答弁本文情報
昭和二十五年十二月八日受領答弁第一〇二号
(質問の 一〇二)
内閣衆質第一〇二号
昭和二十五年十二月八日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出廣川農相の朗報に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出廣川農相の朗報に関する質問に対する答弁書
一 政策の最終的決定の前に、採らんとする政策の方向なり、意図なりを発表することのあるのは、民主政治における普通のことである。
二 現在の諸情勢に即応して適切強力な農林政策の推進につとめていることは申すまでもないが、その結果については、やがて国会に提出される二十六年度予算について見られたい。
三 今後とも農林政策の実現につとめてゆく道程において、適当と考える場合には、事前に政策の意図を発表して、世間の反響をみることはあるつもりである。
右答弁する。