツプには特に車両、人員の準備等は必要としない。むしろ、運用面から見れば経済的になるのであつて、スピード・アツプによつて得られた余裕をもつて、列車の増発等の措置を講じた。
三 スピード・アツプの結果は、良好であり、一般からも喜ばれている。
右答弁する。