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   予算委員長鹿野道彦君解任決議案(第一七四回国会、決議第二号)

                  
 本院は、予算委員長鹿野道彦君を解任する。
  右決議する。
     理 由
 政権交代後初の本予算審議を充実したものとするべく、われわれは積極的に予算審議に応じ、議論に必要となる資料の提出、また参考人招致や集中審議開催に関して前向きな提案を重ねてきた。しかるに与党は、自らが描いた日程を進めることに固執し、今日に至るまでわれわれの意見を黙殺し続けている。
 予算委員長鹿野道彦君は、閣僚や予算委員外の議員も含め、「国会崩壊」と揶揄されるほどの不規則発言に対し、委員長としての秩序保持権を行使しようとせず、たびたび委員会の混乱を放置した。また二月十七日の予算委員会における自民党議員の質疑に際し、閣僚の不十分な答弁に対する質問を退けて質疑時間を空費せしめ、貴重な質問の権利を奪った。さらに同日、鹿野君は公平公正たる立場を放棄し、与党の要求のみに耳を傾けて一方的に公聴会の開催を議決した。鹿野君は予算委員長就任にあたり、「公正そして円滑に委員会を運営してまいりたい」と述べているが、このたびの不誠実な委員会運営は、自らの発言を否定し議会の権威を失墜せしめる驚くべき暴挙である。
 そもそも公聴会は、広く有識者の意見を予算に反映させるための重要な機会であり、各党一致したうえで円満に開催されるべきことは言うまでもない。政府与党の党利党略に加担し、多数をもって議決を強行する行為は公聴会の趣旨を無視するのみならず、わが国の予算審議に責任をもつ予算委員長の職責に照らしても断じて許すことができない。鹿野道彦君が委員長の職務を遂行することは不適当であり、解任に値する。
 以上が本決議案を提出する理由である。

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