第2号 平成20年3月27日(木曜日)
平成二十年三月二十七日(木曜日)午後零時十六分開議
出席委員
委員長 玄葉光一郎君
理事 江崎洋一郎君 理事 後藤田正純君
理事 実川 幸夫君 理事 菅原 一秀君
理事 萩生田光一君 理事 笹木 竜三君
理事 吉田 泉君 理事 古屋 範子君
井澤 京子君 井脇ノブ子君
上野賢一郎君 大塚 高司君
中森ふくよ君 西本 勝子君
馳 浩君 福岡 資麿君
松本 洋平君 山内 康一君
菊田真紀子君 田名部匡代君
石井 啓一君 石井 郁子君
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国務大臣
(少子化対策担当)
(男女共同参画担当) 上川 陽子君
内閣府大臣政務官 西村 明宏君
衆議院調査局第一特別調査室長 金澤 昭夫君
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本日の会議に付した案件
青少年問題に関する件
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○玄葉委員長 これより会議を開きます。
青少年問題に関する件について調査を進めます。
上川国務大臣から所信を聴取いたします。上川国務大臣。
○上川国務大臣 青少年健全育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。
心身ともに健康で社会的に自立した青少年を育成していくことは、我が国の将来を大きく左右するものであり、政府の最重要課題の一つでございます。
青少年期は、心身の発達に従い、子供から若者へと成長するとともに、さまざまな悩みや葛藤を経験しながら、社会の一員として生活上の基盤を確立し、国の内外に活躍の場を広げていく時期でございます。こうした青少年の育成に向けて、家庭、学校、地域等が互いに連携、協力し、社会全体が一体となって取り組んでいく必要があります。
一方、近年、少子化や情報化、国際化などの急速な進展とともに、家庭、学校、地域等、青少年を取り巻く成育環境は大きく変化しており、このような中で、児童虐待やいじめ、少年非行や有害情報のはんらんなどにより安全で安心な成長が脅かされる事態や、フリーターやニートと呼ばれる若者の数が高水準で推移するなど若者の社会的自立をめぐる問題などが発生しております。
こうした状況の中、政府といたしましては、青少年について、その健全な育成はもとより、現下の諸課題に的確に対処するため、青少年育成施策大綱等に基づき、各種施策を総合的に推進してまいります。また、DVDやビデオ、インターネット上などの有害情報を子供の目に触れさせないための施策を着実に実施いたします。
さらに、今後、より一層の取り組みを行っていくため、施策の対象となる青少年や現場の方々の視点も十分踏まえながら、本年内をめどに新しい青少年育成施策大綱を策定してまいります。
私は、青少年健全育成を担当する内閣府特命担当大臣として、少子化対策や食育など関連の深い分野もあわせて担当している立場を十分に生かしながら、関係閣僚と緊密な連携を図りつつ、関連施策の総合的な推進に引き続き全力を尽くしてまいります。
玄葉委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。(拍手)
○玄葉委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後零時十九分散会