答弁本文情報
昭和二十九年六月一日受領答弁第二〇号
(質問の 二〇)
内閣衆質第二一号
昭和二十九年六月一日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 堤 康次※(注) 殿
衆議院議員並木芳雄君提出都市計画に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員並木芳雄君提出都市計画に関する質問に対する答弁書
質問に係る都市計画は、井の頭恩賜公園方面から国鉄吉祥寺駅西側において国鉄線と交さし、さらに駅前市街地を北東に向う現在街路に関する街路計画と了解いたしたい。同街路は、三鷹市より武蔵野市を経て都心方面に至る重要街路として、既に昭和十五年に決定をみたものであり、その後本路線の整備に当つて現場等を精査した結果、その位置及び幅員の一部変更を行い現在、武蔵野都市計画街路二等大路第三類第十四号線として、ほぼ在来街路の線形に従い、幅員十五メートルをもつて決定されているものである。
なお、本街路中井の頭公園口より国鉄線との交会点にいたる区間については、一般交通のふくそう、公園利用者数の増大等にかんがみ、計画幅員通りの整備を図るため、目下、昭和三十一年度完了を期して都市計画街路事業を執行している。
右答弁する。