答弁本文情報
平成二十八年十二月二十日受領答弁第二二四号
内閣衆質一九二第二二四号
平成二十八年十二月二十日
内閣総理大臣 安倍晋三
衆議院議長 大島理森 殿
衆議院議員長妻昭君提出非正規雇用が四割まで拡大した原因に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員長妻昭君提出非正規雇用が四割まで拡大した原因に関する質問に対する答弁書
労働力調査(詳細集計)によると、役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の年平均の割合は、平成二十四年の三十五・二パーセントから平成二十七年の三十七・五パーセントに増加している。御指摘の「政策の失敗」の意味するところが必ずしも明らかではないが、非正規の職員・従業員の割合が増加したことについては、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(昭和四十六年法律第六十八号)第九条第一項に規定する高年齢者雇用確保措置が講じられ六十歳以上の非正規の職員・従業員が増加したこと及び景気回復に伴い「パート・アルバイト」として働き始める方が増加したことが大きな要因であると考えている。