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答弁本文情報

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平成十八年十一月二日受領
答弁第一二〇号

  内閣衆質一六五第一二〇号
  平成十八年十一月二日
内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 河野洋平 殿

衆議院議員江田憲司君提出北朝鮮の核実験に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員江田憲司君提出北朝鮮の核実験に関する質問に対する答弁書



一について

 お尋ねについては、北朝鮮が極めて閉鎖的な体制をとっていることもあり、一概にお答えすることは困難である。

二について

 我が国がこれまで収集した情報とその分析及び米国や韓国の分析等を我が国独自で慎重に検討・分析した結果、北朝鮮が核実験を行った蓋然性が極めて高いものと判断している。

三について

 お尋ねについては、関連情報の収集及び分析に努めているところであるが、これらの情報の詳細を明らかにすることは、我が国の情報の収集及び分析能力を明らかにすることになることから、お答えすることは差し控えたい。

四及び五について

 お尋ねについては、北朝鮮が極めて閉鎖的な体制をとっていることもあり、断定的なことは申し上げられないが、一連の北朝鮮の言動を考えれば、以前から、核兵器計画が相当に進んでいる可能性を排除することはできないと認識している。

六について

 平成十八年十月十二日、ブッシュ米国大統領及び唐家(注)中国国務委員が会談し、北朝鮮の核問題等について意見交換したこと、並びに、唐国務委員が同日、ライス米国国務長官及びハドレー米国大統領国家安全保障補佐官とも同問題について意見交換を行ったことを米中双方が明らかにしていると承知している。
 米国政府及び中国政府との関係もあり、両政府からどのような説明を受けたかについては、お答えすることは差し控えたい。

七について

 お尋ねについては、中国政府との関係もあり、同政府からどのような説明を受けたかについては、お答えすることは差し控えたい。

八について

 外務省としては、中国は、北朝鮮に対し、従来より食糧やエネルギーといった分野を中心に、一定規模の支援を行ってきており、一定の影響力を有しているものと認識している。

九について

 政府としては、いかなる緊急事態にも対処し得るよう必要な備えをするために、その対処の在り方について、不断の検討を行っている。

十について

 政府としては、核問題の平和的・外交的な解決に当たっては、現時点では、六者会合が最も現実的な枠組みと考えている。

十一について

 我が国と米国との間の協議の詳細な内容については、米国との関係もあり、お答えすることは差し控えたい。また、今後、政府として米国に対し北朝鮮との協議を促すか否かについては、北朝鮮をめぐる諸問題の解決に向けた我が国の取組に支障を及ぼすおそれがあることから、お答えすることは差し控えたい。



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