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請願情報


請願名「国の責任による二十人学級を展望した少人数学級の実施、教職員定数増、教育無償化、教育条件の改善に関する請願」の情報
項目 内容
国会回次 213
新件番号 303
請願件名 国の責任による二十人学級を展望した少人数学級の実施、教職員定数増、教育無償化、教育条件の改善に関する請願
請願要旨  義務標準法の改正により国の責任による小学校三十五人以下学級が前進したが、OECD平均である二十人程度の学級に比べ学級規模が大き過ぎる。また、学校現場では病気休暇や産前産後休暇、育児休業などの代替教職員が見つからない状況が続いているにもかかわらず、国は教職員定数を毎年削減し続けている。
 ついては、次記事項を措置されたい。
一 子供たちの命と健康を守るとともに学ぶ権利を保障するため教育予算をOECD諸国並みに計画的に増額し、行き届いた教育を実現するための教育条件整備を進めること。
二 義務・高校標準法を改正し、国の責任で小・中学校、高校での三十五人以下学級を早期に実現し、二十人学級を展望して少人数学級の前進を更に前進させること。
三 教員の未配置を解消するために、抜本的に正規の教職員を増員すること。
四 新たな教職員定数改善計画を策定し、次の項目を入れること。
 1 養護教諭・栄養教諭(職員)・事務職員を全校配置し、複数配置の基準を引き下げること。
 2 複式学級を解消するために、定数を引き下げること。
 3 幼稚園や特別支援学級・学校の学級編制標準の引下げを進めること。
五 公立・私立共に豊かな環境の下で学べるよう、教育条件や施設の改善を進めること。
 1 特別支援学校の過大・過密解消のため、財政支援の拡充、策定された設置基準に基づく特別支援学校の新設や既存校への適用を進めること。
 2 学校の耐震化・老朽化対策、洋式トイレやエアコンの普及、バリアフリー化を進めること。
六 教育費の保護者負担を軽減するとともに教育の無償化を進めること。
 1 高校・大学等の学費無償化と高校生・大学生等への給付奨学金制度の拡充を進めること。
 2 私学助成国庫補助の増額と就学支援金拡充で学費の公私間格差をなくすこと。
 3 給食無償化を実現し、安全安心な給食を提供できるよう、自治体への財政支援を国の責任で進めること。
 4 高校生へのタブレット端末の購入補助、又は無償で貸出しができるようにすること。
受理件数(計) 1件
署名者通数(計) 1,000名
付託委員会 文部科学委員会
結果/年月日
紹介議員一覧 受理番号 303号 馬淵 澄夫君
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