答弁本文情報
昭和六十二年一月九日受領答弁第三〇号
内閣衆質一〇七第三〇号
昭和六十二年一月九日
内閣総理大臣 中曽根康弘
衆議院議長 原 健三郎 殿
衆議院議員岡崎万寿秀君提出三宅島の米空母艦載機夜間離着陸訓練(NLP)基地化問題に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員岡崎万寿秀君提出三宅島の米空母艦載機夜間離着陸訓練(NLP)基地化問題に関する質問に対する答弁書
一及び二について
関係地方公共団体及び関係住民の理解を求めるという考えに変わりはない。
1 昭和六十二年度予算案に、現地連絡所に係る経費及び用地取得等のために必要な調査に要する経費約五千万円、並びに地形測量、地質調査等の基本調査及び環境に係る現況把握のための環境予備調査に要する経費約二億七千万円、計約三億二千万円を計上する予定である。
2 気象調査のための観測柱の設置については、今後、現地の具体的状況に即して検討することとなる。
3及び4 この調査は、資料収集のため必要なものである。
自然環境の保全については、今後とも十分に配慮することとしたい。
艦載機の着陸訓練時間については、地元への影響を踏まえ、今後、米側と協議する。
1 地震計の地下埋設、地震計による観測点の多点化等適切な方策を講ずることにより、現在の監視水準を維持できると考えている。
2 御指摘の調査データはない。