答弁本文情報
昭和五十四年四月三日受領答弁第一九号
(質問の 一九)
内閣衆質八七第一九号
昭和五十四年四月三日
内閣総理大臣 大平正芳
衆議院議長 ※(注)尾弘吉 殿
衆議院議員伊藤 茂君提出米軍機墜落事故の原因と責任の糾明に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員伊藤 茂君提出米軍機墜落事故の原因と責任の糾明に関する質問に対する答弁書
一について
米側から得た回答の内容については、現に捜査中の事項であるので答弁を差し控えたい。
本件事故に関し、政府は、米本国におけるアフターバーナーの組立ての状況などについて、昨年九月、在京米大使館に対し協力方要請を行つた。
本年二月初め、米側より本件要請に対する回答を得たところ、これを検討した結果、更に米側に協力を求めることが必要と考えたので、二月末、再び米側に協力の要請を行つた次第である。
現在、米側は日本側の要請に対する協力につき検討していると承知しており、政府としては、米側の回答を待つて適切に対処していくこととしたい。