質問本文情報
令和六年四月三日提出質問第七二号
幼稚園におけるいじめ等の防止対策に関する質問主意書
提出者 鈴木庸介
幼稚園におけるいじめ等の防止対策に関する質問主意書
昨今いじめや暴力行為の低年齢化が顕著となっている。幼稚園に通う子どもは、個々の発達過程に大きな差が生じやすく、それ故いじめや暴力行為に発展する確率が高い。また身体的にも精神的にも脆弱であることから、概して庇護されるべき存在であるといえる。
いじめや暴力行為の発端を発見し、早い段階で増大したり激化したりすることを抑制すべきであると考えるが、政府の見解を明らかにされたい。
一 幼稚園におけるいじめや暴力行為についての実態をどのように把握しているのか。
二 幼稚園教員の養成課程におけるいじめや暴力行為への対応に係るカリュキュラムの導入や教員になった後でも定期的に研修を実施し、啓発活動に努めることなどが求められるが、幼稚園におけるいじめや暴力行為の防止について今後どのように取り組んでいくのか。
三 いじめ防止対策推進法の対象に、幼稚園児を加える必要があると考えるが、政府の見解を伺う。
右質問する。