答弁本文情報
昭和二十五年十二月二十三日受領答弁第七号
(質問の 七)
内閣衆質第七号
昭和二十五年十二月二十三日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出国連に対する日本国政府の認識に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出国連に対する日本国政府の認識に関する質問に対する答弁書
民主主義諸国と共産主義諸国との対立の基本的な点についての政府の見解は、これまで十分明らかにして来ている。「国連協力」とは、国際連合に対して協力することであつて、「向米一辺倒」というようなことではない。
米英国の意見不一致の点は何々かについては、政府として見解を述べる立場にない。
右答弁する。