答弁本文情報
昭和三十年七月二十九日受領答弁第二九号
(質問の 二九)
内閣衆質第二九号
昭和三十年七月二十九日
内閣総理大臣 鳩山一※(注)
衆議院議長 ※(注)谷秀次 殿
衆議院議員田中武夫君提出米空軍爆撃演習地として青野ヶ原の使用に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員田中武夫君提出米空軍爆撃演習地として青野ヶ原の使用に関する質問に対する答弁書
一 青野ヶ原を米空軍の爆撃演習場として使用したいという米側からの申入は去る六月七日の日米合同委員会施設特別委員会においてなされているが、目下のところ日本側としては正式に取り上げるつもりはない。
二 青野ヶ原については、従来の米軍の使用度はかなり低いので、昨年来米側に対してはその返還方を要請し、折衝を継続している。
三 民生の安定については、今後とも充分努力するつもりである。
右答弁する。