衆議院

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昭和五十八年四月五日受領
答弁第一四号
(質問の 一四)

  内閣衆質九八第一四号
    昭和五十八年四月五日
内閣総理大臣 中曽根康弘

         衆議院議長 福田 一 殿

衆議院議員林百郎君提出信濃川上流千曲川流域の総合的治水対策の推進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員林百郎君提出信濃川上流千曲川流域の総合的治水対策の推進に関する質問に対する答弁書



一について

1 縦横断測量の結果からみて、樽川との合流点を含めた千曲川の河床が上昇しているとは認められない。
  なお、水位と流量の関係から、直ちに河床の上昇があると推論することは適当でない。

2 前述のとおり千曲川本川の河床上昇は認められない。樽川の堤防は、千曲川の水位の影響を受けて樽川の水位が上昇したため、越水により決壊したものである。

二について

1 立ヶ花から下流の川幅の狭い部分の改修については、昭和五十八年度から調査を行う予定であり、調査結果を待つて、上下流の改修状況のバランス等を勘案し、具体的な実施計画を策定してまいりたい。

2 過去十年間における流域全体の土地利用の状況には、特に顕著な変化はなく、工事実施基本計画を見直す予定はない。

3 千曲川流域の治水対策としては、工事実施基本計画に基づき計画的に治水施設の整備を図ることが基本であると考えており、流域の地形、土地利用の状況等に応じ、保水・遊水機能も考慮しつつ、その整備の推進を図つてまいりたい。

4 更埴市雨宮などに設置されている水門は、千曲川本川の流水が流入することを防止するために設置されているものである。
  御指摘の浸水被害の防止については、支川の築堤、河床の掘削等を行う必要があると考えており、地元の協力を得てその推進に努めてまいりたい。

三について

 千曲川については、改修すべき区間が長いため、暫定堤防の築造を先行させ、重要な箇所から、逐次、完成堤防にしているところであるが、財政状況を勘案しつつ、計画的かつ着実に事業の進捗を図つてまいりたい。

四について

 災害から国土を保全し、国民の安全を守ることの重要性にかんがみ、防災基本計画に基づき、防災に関する科学技術研究の推進、災害予防の強化、国土保全の推進、迅速適切な災害復旧の実施等に重点を置いて災害対策の推進を図つているところである。

 右答弁する。


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