昭和二十七年二月二十二日受領
答弁第一五号
(質問の 一五)
内閣衆質第一五号
昭和二十六年二月二十二日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 林 讓治 殿
衆議院議員天野公義君提出東京都内足立電話局市内電話編入に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員天野公義君提出東京都内足立電話局市内電話編入に関する質問に対する答弁書
足立局の市内電話編入は、昭和二十七年度予算に計上し、次の通り実施する予定である。
一 足立局編入経費は、自動交換機、電力施設及び線路等約一億一千七百万円である。
二 右実施計画については、昭和二十八年五月竣工を目標として実施する予定であるが、足立局は四数字自動單局地でありますので東京交換区域に編入するため、現東京交換区域への中継ケーブル(足立 ― 浅草間五、六粁)を施設し、四数字局を六数字局(局番88)とする中間スヰツチを施設し、東京交換区域内の中継回線(相手裝置を含む。)を施設することとなる。
なお、本工事とともに四〇〇端子の増設工事を併せ実施する予定である。
右答弁する。