委員長 | 小平 忠正君 | 民主 | |||
理事 | 稲葉 大和君 | 自民 | 理事 | 金田 英行君 | 自民 |
理事 | 二田 孝治君 | 自民 | 理事 | 松下 忠洋君 | 自民 |
理事 | 鮫島 宗明君 | 民主 | 理事 | 楢崎 欣弥君 | 民主 |
理事 | 白保 台一君 | 公明 | 理事 | 山田 正彦君 | 自由 |
相沢 英之君 | 自民 | 青山 丘君 | 自民 | ||
荒巻 隆三君 | 自民 | 石田 真敏君 | 自民 | ||
岩倉 博文君 | 自民 | 岩崎 忠夫君 | 自民 | ||
梶山 弘志君 | 自民 | 金子 恭之君 | 自民 | ||
北村 誠吾君 | 自民 | 熊谷 市雄君 | 自民 | ||
小泉 龍司君 | 自民 | 近藤 基彦君 | 自民 | ||
七条 明君 | 自民 | 高木 毅君 | 自民 | ||
西川 京子君 | 自民 | 宮本 一三君 | 自民 | ||
川内 博史君 | 民主 | 後藤 斎君 | 民主 | ||
佐藤 謙一郎君 | 民主 | 津川 祥吾君 | 民主 | ||
筒井 信隆君 | 民主 | 鉢呂 吉雄君 | 民主 | ||
堀込 征雄君 | 民主 | 山内 功君 | 民主 | ||
江田 康幸君 | 公明 | 藤井 裕久君 | 自由 | ||
中林 よし子君 | 共産 | 松本 善明君 | 共産 | ||
菅野 哲雄君 | 社民 | 山口 わか子君 | 社民 | ||
藤波 孝生君 | 無 |
付託された法律案は、内閣提出法律案2件、議員提出法律案3件(継続審査)であった。
内閣提出法律案のうち、農漁協系統の信用事業が我が国金融システムの一員として適切な運営を行っていくため、そのセーフティーネットについて、預金保険制度と同様の整備を図るための 農水産業協同組合貯金保険法等改正案は、原案のとおり可決された。その主な質疑内容は、 [1]本案提出及びペイオフ解禁時期2年延長の意義、 [2]ペイオフ解禁に向けた系統金融機関の体制整備の状況、[3]系統金融機関における今後の不良債権処理策、 [4]系統金融機関における決済用貯金創設の意義、 [5]貯金保険制度の活用状況及びその効果、 [6]系統金融機関のリスク管理債権額とその内訳、 [7]農業者の民事再生手続における農林漁業金融公庫の対応、 [8]農協改革の在り方等であった。なお、本案に対し、修正案が提出されたが、否決された。
近年における農薬の流通の多様化の状況等にかんがみ、農薬の品質の適正化とその安全かつ適正な使用を図るため、無登録農薬の製造、加工、輸入及び使用の禁止等の措置を講じようとする 農薬取締法改正案は、原案のとおり可決された。その主な質疑内容は、 [1]無登録農薬問題によって生じた産地の被害救済方針、 [2]無登録農薬の輸入規制の水際での実効確保措置、 [3]非農耕地用除草剤等についての規制の在り方、 [4]安全性に問題のある無登録農薬等の回収が努力義務規定とされている理由、 [5]特定農薬の定義及びその指定の在り方等であった。なお、本案に対し、修正案が提出されたが、否決された。
議員提出法律案のうち、有明海及び八代海を豊かな海として再生するため、国による基本方針の策定、関係県による県計画の策定及び漁港漁場整備事業について国の補助の割合の特例措置等を講じようとする 有明海及び八代海再生特別措置法案は、干潟と有明海及び八代海の海域の環境との関係に関する調査等の総合的な調査を行うこと、当該海域に流入する水の汚濁負荷量の総量の削減に資する措置を講ずること等を内容とする修正を加え、修正議決された。なお、本案について、内閣の意見を聴取した。
有明海及び八代海を豊かな海として再生するため、環境省に海域の環境と水産資源に関する総合的な調査とその結果に基づき勧告を行う「有明海・八代海再生調査委員会」を設置するとともに、諫早湾干拓事業を停止する等の措置を講じようとする 有明海及び八代海再生臨時措置法案は、否決された。
農業の持続的な発展及び農村の振興に資するため、農業経営の再建を図るのに必要な資金の貸付け並びに農地等の買入れ及び貸付け等の措置を講じようとする 農業経営再建特別措置法案は、継続審査となった。
国政調査では、 [1]大島農林水産大臣の前秘書官による公共事業口利き疑惑の真相解明に向けての大臣の責任、 [2]農林水産業を取り巻く状況を踏まえたこれからの構造改革の在り方、 [3]農業に係る構造改革特区導入の構想、 [4]諫早湾干拓事業に係る潮受堤防の設置と有明海の環境悪化との因果関係、 [5]有明海の環境を回復するために必要な具体的方策、 [6]諫早湾干拓事業に係る調整池の水質の現状及び改善策、 [7]米政策再構築の意義、 [8]今後の米の生産調整における国の関与及び流通制度の在り方、 [9]食料安全保障の観点からの政府備蓄の在り方及び非食料用用途へ備蓄米処分を行う必要性、 [10]「地球温暖化防止森林吸収源10カ年対策」の効果等について国民に対し明確に説明する必要性等について、質疑を行った。
11月6日に、有明海及び八代海の再生に関する問題の調査に資するため、有明海ノリ漁場及び諫早湾干拓事業地の視察を行った。
付託件数 | 採択件数 | 未了件数 |
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13 | 0 | 13 |
件名 | 提出日 | 衆院 趣旨 説明 |
衆院 委員会 付託日 |
衆院 提案 理由 |
衆院 委員会 質疑 |
衆院 委員会 議決日 結果 |
衆院 本会議 議決日 結果 |
参院 委員会名 |
参院 委員会 議決日 結果 |
参院 本会議 議決日 結果 |
公布日 番号 |
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農水産業協同組合貯金保険法及び農水産業協同組合の再生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第63号) | 14.10.25 | 11.7 | 11.7 | 11.19 | 11.20 11.21 |
11.21 可決(多) (賛-自民・公明) (反-民主・自由・共産・社民) (欠-無) |
11.21 可決 |
農林水産 | 12.10 可決 |
12.11 可決 |
14.12.18 法177号 |
農薬取締法の一部を改正する法律案(内閣提出第66号) | 14.10.25 | 11.8 | 11.14 | 11.19 | 11.19 可決(全) (賛-自民・民主・公明・自由・共産・社民) (欠-無) |
11.21 可決 |
農林水産 | 12.3 可決 |
12.4 可決 |
14.12.11 法141号 |
件名 | 提出日 | 衆院 趣旨 説明 |
衆院 委員会 付託日 |
衆院 提案 理由 |
衆院 委員会 質疑 |
衆院 委員会 議決日 結果 |
衆院 本会議 議決日 結果 |
参院 委員会名 |
参院 委員会 議決日 結果 |
参院 本会議 議決日 結果 |
公布日 番号 |
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農業経営再建特別措置法案(平岡秀夫君提出、第151回国会衆法第20号) | (13.4.12) | 14.10.18 | (12.13) (閉会中審査) |
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有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案(古賀誠君外9名提出、第154回国会衆法第23号) | (14.5.28) | 10.18 | (7.18) | 11.12 修正(多) (賛-自民・公明・自由・社民) (反-民主・共産) (欠-無) |
11.14 修正 |
農林水産 | 11.21 可決 |
11.22 可決 |
14.11.29 法120号 |
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有明海及び八代海の再生に関する臨時措置法案(佐藤謙一郎君外4名提出、第154回国会衆法第40号) | (14.7.6) | 10.18 | (7.18) | 11.12 否決(少) (賛-民主・共産) (反-自民・公明・自由・社民) (欠-無) |
11.14 否決 |