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第32号 令和5年6月8日(木曜日)

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令和五年六月八日(木曜日)

    ―――――――――――――

 議事日程 第二十一号

  令和五年六月八日

    午後一時開議

 第一 共生社会の実現を推進するための認知症基本法案(厚生労働委員長提出)

 第二 金融商品取引法等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第三 情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための社債、株式等の振替に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第四 民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部を改正する法律案(財務金融委員長提出)

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本日の会議に付した案件

 日程第一 共生社会の実現を推進するための認知症基本法案(厚生労働委員長提出)

 日程第二 金融商品取引法等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第三 情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための社債、株式等の振替に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第四 民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部を改正する法律案(財務金融委員長提出)


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    午後一時二分開議

議長(細田博之君) これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

議長(細田博之君) 日程第一は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(細田博之君) 御異議なしと認めます。

    ―――――――――――――

 日程第一 共生社会の実現を推進するための認知症基本法案(厚生労働委員長提出)

議長(細田博之君) 日程第一、共生社会の実現を推進するための認知症基本法案を議題といたします。

 委員長の趣旨弁明を許します。厚生労働委員長三ッ林裕巳君。

    ―――――――――――――

 共生社会の実現を推進するための認知症基本法案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔三ッ林裕巳君登壇〕

三ッ林裕巳君 ただいま議題となりました共生社会の実現を推進するための認知症基本法案について、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。

 本案は、我が国における急速な高齢化の進展に伴い認知症の人が増加している現状等に鑑み、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、認知症施策に関し、基本理念を定め、国等の責務を明らかにし、認知症施策の推進に関する計画の策定について定めるとともに、認知症施策の基本となる事項等を定めようとするものであります。

 本案は、昨日の厚生労働委員会において、全会一致をもって委員会提出法律案とすることに決したものであります。

 何とぞ、御審議の上、速やかに御可決いただきますようお願い申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(細田博之君) 採決いたします。

 本案を可決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(細田博之君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。

     ――――◇―――――

議長(細田博之君) 日程第二及び第三の両案とともに、日程第四は、委員長提出の議案でありますから、委員会の審査を省略し、三案を一括して議題とするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(細田博之君) 御異議なしと認めます。

    ―――――――――――――

 日程第二 金融商品取引法等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第三 情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための社債、株式等の振替に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第四 民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部を改正する法律案(財務金融委員長提出)

議長(細田博之君) 日程第二、金融商品取引法等の一部を改正する法律案、日程第三、情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための社債、株式等の振替に関する法律等の一部を改正する法律案、日程第四、民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部を改正する法律案、右三案を一括して議題といたします。

 委員長の報告及び趣旨弁明を求めます。財務金融委員長塚田一郎君。

    ―――――――――――――

 金融商品取引法等の一部を改正する法律案及び同報告書

 情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための社債、株式等の振替に関する法律等の一部を改正する法律案及び同報告書

 民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部を改正する法律案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔塚田一郎君登壇〕

塚田一郎君 ただいま議題となりました各案について申し上げます。

 まず、内閣提出の二法律案につきまして、財務金融委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 金融商品取引法等の一部を改正する法律案は、顧客本位の業務運営を確保するための規定の整備、国民の金融リテラシー向上等に向けた金融経済教育推進機構の創設、企業開示に関し法令上の四半期報告書の廃止等を行うものであります。

 次に、情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための社債、株式等の振替に関する法律等の一部を改正する法律案は、特別法人出資証券のデジタル化、上場日程の期間短縮を図るための振替制度の見直し等を行うものであります。

 両案は、去る六月一日当委員会に付託され、翌二日鈴木国務大臣から趣旨の説明を聴取し、七日、質疑を行い、質疑を終局いたしました。次いで、討論を行い、順次採決いたしましたところ、金融商品取引法等改正案は賛成多数をもって、社債、株式等振替法等改正案は全会一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、金融商品取引法等改正案に対し附帯決議が付されましたことを申し添えます。

 次に、財務金融委員長提出、民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。

 本案は、民間公益活動を一層促進する等のため、目的規定等を改正するとともに、非資金的支援に関する規定の整備を行うほか、指定活用団体から資金分配団体への出資を可能とする等の措置を講ずるものであります。

 本案は、七日、財務金融委員会において、全会一致をもって委員会提出の法律案とすることに決したものであります。

 何とぞ速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(細田博之君) これより採決に入ります。

 まず、日程第二につき採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(細田博之君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に、日程第三につき採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(細田博之君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に、日程第四につき採決いたします。

 本案に賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(細田博之君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。

     ――――◇―――――

議長(細田博之君) 本日は、これにて散会いたします。

    午後一時十分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       厚生労働大臣 加藤 勝信君

       国務大臣   鈴木 俊一君


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