答弁本文情報
昭和二十六年一月十一日受領答弁第四八号
(質問の 四八)
内閣衆質第四八号
昭和二十六年一月十一日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出米の輸送と配給に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出米の輸送と配給に関する質問に対する答弁書
二十五年産米については、今まで越後米は大阪へ五一、〇〇〇トン輸送することにしている。これは米食率の平均化から見て、日本一の搬出県からは京浜方面以外にも、京阪神方面等にも、輸送するのは通常の順路である。
肥後米は東京で試験研究のため、僅かに二十六俵を運んだもので、特殊のものであるので、われわれとしても普通の配給用の米をかかる地理的條件を無視した輸送をする意思はない。
なお、運賃諸かかりは全国一本のプールであるので、交錯輸送による差違は生じて来ない。
右答弁する。