衆議院

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第6号 令和5年11月14日(火曜日)

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令和五年十一月十四日(火曜日)

    ―――――――――――――

 議事日程 第五号

  令和五年十一月十四日

    午後一時開議

 第一 国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する等の法律案(内閣提出)

 第二 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第三 検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第四 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第五 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第六 特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)

 第七 大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案(内閣提出)

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 議員細田博之君逝去につき弔詞を贈呈することとし、弔詞は議長に一任するの件(議長発議)

 裁判官訴追委員の予備員辞職の件

 裁判官訴追委員及び同予備員の選挙

 検察官適格審査会委員及び同予備委員の選挙

 日本ユネスコ国内委員会委員の選挙

 国土開発幹線自動車道建設会議委員の選挙

 検査官任命につき同意を求めるの件

 原子力委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件

 個人情報保護委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件

 日程第一 国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する等の法律案(内閣提出)

 日程第二 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第三 検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第四 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第五 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第六 特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第七 大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案(内閣提出)

 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(議院運営委員長提出)


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    午後一時二分開議

議長(額賀福志郎君) これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

 弔詞贈呈の件

議長(額賀福志郎君) 御報告することがあります。

 前議長細田博之君は、去る十日逝去されました。痛惜の念に堪えません。謹んで御冥福をお祈りいたします。

 つきましては、細田博之君に対し、弔詞を贈呈いたしたいと存じます。

 弔詞は議長に一任されたいと存じます。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。

 弔詞を朗読いたします。

    〔総員起立〕

 多年憲政のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰された議員従二位桐花大綬章 細田博之君は さきに本院議長の要職につき またしばしば国務大臣の重任にあたり 終始政党政治の確立につとめ議会制民主政治の進展に多大の貢献をされました その功績はまことに偉大であります

 衆議院は 君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます

 この弔詞の贈呈方は議長において取り計らいます。

     ――――◇―――――

 裁判官訴追委員の予備員辞職の件

議長(額賀福志郎君) お諮りいたします。

 裁判官訴追委員の予備員津島淳君から、予備員を辞職いたしたいとの申出があります。右申出を許可するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。よって、許可することに決まりました。

     ――――◇―――――

 裁判官訴追委員及び同予備員の選挙

 検察官適格審査会委員及び同予備委員の選挙

 日本ユネスコ国内委員会委員の選挙

 国土開発幹線自動車道建設会議委員の選挙

議長(額賀福志郎君) つきましては、裁判官訴追委員の予備員の選挙を行うのでありますが、この際、あわせて、裁判官訴追委員、検察官適格審査会委員及び同予備委員、日本ユネスコ国内委員会委員及び国土開発幹線自動車道建設会議委員の選挙を行います。

井野俊郎君 各種委員等の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名され、裁判官訴追委員の予備員の職務を行う順序については、議長において定められることを望みます。

議長(額賀福志郎君) 井野俊郎君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。

 議長は、裁判官訴追委員に

      石田 真敏君 及び 平口  洋君

を指名いたします。

 また、裁判官訴追委員の予備員に井野俊郎君を指名いたします。

 なお、その職務を行う順序は第一順位といたします。

 次に、検察官適格審査会委員に

      金田 勝年君    牧原 秀樹君

      稲富 修二君 及び 遠藤  敬君

を指名いたします。

 また、

 笹川博義君を金田勝年君の予備委員に、

 小山展弘君を稲富修二君の予備委員に、

 山本剛正君を遠藤敬君の予備委員に

指名いたします。

 なお、予備委員三谷英弘君は牧原秀樹君の予備委員といたします。

 次に、日本ユネスコ国内委員会委員に斎藤洋明君を指名いたします。

 次に、国土開発幹線自動車道建設会議委員に森山裕君を指名いたします。

     ――――◇―――――

 検査官任命につき同意を求めるの件

 原子力委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件

 個人情報保護委員会委員長及び同委員任命につき同意を求めるの件

議長(額賀福志郎君) お諮りいたします。

 内閣から、

 検査官

 原子力委員会委員長及び同委員

及び

 個人情報保護委員会委員長及び同委員に

次の諸君を任命することについて、それぞれ本院の同意を得たいとの申出があります。

 内閣からの申出中、

 まず、

 検査官に原田祐平君を、

 個人情報保護委員会委員長に藤原靜雄君を

任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。

 次に、

 原子力委員会委員長に上坂充君を、

 同委員に直井洋介君を

任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、いずれも同意を与えることに決まりました。

 次に、

 個人情報保護委員会委員に清水涼子君を

任命することについて、申出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。

 次に、

 個人情報保護委員会委員に小笠原奈菜君を

任命することについて、申出のとおり同意を与えるに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。よって、同意を与えることに決まりました。

     ――――◇―――――

 日程第一 国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する等の法律案(内閣提出)

議長(額賀福志郎君) 日程第一、国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する等の法律案を議題といたします。

 委員長の報告を求めます。総務委員長古屋範子君。

    ―――――――――――――

 国立研究開発法人情報通信研究機構法の一部を改正する等の法律案及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔古屋範子君登壇〕

古屋範子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、総務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 本案は、デジタル社会の形成に向けて、情報通信ネットワークのサイバーセキュリティーを確保するため、国立研究開発法人情報通信研究機構がサイバーセキュリティー対策を十分に講じていない電気通信設備の管理者等に対して助言等を行うための規定を整備するとともに、特定アクセス行為等の機動的な実施を可能とするための規定を整備し、あわせて、機構の業務範囲の見直しの一環として、特定通信・放送開発事業実施円滑化法の廃止等を行おうとするものであります。

 本案は、去る十一月六日本委員会に付託され、翌七日鈴木総務大臣から趣旨の説明を聴取し、九日、質疑を行い、これを終局しました。次いで、討論を行い、採決いたしましたところ、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、本案に対し附帯決議が付されました。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(額賀福志郎君) 採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

 日程第二 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第三 検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

議長(額賀福志郎君) 日程第二、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、日程第三、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。

 委員長の報告を求めます。法務委員長武部新君。

    ―――――――――――――

 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書

 検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔武部新君登壇〕

武部新君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 両案は、一般の政府職員の給与改定に伴い、裁判官の報酬月額及び検察官の俸給月額の改定を行おうとするものであります。

 両案は、去る十一月八日本委員会に付託され、同日小泉法務大臣から趣旨の説明を聴取し、十日、質疑を行い、討論、採決の結果、いずれも賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(額賀福志郎君) 両案を一括して採決いたします。

 両案の委員長の報告はいずれも可決であります。両案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、両案とも委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

 日程第四 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出)

議長(額賀福志郎君) 日程第四、防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。

 委員長の報告を求めます。安全保障委員長簗和生君。

    ―――――――――――――

 防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔簗和生君登壇〕

簗和生君 ただいま議題となりました法律案につきまして、安全保障委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 本案は、一般職の国家公務員の例に準じて防衛省職員の俸給月額等を改定等するものであります。

 本案は、去る八日本委員会に付託され、翌九日木原防衛大臣から趣旨の説明を聴取いたしました。十日、質疑を行い、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(額賀福志郎君) 採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

 日程第五 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案(内閣提出)

 日程第六 特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案(内閣提出)

議長(額賀福志郎君) 日程第五、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、日程第六、特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。

 委員長の報告を求めます。内閣委員長星野剛士君。

    ―――――――――――――

 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び同報告書

 特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔星野剛士君登壇〕

星野剛士君 ただいま議題となりました両案につきまして、内閣委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 まず、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案は、本年八月の人事院勧告のとおり、一般職の職員について、俸給月額、期末手当、勤勉手当等の改定及び在宅勤務等手当の新設を行うとともに、フレックスタイム制を活用した勤務時間を割り振らない日を設ける措置の対象となる職員の範囲を拡大するものであります。

 次に、特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案は、一般職の職員の給与改定に準じて特別職の職員の給与の改定を行うものであります。

 両案は、去る十一月七日本委員会に付託され、翌八日河野国務大臣から趣旨の説明を聴取し、十日質疑を行い、同日質疑を終局いたしました。

 質疑終局後、特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に対し、立憲民主党・無所属の提案による修正案が提出され、修正案の趣旨の説明を聴取いたしました。

 次いで、両案及び修正案を一括して討論を行い、順次採決いたしましたところ、まず、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案につきましては、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。次に、特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきましては、修正案は賛成少数をもって否決され、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(額賀福志郎君) 両案につき討論の通告があります。順次これを許します。山岸一生君。

    〔山岸一生君登壇〕

山岸一生君 東京都練馬区から参りました、立憲民主党の山岸一生です。

 私は、会派を代表して、国家公務員一般職の給与法改正案に賛成、そして、総理賃上げ法案である特別職の給与法改正案には断固反対の立場から討論をいたします。(拍手)

 来る十二月八日、岸田総理大臣始め大臣、副大臣、政務官の皆さんを含む国家公務員に冬のボーナスが支給されます。この法案が成立をすれば、今年夏のボーナスに遡って増額となり、冬のボーナスで合わせて支給されます。その増額分は、総理大臣については何と三十六万円にも上ることが先日の国会審議で明らかになりました。

 ボーナス三十六万円アップ、岸田総理、それに見合う仕事をしてきたと胸を張って国民に言えますか。私は、大いに疑問です。

 今、国民の皆さんは、物価高と、追いつかない賃上げに直面をしています。対策として、総理は減税だとおっしゃる。ですが、減税が届くのは来年夏のボーナスのタイミングだと総理御自身がおっしゃっています。

 そもそも、ボーナスを受け取れない不安定雇用の方もたくさんおられます。国民には来年のボーナスまで辛抱しろと言っておきながら、来月、来年ではありません、来月のボーナスで、総理御自身が三十六万円もの増額を手にする。総理がおっしゃっている、私が先頭に立って賃上げを働きかけていくとは、御自分の賃上げから始めていくということなんでしょうか。順番が違うのではありませんか。

 ボーナスだけではありません。この法案により、年間で総理は四十六万円、国務大臣は三十二万円の年収アップになります。また、仕組み上、これに連動して我々国会議員のボーナスも十八万円アップします。

 人手不足の中で懸命に行政を支える自治体や省庁の職員。使命感を持って奮闘する自衛隊の現場。私たちは、現場で必死に頑張る国や地方の公務員の給与を民間と同じように引き上げることには、もちろん大賛成です。しかし、政治家の賃上げは違う。今の経済状況を招いた責任のある政治家が、真っ先に自分たちだけは給与アップ。まさに、永田町の常識は世間の非常識です。このようなおかしな法案を断じて通すわけにはいきません。

 このような、常識に照らしておかしい法案がどうしてすんなりと国会に提出をされ、今日採決を迎えてしまったのか。政府・与党には、途中で、誰か一人、おかしいと思う人はいなかったんでしょうか。誰か一人でも声を上げる人がいれば、このような恥ずかしい事態にはならなかったはずです。

 必要なときに声を上げない、これは大阪・関西万博の費用の膨張も同じです。見直そう、立ち止まろう、そうした声をもっと早くに上げていれば、ここまでの失態にはならなかった。今回の法案には、責任者である万博の政府代表の給与アップも含まれています。併せて認めることはできません。

 言うまでもなく、公務員の賃上げの財源は、国民の皆様からお預かりをしている税金です。徴税、納税への信頼なくして進めることはできません。神田財務副大臣の度重なる税金の滞納は、極めて悪質です。神田副大臣は、昨日、辞表を提出されました。国会に何の報告もないまま、逃げ出すおつもりなのでしょうか。税金すら真面目に払わない政治家が、自分たちの給料やボーナスはお手盛りで引き上げる。このような政治に対して、怒りの声が多く上がっています。私自身、政治家の一人として、恥ずかしい、情けない思いです。

 高まる批判に、政府は慌てて、法案を通して月給、ボーナスを引き上げた上で、総理大臣や政務三役は引上げ分の全額を国庫に返納すると言い出しました。なぜそのような二度手間をかけるんでしょうか。国会で決めた法律の内容を返納で骨抜きにするのは、立法権の侵害です。最初から据え置けば済むだけの話です。

 私たち立憲民主党は、内閣委員会に修正案を提出しました。総理大臣、閣僚を始めとした政務三役については月給とボーナスを引き上げず据え置くとともに、連動して引上げとなる国会議員のボーナスも据え置く内容でした。しかし、与党と一部の野党により否決されたことは、残念でなりません。

 政府は、この総理賃上げを、ほかの役職とのバランスを守るためだと説明しています。しかし、守るべきバランスは、国民生活とのバランス、そして経済状況とのバランスです。過去には、平成十年、小渕政権において、当時の厳しい経済状況を理由に、政府案を議員修正し、総理大臣、国務大臣、国会議員の月給、ボーナスを据え置いた前例があります。今こそ、こうした優れた前例に学ぶべきときではないでしょうか。

 増額分の返納の決断も遅い。減税も遅い。賃上げも遅い。万博の見直しも遅い。神田副大臣の更迭の決断も遅い。岸田政権はあらゆる決断が遅い、遅い、遅い。ただ一つ、ただ一つ早いのは、総理御自身の賃上げですか。悪い冗談はもうやめていただきたい。

 良識ある与野党議員の皆さん、今からでも遅くはありません。今、地元で有権者の方に胸を張って、政治家のお給料を上げさせてもらえませんか、こんなことをおっしゃっている方は恐らくおられないでしょう。自ら自信を持って説明できないような悪法を漫然と通してはなりません。

 特別職の給与法改正案に共に反対していただくようお願いを申し上げて、私の討論を終わります。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)

議長(額賀福志郎君) 井野俊郎君。

    〔井野俊郎君登壇〕

井野俊郎君 自由民主党の井野俊郎です。

 私は、会派を代表して、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案の二法案に対し、賛成の立場から討論をいたします。(拍手)

 国家運営の屋台骨となる官僚の処遇の改善と若手職員が意欲を持って働くことができる職場環境の実現は、国の当然の責務であることは言うまでもありません。

 今回の改正法は、国家公務員の給与を引き上げるとともに、働き方改革を促進する内容となっており、引上げ額が不十分という意見もありますが、一定の評価ができ、早期の成立が必要であると考えます。

 まず、給与の引上げについてであります。

 一般職給与法等の改正案は、本年八月七日の人事院勧告を踏まえ、改定を行うものであります。

 国家公務員の給与は、地方公務員や独立行政法人の職員のみならず、公務員に準拠している学校や病院などの民間職員の給与にも大きな影響を及ぼします。そのため、本法案の成立によって、全ての産業の賃上げの流れを促進させることが期待でき、評価できます。

 次に、霞が関の働き方改革についてであります。

 本法案は、テレワークやフレックスタイム制の促進などを目的とし、公務員の多様な働き方を認め、ワーク・ライフ・バランスの実現、公務職場の魅力向上など、働き方改革に寄与するものであり、評価できます。

 こういった政府の取組を後押しするためにも、我々国会としても、質問通告の早期化や、オンラインによる質問レクなどデジタルツールを活用した質問通告の実施などを通じて、公務職場の向上に努力していかなければならないことも肝に銘じておかなければなりません。

 次に、特別職給与法及び政府代表臨時措置法改正案についてでありますが、確かに、特別職の国家公務員には、会計検査院長や人事院総裁、各種委員会の委員長などのほか、大臣等、議員が任命される官職があります。大臣等政治家の給料アップについて、国民の十分理解が得られているとは言えない側面も否定できません。

 しかしながら、官職の給与は、その職務と責任に応じて定めるべきであり、内閣総理大臣や国務大臣等のみを据え置くこととすることは、他の官職との均衡を欠くこととなり、公務員全体の給与体系を崩すことになりかねません。また、大臣は民間人でも登用され得る官職であり、政治家だから給与を引き上げない、引上げをしないという法律にすることは、職務の均衡上も適当ではないと考えます。

 その上で、政府は、法案成立後に、内閣総理大臣及び政務三役について、内閣総理大臣三割、大臣、副大臣二割、政務官一割の返納という今の取組に加え、今回新たに、給与の増額分を全て返納する方針が表明されたと承知をしております。政府におかれては、国民の理解を得られる努力をしていることは評価できます。

 そもそも、我々国会議員、政治家の職務は、国民にあるべき国家像を示し、どのような社会を目指し、国民生活を向上させるかを国民に訴え、理解と支持を得ることが本来のあるべき姿であります。議員、政治家の報酬が高い、安いとの議論は本質とは大きく外れるものであり、国民が政治家に求めるものでも評価するものでもないと考えております。

 問題は、我々国会議員が、国民が求める政策議論を十分することができず、国民の信を得られていない点にあると考えます。与野党問わず、国会において国民が求める活発な政策議論が行われ、国民の信を得られることを期待申し上げるとともに、私自身、一議員として努力することを宣言し、私の賛成討論とさせていただきます。(拍手)

議長(額賀福志郎君) 阿部司君。

    〔阿部司君登壇〕

阿部司君 日本維新の会、阿部司です。

 会派を代表しまして、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律及び二千二十五年日本国際博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論をいたします。(拍手)

 この一般職の給与法案は、単に、公務員の給与を上げる、下げるということだけを規定しているものではありません。だからこそ、我が党は一貫して、公務員制度を抜本的に改革し、能力、実力主義にのっとり、めり張りの利いた人事制度を導入すべきと主張しております。従来の日本型の雇用慣行である終身雇用と年功序列の微修正を繰り返す公務員制度は、大きく変わりつつある民間企業の人材採用マーケットから取り残された存在となっております。

 例えば、現在行われている霞が関の人事評価では約九割の方が普通という横並びの評価であり、これでは、能力、実績を基にした評価制度と言われても、看板倒れと言わざるを得ません。いわゆる抜てき人事にしても、ごく少数の幹部職、管理職が入省年次からずれて昇進している程度であり、今の霞が関は、減点主義、年功序列の横並びがはびこる昭和の職場であります。これでどうして、国のシンクタンク機能を発揮し、高品質のアウトプットを出すことができるでしょうか。

 大事なことは、職種や実績にかかわらず一律に昇給していく考え方から脱却し、能力を発揮している職員がしっかりと報われ、チャンスを得ることができる制度を構築していくことであります。

 そのためには、いつまでも不合理な人事院勧告制度に基づいて単に官民の格差を是正するといった後ろ向きな対応にきゅうきゅうとするのではなく、今こそ、国家百年の計に立って、公務員の給与制度と人事評価制度を大きく変えていくべきときなのではないでしょうか。

 世界各国、政府も時代に合わせて体制を変化させております。前例主義による硬直化した構造は、今の日本社会そのものです。多くの優秀な学生が憧れて入職した霞が関は、成果主義、好待遇の外資系コンサルティング会社などに対して、すっかり見劣りするものとなってしまいました。

 以前から繰り返し述べておりますが、公務員の待遇改善には私たちは賛成の立場であり、様々な提案を行ってまいりました。年功序列が色濃く刻み込まれ、実力、実績が十分に反映されない公務員制度や、民間の状況を正しく反映できない人事院勧告に基づき一律で上下する給与体系では、霞が関の再生を見込むことはできません。よって、今回の一般職給与の改正案には反対をいたします。

 特別職の給与法案は、総理や政務三役を始めとした国会議員の給与を増額するものであり、到底受け入れられるものではありません。

 先日、我が党の音喜多参議院議員が参議院予算委員会で質問した際、河野大臣は、総理だけ給与を上げないということにすれば、公務員の給与体系自体が崩れると述べられました。

 こうした信念を持って法案を提出されたのであれば、このように短期間で対応を変えるべきではありません。自主返納の理屈は立ちません。本気で問題だと思うならば、法案自体を一回撤回して、総理や閣僚の給料が上がらない形にして出し直すべきであります。

 我が国の実質賃金は、十八か月連続でマイナスが続いております。子育て中のお母さん、お父さんが、そして年金暮らしのお年寄りが、どんな気持ちでスーパーの割引コーナーを回り、やりくりをしているか、総理始め閣僚の皆さん、御存じでしょうか。こうした厳しい経済状況を招いている総理、閣僚といった政治職が、特別職というくくりで、自らの給与を、総理四十六万円、閣僚三十二万円上げるということに世論から反発が出るのは当然であります。SNSには今回の決定に怨嗟の声が満ち満ちております。御覧になりましたでしょうか。

 こうした国民感情を逆なでする意思決定が給与関係閣僚会議でどのようなプロセスを経たのか、確認しようにも、持ち回り閣議ということで、議論の中身を知るすべがありません。令和に入ってから十一回、給与関係閣僚会議が開かれています。このうち六回が持ち回り開催であり、そして、特に岸田政権になってからは、直近四回の会議は全て持ち回り開催です。委員会質問で、河野大臣は、閣僚の都合や内容により総合的に判断した結果と御答弁されました。全く腑に落ちるものではありません。

 岸田政権は、反対の声が高まると、一転して、昇給分は国庫に返納するというびほう策を打ち出しましたが、そうではないんです。国民が求めているのは、国民の生活実態に寄り添い、公務員給与の議論があった時点で、今回は、物価高で国民生活が大変厳しい状況にあるから、特別職とはいえ政治職の昇給は見送ろうというのが、本来のあるべき政治家の姿勢ではないでしょうか。

 昭和二十三年に制定され、増改築を繰り返して定義が不透明になってしまった特別職の範囲や規定そのものを見直すべきです。対象範囲と一般職との連動した昇給が役職のバランスという曖昧な慣習で行われており、法的根拠がないことにも問題があります。

 また、国会議員の期末手当もこの特別職給与法で定められており、国会議員全体の給与増がなされています。看過できないことであります。強く反対をいたします。

 我が党は、徹底した透明化、国会改革で政治に信頼を取り戻すことを宣言しております。今回、自主返納をされるので、これを機に、総理始め関係閣僚の皆さんも、自ら徹底した行財政改革に取り組まれたらいかがでしょうか。単に自主返納をされるだけでは、国民につけ焼き刃であると見透かされてしまいます。今こそ襟を正すべきであります。

 我が党が繰り返し申し上げている国会議員の定数削減、歳費二割削減の復活、旧文書通信交通滞在費の使途公開や残金返金は、直ちに実現すべきであります。是非取り組んでください。

 信なくば立たず。我々日本維新の会は、国民の声に真摯に耳を傾け、自公政権では到底実行できない改革の実現に全力を尽くし、あわせて、特別職の在り方そのものの改正を含めた新法の準備を進めていくことを申し上げ、討論といたします。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)

議長(額賀福志郎君) 塩川鉄也君。

    〔塩川鉄也君登壇〕

塩川鉄也君 私は、日本共産党を代表して、国家公務員の一般職給与法等改正案に賛成、特別職給与法等改正案に反対の討論を行います。(拍手)

 特別職給与法案で岸田首相や大臣らの給与を引き上げることは賃上げの流れを止めないために必要だ、この政府の姿勢に国民は怒り心頭です。

 この三十年間、コストカット型経済を続け、非正規雇用を拡大し、日本を賃金の上がらない国にしてきたのは、自民党政治そのものです。その反省も示さず、岸田首相は、未曽有の物価高騰に国民が苦しんでいるのに、国民が最も望む消費税減税には背を向け、軍拡増税や社会保険料の負担増を押しつけようとしています。その一方で、首相自らの給与を引き上げるなどという政治が、国民の理解を得られるわけがありません。

 しかも、岸田政権は、大臣給与引上げ法案の成立後に引上げ分を国庫返納すると述べましたが、余りにこそくで、国民を愚弄するものと言わなければなりません。ましてや、政務三役の不祥事、辞任が相次ぐときに、国民が納得できるはずがありません。国民の不信を招くことがあってはならないと言うなら、特別職給与引上げ法案は撤回すべきであります。

 一般職給与法案は、僅か一・一%の賃上げ、物価上昇にも届かない不十分な内容ですが、給与を引き上げるものであり、賛成です。

 大卒、高卒の初任給は今回の賃上げでも民間水準に届かず、高卒初任給が最低賃金以下になるところも、東京など都市部の八都府県で残されています。

 地域手当による地域間格差は深刻です。最低生計費は全国どこでも同水準です。地方の低賃金構造を固定化し、地域間格差を拡大する地域手当は廃止すべきです。

 国家公務員の四分の一を占める非常勤職員の賃金は常勤の半分と言われ、ハローワークの相談業務など豊かな知識経験を持つ非常勤職員が、三年雇い止めなど、不安定な雇用の下に置かれていることは重大です。民間よりも大きいとされる国家公務員の男女賃金格差の是正も喫緊の課題です。

 生活が苦しさを増している今、物価上昇を上回る賃上げが必要です。生計費原則を重視する給与制度への見直しを強く求めるものです。

 国家公務員の給与が、地方公務員や病院、学校、幼稚園、保育など、数百万人の労働者の給与に影響を与えていることは政府も認めています。まず、公務において率先して抜本的な賃上げを実現することこそ、国の責任です。

 公務、公共サービスを拡充し、公務の労働条件を改善するために、定員合理化計画を撤回し、総人件費抑制政策を廃止することを求めて、討論を終わります。(拍手)

議長(額賀福志郎君) これにて討論は終局いたしました。

    ―――――――――――――

議長(額賀福志郎君) これより採決に入ります。

 まず、日程第五につき採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

 次に、日程第六につき採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

 日程第七 大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案(内閣提出)

議長(額賀福志郎君) 日程第七、大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案を議題といたします。

 委員長の報告を求めます。厚生労働委員長田畑裕明君。

    ―――――――――――――

 大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案及び同報告書

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔田畑裕明君登壇〕

田畑裕明君 ただいま議題となりました大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 本案は、医療及び産業の分野における大麻の適正な利用を図るとともに、その濫用による保健衛生上の危害の発生を防止するため、所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は、

 第一に、大麻取締法において、大麻から製造された医薬品の施用等を禁止する規定を削除するとともに、大麻等を麻薬及び向精神薬取締法における麻薬として位置づけることで、大麻草から製造された医薬品の施用等を可能とすること、

 第二に、大麻等の不正な施用について、他の規制薬物と同様に、麻薬として禁止規定及び罰則を適用するとともに、大麻草由来製品に微量に残留する有害成分の残留限度値を設けること等により、大麻の濫用による保健衛生上の危害の発生を防止すること、

 第三に、大麻草由来製品の原材料を採取する目的で大麻草を栽培する者は都道府県知事の免許を、医薬品の原料を採取する目的又は研究を行う目的で大麻草を栽培する者は厚生労働大臣の免許を、それぞれ受けなければならないこととすること

等であります。

 本案は、去る十一月七日本委員会に付託され、翌八日武見厚生労働大臣から趣旨の説明を聴取いたしました。十日に質疑を行うとともに、参考人から意見を聴取し、同日質疑を終局いたしました。次いで、討論、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。

 なお、本案に対し附帯決議を付することに決しました。

 以上、御報告申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(額賀福志郎君) 採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

井野俊郎君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。

 議院運営委員長提出、国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

議長(額賀福志郎君) 井野俊郎君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(額賀福志郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。

    ―――――――――――――

 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(議院運営委員長提出)

議長(額賀福志郎君) 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。

 委員長の趣旨弁明を許します。議院運営委員長山口俊一君。

    ―――――――――――――

 国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔山口俊一君登壇〕

山口俊一君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。

 本法律案は、人事院勧告に基づく一般職の国家公務員の給与改定に伴い、国会議員の秘書の給料月額及び勤勉手当の支給割合の改定を行おうとするものであります。

 本法律案は、本日、議院運営委員会において起草し、提出したものであります。

 何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(額賀福志郎君) 採決いたします。

 本案に賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(額賀福志郎君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。

     ――――◇―――――

議長(額賀福志郎君) 本日は、これにて散会いたします。

    午後一時五十一分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       総務大臣   鈴木 淳司君

       法務大臣   小泉 龍司君

       厚生労働大臣 武見 敬三君

       防衛大臣   木原  稔君

       国務大臣   河野 太郎君

       国務大臣   高市 早苗君

       国務大臣   松野 博一君


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