答弁本文情報
昭和二十六年一月十一日受領答弁第四一号
(質問の 四一)
内閣衆質第四一号
昭和二十六年一月十一日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員小林※(注)美君提出強制疎開復権に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員小林※(注)美君提出強制疎開復権に関する質問に対する答弁書
一 公共団体が依然所有権又は賃借権を保持している疎開跡地は、終戰後幾度か検討を加えられたが、都市計画上の見地から必要止むを得ないもののみに限られているのであつて、その土地について権利を有していた者に対して、当然にその権利の復活を認めることは適当ではない。
なお、後段の質問については、目下調査中なので追つて回答する。
右答弁する。