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昭和二十四年十一月十七日提出質問第四八号
国家地方警察東京管区一都十県警察官警備訓練に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十四年十一月十七日
提出者 立花※(注)男
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
国家地方警察東京管区一都十県警察官警備訓練に関する質問主意書
昭和二十四年十一月九日長野県上田市を中心に千曲川周辺で、暴徒鎭圧の想定のもとに行われた国家地方警察東京管区一都十県警察官警備訓練に関し、左の諸点につき質問する。
一 多数の暴徒を想定しているが、いかなる具体的根拠に基いて暴徒を想定したか。
一 国家地方警察官の動員に関する費用は、いかなる予算項目より支弁するか。
一 自治体警察官をこの訓練に動員しているが、これはいかなる法的根拠に基いて動員したか。
一 自治体警察官の費用の支弁は、いかなる方法及び項目により支弁するか。
一 訓練終了後上田市より長野市まで警察官の行進が行われたが、これはいかなる必要と目的でなされたか。
一 齋※(注)国家地方警察長官の本訓練に対する講評中「警察は軍隊なきあとの軍隊である」という意味の発言があるが、この発言はどのように解すべきか。
右質問する。