衆議院

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第1号 平成28年9月26日(月曜日)

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平成二十八年九月二十六日(月曜日)

    ―――――――――――――

 議事日程 第一号

  平成二十八年九月二十六日

    正午開議

 第一 議席の指定

 第二 会期の件

 第三 常任委員長の選挙

 第四 情報監視審査会委員の選任

    …………………………………

  一 国務大臣の演説

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 日程第一 議席の指定

 日程第二 会期の件

 議院運営、内閣、総務、法務、財務金融、文部科学、厚生労働、農林水産、経済産業、国土交通、環境、安全保障、国家基本政策、予算、決算行政監視及び懲罰の各常任委員長辞任の件

 議院運営委員長外十六常任委員長の選挙

 日程第四 情報監視審査会委員の選任

 災害対策を樹立するため委員四十人よりなる災害対策特別委員会、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する調査を行うため委員四十人よりなる政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会、沖縄及び北方問題に関する対策樹立のため委員二十五人よりなる沖縄及び北方問題に関する特別委員会、北朝鮮による拉致等に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため委員二十五人よりなる北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会、消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策を樹立するため委員三十五人よりなる消費者問題に関する特別委員会、科学技術、イノベーション推進の総合的な対策を樹立するため委員三十五人よりなる科学技術・イノベーション推進特別委員会、東日本大震災からの復興に当たり、その総合的対策を樹立するため委員四十五人よりなる東日本大震災復興特別委員会及び原子力に関する諸問題を調査するため委員四十人よりなる原子力問題調査特別委員会を設置するの件(議長発議)

 地方創生に関する総合的な対策を樹立するため委員四十人よりなる地方創生に関する特別委員会を設置するの件(議長発議)

 環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案を審査するため委員四十五人よりなる環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を設置するの件(議長発議)

 北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議案(佐藤勉君外十四名提出)

 安倍内閣総理大臣の所信に関する演説

 麻生財務大臣の財政に関する演説


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    午後零時二分開議

議長(大島理森君) 諸君、第百九十二回国会は本日召集されました。

 これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

 日程第一 議席の指定

議長(大島理森君) 日程第一、議席の指定を行います。

 衆議院規則第十四条によりまして、諸君の議席は、議長において、ただいまの仮議席のとおりに指定いたします。

     ――――◇―――――

 日程第二 会期の件

議長(大島理森君) 日程第二、会期の件につきお諮りいたします。

 今回の臨時会の会期は、十一月三十日まで六十六日間といたしたいと思います。これに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、会期は六十六日間とすることに決まりました。

     ――――◇―――――

 常任委員長辞任の件

議長(大島理森君) 常任委員長辞任の件につきお諮りいたします。

 議院運営委員長河村建夫君、内閣委員長西村康稔君、総務委員長遠山清彦君、法務委員長葉梨康弘君、財務金融委員長宮下一郎君、文部科学委員長谷川弥一君、厚生労働委員長渡辺博道君、農林水産委員長小里泰弘君、経済産業委員長高木美智代君、国土交通委員長谷公一君、環境委員長赤澤亮正君、安全保障委員長左藤章君、国家基本政策委員長浜田靖一君、予算委員長竹下亘君、決算行政監視委員長松木けんこう君及び懲罰委員長中川正春君から、それぞれ常任委員長を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、許可することに決まりました。

     ――――◇―――――

 常任委員長の選挙

議長(大島理森君) つきましては、議院運営委員長外十五常任委員長の選挙を行うのでありますが、既に外務委員長が欠員となっておりますので、この際、議院運営委員長外十六常任委員長の選挙を行います。

笹川博義君 各常任委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。

議長(大島理森君) 笹川博義君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。

 議長は、各常任委員長を指名いたします。

        議院運営委員長 佐藤  勉君

           〔拍手〕

          内閣委員長 秋元  司君

           〔拍手〕

          総務委員長 竹内  譲君

           〔拍手〕

          法務委員長 鈴木 淳司君

           〔拍手〕

          外務委員長 三ッ矢憲生君

           〔拍手〕

        財務金融委員長 御法川信英君

           〔拍手〕

        文部科学委員長 永岡 桂子君

           〔拍手〕

        厚生労働委員長 丹羽 秀樹君

           〔拍手〕

        農林水産委員長 北村 茂男君

           〔拍手〕

        経済産業委員長 浮島 智子君

           〔拍手〕

        国土交通委員長 西銘恒三郎君

           〔拍手〕

          環境委員長 平  将明君

           〔拍手〕

        安全保障委員長 山口  壯君

           〔拍手〕

      国家基本政策委員長 棚橋 泰文君

           〔拍手〕

          予算委員長 浜田 靖一君

           〔拍手〕

      決算行政監視委員長 玄葉光一郎君

           〔拍手〕

          懲罰委員長 大島  敦君

           〔拍手〕

     ――――◇―――――

 日程第四 情報監視審査会委員の選任

議長(大島理森君) 日程第四、情報監視審査会委員の選任を行います。

 衆議院情報監視審査会規程第六条の規定に基づき、情報監視審査会委員に今津寛君を選任するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、選任することに決まりました。

     ――――◇―――――

 特別委員会設置の件

議長(大島理森君) 特別委員会の設置につきお諮りいたします。

 災害対策を樹立するため委員四十人よりなる災害対策特別委員会

 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する調査を行うため委員四十人よりなる政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会

 沖縄及び北方問題に関する対策樹立のため委員二十五人よりなる沖縄及び北方問題に関する特別委員会

 北朝鮮による拉致等に関する諸問題を調査し、その対策樹立に資するため委員二十五人よりなる北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会

 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策を樹立するため委員三十五人よりなる消費者問題に関する特別委員会

 科学技術、イノベーション推進の総合的な対策を樹立するため委員三十五人よりなる科学技術・イノベーション推進特別委員会

 東日本大震災からの復興に当たり、その総合的対策を樹立するため委員四十五人よりなる東日本大震災復興特別委員会

及び

 原子力に関する諸問題を調査するため委員四十人よりなる原子力問題調査特別委員会

を設置いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。

 次に、地方創生に関する総合的な対策を樹立するため委員四十人よりなる地方創生に関する特別委員会を設置いたしたいと存じます。これに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律案を審査するため委員四十五人よりなる環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会を設置いたしたいと存じます。これに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(大島理森君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 ただいま議決されました十特別委員会の委員は追って指名いたします。

     ――――◇―――――

議長(大島理森君) この際、暫時休憩いたします。

    午後零時十三分休憩

     ――――◇―――――

    午後二時二分開議

議長(大島理森君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     ――――◇―――――

笹川博義君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。

 佐藤勉君外十四名提出、北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

議長(大島理森君) 笹川博義君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。

    ―――――――――――――

 北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議案(佐藤勉君外十四名提出)

議長(大島理森君) 北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議案を議題といたします。

 提出者の趣旨弁明を許します。佐藤勉君。

    ―――――――――――――

 北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議案

    〔本号(一)末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔佐藤勉君登壇〕

佐藤勉君 私は、提出者を代表して、ただいま議題となりました北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。

 本院は、北朝鮮による本年一月の四度目の核実験、二月の弾道ミサイルの発射に対して、それぞれ決議により厳重に抗議してきました。しかし、その後も北朝鮮はミサイル発射による挑発行為を繰り返し、去る九日には五度目の核実験を強行しました。

 再び繰り返された許しがたい暴挙に対し、本院としても、これ以上いかなる挑発行為も容認しないとのこれまでになく強いメッセージを発すべきであると認識し、本決議案を提案する次第であります。

 案文を朗読いたします。

    北朝鮮による五度目の核実験に対する抗議決議案

  去る九月九日、北朝鮮は、核弾頭爆発実験を実施した旨発表した。

  これは、決議第二二七〇号等の一連の国連安保理決議や六者会合共同声明、日朝平壌宣言に明確に違反し強行された五度目となる核実験であり、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であるばかりでなく、唯一の戦争被爆国である我が国として断じて容認できない暴挙である。また、核弾頭の運搬手段となる弾道ミサイルについては、我が国の排他的経済水域に落下したものや、潜水艦から発射したものを含め、本年一月以降、既に二十一発を発射している。

  これら一連の行為は、我が国の安全に対する直接かつ現実的脅威であるとともに、地域及び国際社会の平和と安全を損なうものであり、到底許されるものではなく、極めて強く非難する。

  本院は、日本国民を代表して、今般の核実験に対し重ねて厳重に抗議するとともに、北朝鮮が、これまでの諸合意に従って速やかに全ての核を放棄し、IAEAの査察を受け入れ、朝鮮半島の非核化に取り組むことを強く要求する。

  国際社会は、国連安保理決議等を踏まえ、結束した外交努力を展開し、平和的な解決を模索すべきである。政府においては、国連加盟国に対し、これまでの国連安保理決議に基づく制裁措置の完全なる履行を実現するよう働き掛けを強化しつつ、非常任理事国として新たな決議の採択等国連安保理における議論を主導するとともに、各国との連携を強化し、国連安保理での取組や我が国独自の措置を通じて圧力の強化を追求すべきである。

  政府はまた、核・ミサイル問題のみならず、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な侵害である拉致問題をも含め、北朝鮮情勢に関する情報を収集・分析の上、国民に対して的確な情報提供を行うべきである。そして、国際社会が結束して北朝鮮による核・ミサイル・拉致問題の包括的かつ早急な解決を図るべく、政府の総力を挙げた努力を傾注し、もって国民の負託に応えるべきである。

  右決議する。

以上であります。

 何とぞ議員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(大島理森君) 採決いたします。

 本案を可決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。

 この際、内閣総理大臣から発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣安倍晋三君。

    〔内閣総理大臣安倍晋三君登壇〕

内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの御決議への所信を申し述べます。

 北朝鮮の核実験は、我が国の安全保障に対する重大かつ現実的な脅威であり、地域及び国際社会の平和と安全を損なうものです。関連する安保理決議や日朝平壌宣言、六者会合共同声明に明白に違反し、国際的な不拡散体制への重大な挑戦です。

 唯一の戦争被爆国である我が国として、このような暴挙は断じて容認できません。北朝鮮に対し、断固として抗議します。

 北朝鮮は、核弾頭の爆発実験を実施したと発表しており、潜水艦からの弾道ミサイル発射や、三発の弾道ミサイルを同時に発射し、三発とも我が国の排他的経済水域内に着弾させるなど、ことしに入って二十一発の弾道ミサイルを発射していることと相まって、今回の核実験は新たな段階の脅威であります。これに対する対応も、全く異なるものでなければなりません。

 北朝鮮に対して、このまま核やミサイルの開発を続けていけば、ますます国際社会から孤立し、その将来を切り開くことができないということを理解させなければなりません。北朝鮮への人、物資、資金の流れを厳しく規制する安保理決議、そして我が国独自の措置により、断固たる対応をとっていく決意です。

 我が国は、非常任理事国として、新たな安保理決議の採択に向けた取り組みを主導してまいります。国連総会では、米国のオバマ大統領、英国のメイ首相、中国の李克強首相と緊密に連携していくことを確認しました。

 引き続き、米国、韓国、中国、ロシア等と緊密に連携しながら、北朝鮮に対し、全ての核の放棄、安保理決議等の遵守、NPT及びIAEAの保障措置への復帰を強く求め、朝鮮半島の非核化を目指してまいります。

 我が国独自の措置についても、拡充強化に向けて検討を進め、毅然かつ断固として対応してまいります。

 加えて、北朝鮮情勢に関する情報収集、分析を徹底するとともに、国民に適時適切な情報提供を行い、我が国の平和と安全の確保、国民の安全、安心の確保に万全を期してまいります。

 拉致問題は安倍政権の最重要課題であり、一日も早い全ての拉致被害者の帰国に向け、全力を尽くしてまいります。北朝鮮とは、対話のための対話では意味がありません。北朝鮮が真剣に対話に応じるよう、厳しい圧力をかけていく必要があります。対話と圧力、行動対行動の原則のもと臨んでいく決意です。

 ただいまの御決議の趣旨を体し、核、ミサイル、そして、引き続き最重要課題である拉致問題に関し、北朝鮮が問題の解決に向け具体的行動をとるよう強く求めてまいります。(拍手)

     ――――◇―――――

 国務大臣の演説

議長(大島理森君) 内閣総理大臣から所信に関する演説、財務大臣から財政に関する演説のため、発言を求められております。順次これを許します。内閣総理大臣安倍晋三君。

    〔内閣総理大臣安倍晋三君登壇〕

内閣総理大臣(安倍晋三君) 世界一への執念。

 歴代最多のメダルラッシュとなったリオ五輪では、世界の強豪たちに真っ向勝負を挑み、最後の一瞬まで勝利を諦めない選手たちの姿に、日本じゅうが感動しました。

 四年後の東京オリンピック・パラリンピックは、必ずや世界一の大会にする。何としても成功させなければなりません。同時に、我が国の未来を切り開く。私たちもまた、世界一暮らしやすい国、世界一信頼される国を目指し、新たなスタートを切るときです。

 参議院選挙で、自由民主党と公明党の連立与党は、目標の改選過半数を大きく上回る勝利を得ることができました。

 この道を、力強く、前へ。

 これが、選挙で示された国民の意思であります。安定的な政治基盤の上に、しっかりと結果を出していく。国民の負託に応えていく決意であります。

 この国会に求められていることは、目の前の課題から逃げることではありません。挑戦です。いかに困難な課題にもチャレンジし、建設的な議論を行って結果を出すことであります。

 一億総活躍、地方創生、農政新時代、そして地球儀を俯瞰する外交。安倍内閣は未来への挑戦を続けます。世界の真ん中で輝く日本の未来を、皆さん、ともに切り開いていこうではありませんか。

 この夏、台風十号を初め記録的な豪雨が相次ぎました。お亡くなりになった方々に哀悼の意を表し、被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げます。

 北海道、東北を中心に各地で、生活インフラ、収穫間近であった農作物などに甚大な被害が発生しており、激甚災害として、その復旧に全力を挙げてまいります。さらなる防災・減災対策に取り組み、国土強靱化を進めます。

 熊本地震から五カ月。仮設住宅への入居はほぼ完了しましたが、さらに災害公営住宅の建設、保育所や介護施設の復旧など、被災地の生活再建を加速します。中小・小規模事業者、農林漁業者の皆さんの事業再開を支援し、なりわいの復興も進めます。特別交付税を増額し、被災自治体の財政負担を軽減します。一日も早い復興を目指して取り組んでまいります。

 東北では、外国人宿泊者が昨年、震災前を上回りました。観光先進地東北を目指し、新たなチャレンジを支援します。福島では、中間貯蔵施設の建設、除染など、住民の帰還に向けた環境整備、廃炉・汚染水対策を着実に進めながら、未来のエネルギー社会を開く先駆けの地として、新しい産業の集積を一層促進してまいります。

 あの大震災、困難の日々を胸に刻みながら、被災地の皆さんと力を合わせ、新しい東北の未来を切り開いてまいります。

 英国のEU離脱、失速する新興国経済。世界経済は今、大きなリスクに直面しています。

 新たな危機に陥ることを回避するため、G7が協力して全ての政策対応を行う。伊勢志摩の地で合意しました。英国のEU離脱の判断に際し、G7が緊密な協議を行い、速やかに行動しました。

 先般のG20では、中国を初め新興国ともこの危機感を共有しました。世界経済の成長と市場の安定のため、国際協調の強化にさらなるリーダーシップを発揮してまいります。

 G7の議長国として、日本はその責任を果たす。あらゆる政策を総動員いたします。事業規模二十八兆円を超える経済対策を講じ、内需を力強く下支えします。アベノミクスを一層加速し、デフレからの脱出速度を最大限まで引き上げてまいります。

 有効求人倍率は、四十七全ての都道府県で一倍を超えています。史上初めてのことです。実質賃金もプラスに転じ、六カ月連続でアップ。雇用の拡大、賃金の上昇による経済の好循環が生まれています。

 この流れをより確かなものにする。本年、最低賃金を、時給方式となって過去最大の二十五円引き上げます。千円を目指し、社会全体の所得の底上げを図ります。

 経済の好循環の成否は、全国の中小・小規模事業者の皆さんの元気にかかっています。生産性向上、販路開拓などの努力を後押しします。下請法の運用基準を十三年ぶりに抜本改定し、下請取引の条件改善を進めます。低利融資による資金繰り支援とあわせ、地域経済を支える金融機関のセーフティーネットである金融機能強化法を延長します。

 消費税率一〇%への引き上げを三十カ月延期します。平成三十一年十月の実施に向け、軽減税率導入へ準備を進めます。それまでの間、逆進性対策として、所得の低い世帯への給付を行います。

 消費増税が延期された中にあっても、二〇二〇年度の財政健全化目標を堅持します。アベノミクスの果実も生かし、優先順位をつけながら、社会保障を充実していきます。無年金者対策は喫緊の課題であり、来年度中に年金受給資格期間を二十五年から十年へと短縮します。成長と分配の好循環をつくり上げてまいります。

 経済対策のキーワードは、未来への投資。一億総活躍の未来を見据え、子育て支援、介護の拡充を進めます。

 介護離職ゼロを目指し、五十万人分の介護の受け皿を前倒しで整備します。介護休業に積極的な事業者を新たな助成金で支援します。

 介護の仕事は本当にやりがいがある、そのことを国民の皆さんに正しく理解してもらいたい、介護福祉士を目指す学生、小金栞さんから聞いた言葉が私の耳から離れません。大きな希望を持って介護や保育の道を進んだ、こうした皆さんの高い使命感に私たちはしっかりと応えていかなければなりません。

 技能や経験に応じた給料アップの仕組みをつくるなど、処遇の改善に取り組みます。補助者の活用などにより、現場の負担軽減を進めます。再就職準備金を倍増するほか、あらゆる手を尽くして必要な人材の確保に努めていきます。

 保育の受け皿整備を加速します。小学生の放課後の受け皿づくりも、学校施設を活用し、全国で展開します。子育て支援を拡充することで、希望出生率一・八に向かって歩みを進めてまいります。

 みんな限界にチャレンジしている。

 パラリンピック三大会に出場した佐藤真海さんが、かつて私に語ってくれました。リオ・パラリンピックでは、限界を全く感じさせないアスリートたちの姿に日本全体が勇気をもらいました。

 障害や難病のある人も、お年寄りも若者も、女性も男性も、一度失敗を経験した人も、誰もが生きがいを感じられる社会をつくることができれば、少子高齢化というピンチも大きなチャンスに変えることができるはずです。

 二〇二〇年、そしてその先の未来に向かって、誰もがその能力を存分に発揮できる社会をつくる。一億総活躍の未来を皆さんとともに切り開いてまいります。

 その大きな鍵は、働き方改革です。働く人の立場に立った改革。意欲ある皆さんに多様なチャンスを生み出す、労働制度の大胆な改革を進めます。

 子育て、介護など多様なライフスタイルと仕事とを両立させるためには、長時間労働の慣行を断ち切ることが必要です。

 同一労働同一賃金を実現します。不合理な待遇差を是正するため、新たなガイドラインを年内を目途に策定します。必要な法改正に向けて、ちゅうちょすることなく準備を進めます。非正規という言葉を、皆さん、この国から一掃しようではありませんか。

 定年引き上げに積極的な企業を支援します。意欲ある高齢者の皆さんに多様な就労機会を提供していきます。

 各般にわたる労働制度の改革プラン、働き方改革実行計画を今年度内にまとめます。可能なものから速やかに実行し、一億総活躍の未来を切り開いてまいります。

 若者こそ、我が国の未来。若者への投資を拡大します。本年採用する進学予定者から、その成績にかかわらず、必要とする全ての学生が無利子の奨学金を受けられるようにします。給付型の奨学金も、来年度予算編成の中で実現いたします。

 一人の若き農業者と、先日、山形で出会いました。美しい田んぼを守っていきたい、二十二歳の工藤ひかりさんは、農業の道を志した理由をこう語ってくれました。汗水流して収穫したラズベリー。おいしかったよという声に大きなやりがいを感じているそうです。

 農家の平均年齢は今、六十六歳を超えています。他方、一見困難に思えるその世界に飛び込み、チャレンジする若者たちがいます。

 過疎化、高齢化、地方が直面する困難は深刻です。しかし、特色ある農林水産物、豊かな自然、伝統文化、それぞれの地方が持つ個性は、いまだ十分に生かされているとは言えません。ここに大きなチャンスがあります。

 安倍内閣は、地方創生の未来に大胆に投資していきます。

 財政投融資を活用し、リニア中央新幹線の全線開業を最大八年間前倒しします。整備新幹線の建設も加速し、東京と大阪を大きなハブとしながら、全国を一つの経済圏に統合する地方創生回廊を整えます。それぞれの地方がみずからのアイデアでみずからの未来を切り開く、自治体による地方創生への挑戦を新しい交付金によって応援します。

 宮崎の油津港では、海外からのクルーズ船が四年前の三倍にふえました。英語での観光案内を地元の高校生たちが買って出るなど、地域に活気が生まれています。

 旅行収支が、昨年、史上初めて一兆円の黒字となりました。外国人観光客は、三年間で二倍以上にふえ、本年、過去最高、二千万人を大きく上回る見込みです。次は、四千万人の高みを目指し、観光分野に大胆に投資します。

 岸壁の整備、客船ターミナルの建設など、クルーズ船受け入れのための港湾整備を進めます。滑走路の増設など、地方空港の機能を強化します。那覇空港や高松空港では、来月から入国審査手続の一部を事前に行うバイオカートを導入し、審査待ち時間を最大三割短縮します。最先端技術を積極的に活用し、世界一の出入国管理体制を整えてまいります。

 二〇一八年を目途に、三大メガバンクのATMコーナーの半分、三千台で、海外発行のカードを使えるようにします。クレジットカードのIC対応を義務化し、外国人観光客の皆さんが安心して決済できる環境を整えます。

 世界一安全な国づくりも欠かせません。多くの若者たちの将来を奪った軽井沢スキーバス事故の教訓を踏まえ、貸し切りバス事業への監査機能を抜本的に強化し、許可更新制を導入します。

 ホテルなどの建設を後押しするため、本年から容積率規制を大幅に緩和しました。WiFiの整備なども支援します。観光インフラ整備プログラムを年内に策定し、外国人観光客四千万人時代を見据え、投資を加速してまいります。

 これからの成長の主役は地方。目指すは世界であります。

 三年連続で過去最高を更新してきた農林水産物の輸出は、本年も昨年を上回るペースです。

 TPPの早期発効を大きなチャンスとして、一兆円目標の早期達成を目指します。その先には、欧州とのEPAの年内大筋合意を目指すなど、よいものがよいと評価される経済ルールを世界へ広げ、おいしくて安全な日本の農林水産物を世界に売り込みます。輸出基地、輸出対応型施設を全国に整備します。国際的に遜色ない生産性を目指し、経営規模の拡大も支援します。

 農政新時代。その扉を開くのは改革です。農家の所得をふやすため、生産から加工、流通まで、あらゆる面での構造改革を進めていきます。肥料や飼料を一円でも安く仕入れ、農産物を一円でも高く買ってもらう。そうした農家の皆さんの努力を後押しします。年内を目途に改革プログラムを取りまとめます。

 夢や情熱を持って農林水産業の未来に挑戦する。そうした皆さんを全力で応援してまいります。

 世界シェア七割。欧州、アジアなど世界じゅうで、今、カニかまぼこが一世を風靡しています。その製造装置で世界の市場を制覇したのは地方の中小企業です。

 百年前に誕生した一軒のかまぼこ店は、機械化の工夫を凝らした先に、物づくり企業へ生まれ変わりました。かまぼこだけでなく、豆腐や菓子の製造装置など新製品を次々と開発。高い技術力を生かし、世界の食品メーカーに販路を拡大してきました。

 限りなき挑戦で、世界のオンリーワンを目指す。宇部から世界へ、挑戦を続けています。

 ひたすらに世界一を目指す気概。オンリーワンで世界を席巻するたくみのわざ。こういう皆さんが挑戦を続ける限り、日本はまだまだ成長できる。皆さん、今こそ、臆することなく、自信を持って世界一を目指していこうではありませんか。

 一生懸命頑張れば、東京ではメダルをとれるかもしれない。

 リオ五輪、水泳に参加したユスラ・マルディニ選手の言葉です。内戦のシリアを逃れ、凍える寒さの海を泳ぎ切りました。暗い海で、ボートの中の子供たちを安心させるため、笑顔を見せながら泳ぎ続けたそうです。

 ドイツでも諦めずに練習を続けました。そして目標の地、リオへ。初の難民代表団の一員として夢のプールサイドに立ったユスラさんは、世界じゅうの難民の人たちにこのメッセージを送りました。

 夢はかなえられる。

 二〇二〇年、夢の舞台となる我が国は、その国際社会の期待に応えなければなりません。

 地域紛争、大量の難民、相次ぐテロ、地球温暖化。世界は多くの困難に直面しています。日本は、積極的平和主義の旗を高く掲げ、国際社会と手を携え、世界の平和と繁栄に貢献する決意であります。

 日本の外交、安全保障の基軸は、日米同盟。これは不変の原則です。日米のきずなを一層強化し、希望の同盟として世界の諸課題にともに立ち向かってまいります。

 その強い信頼関係のもと、抑止力を維持しながら、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くします。

 北部訓練場、四千ヘクタールの返還を、二十年越しで実現させます。沖縄県内の米軍施設の約二割、本土復帰後、最大の返還であります。〇・九六ヘクタールのヘリパッドを既存の訓練場内に移設することで、その実現が可能となります。もはや先送りは許されません。一つ一つ、確実に結果を出すことによって、沖縄の未来を切り開いてまいります。

 今月、プーチン大統領と十四回目の会談を行いました。領土問題を解決し、戦後七十一年を経ても平和条約がない異常な状態に終止符を打ち、経済、エネルギーなど日ロ協力の大きな可能性を開花させる。本年中に大統領訪日を実現し、首脳同士のリーダーシップで交渉を前進させていきます。

 韓国は、戦略的利益を共有する最も重要な隣国であり、未来志向、相互の信頼のもとに、新しい時代の協力関係を深化させてまいります。

 中国の平和的発展を歓迎します。地域の平和と繁栄、世界経済に大きな責任を持つことをともに自覚し、戦略的互恵関係の原則のもと、大局的な観点から関係改善を進めてまいります。

 これまで延べ百を超える国・地域を訪れ、地球儀を俯瞰する視点で積極的な外交を展開してきました。自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有する国々と連携を深めてまいりました。

 我々は、核兵器のない世界を希求する勇気を持たなければならない。

 本年、現職の米国大統領として初めて、オバマ大統領による被爆地広島への訪問が実現しました。唯一の戦争被爆国として、我が国は、核兵器のない世界を目指し、国際社会とともに努力を積み重ねてまいります。

 北朝鮮がまたも核実験を強行したことは、国際社会への明確な挑戦であり、断じて容認できません。弾道ミサイルの発射も繰り返しており、強く非難します。このような挑発的な行動は、北朝鮮をますます孤立させ、何の利益にもならないことを理解させるべく、国際社会と緊密に連携しながら、断固として対応してまいります。核、ミサイル、そして、引き続き最重要課題である拉致問題の包括的な解決に向けて具体的な行動をとるよう強く求めます。

 東シナ海、南シナ海、世界じゅうのどこであろうとも、一方的な現状変更の試みは認められません。いかなる問題も、力ではなく、国際法に基づいて、平和的、外交的に解決すべきであります。

 そして、我が国の領土、領海、領空は断固として守り抜く。強い決意を持って守り抜くことをお誓い申し上げます。

 現場では、夜を徹して、そして、今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が任務に当たっています。極度の緊張感に耐えながら、強い責任感と誇りを持って任務を全うする。その彼らに対し、今この場所から、心からの敬意をあらわそうではありませんか。(起立、拍手する者あり)

議長(大島理森君) 御着席ください。御着席を。

内閣総理大臣(安倍晋三君)(続) 先月、天皇陛下が、国民に向けてお言葉を発せられました。天皇陛下の御公務のあり方について、御年齢や御公務の負担の現状に鑑みるとき、その御心労に思いをいたし、有識者会議において国民的な理解のもとに議論を深めていく考えであります。

 橋をかける。

 熊本の白糸台地は、江戸時代、水に乏しい不毛の大地でした。この困難の中に、布田保之助は希望を見出しました。

 水路橋をかけ、山から水を引く。

 高さ二十メートルもの石橋は当時存在しませんでした。三十億円を超える費用を捻出しなければならない。高い水圧、大雨、想定外の事態に何度も失敗しました。

 それでも、保之助は決して諦めませんでした。三十年以上にわたる挑戦の末に、通潤橋を完成させました。熊本地震で一部損壊したものの、今でも現役。百五十年にわたり白糸台地を潤し、豊かな実りをもたらしてきた。まさに未来へのかけ橋となりました。

 少子高齢化、不透明感を増す世界経済、複雑化する国際情勢、厳しい安保環境。我が国は、今もさまざまな困難に直面しています。

 私たちに求められていることは、悲観することでも、評論することでも、ましてや批判に明け暮れることでもありません。建設的な議論を行い、先送りすることなく、結果を出す。私たちは、国民の代表として、その負託にしっかりと応えていこうではありませんか。

 憲法はどうあるべきか。日本がこれからどういう国を目指すのか。それを決めるのは政府ではありません。国民です。そして、その案を国民に提示するのは、私たち国会議員の責任であります。与野党の立場を超え、憲法審査会での議論を深めていこうではありませんか。

 決して思考停止に陥ってはなりません。互いに知恵を出し合い、ともに未来への橋をかけようではありませんか。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(大島理森君) 財務大臣麻生太郎君。

    〔国務大臣麻生太郎君登壇〕

国務大臣(麻生太郎君) さきに閣議決定いたしました未来への投資を実現する経済対策を受けて、今般、平成二十八年度第二次補正予算を提出することといたしました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要につきまして御説明を申し上げます。

 日本経済につきましては、安倍内閣におけるこれまでの取り組みによって、雇用・所得環境等が大きく改善するなど、確実に成果が生まれております。しかし、少子高齢化や潜在成長力の低迷といった構造要因も背景に、個人消費や民間投資は力強さを欠いた状況にあります。また、新興国経済の陰り、英国国民投票におけるEU離脱の選択等、世界経済の需要の低迷、成長の減速のリスクが懸念されておりますのは御存じのとおりです。

 こうした経済の現状を踏まえ、去る八月二日に未来への投資を実現する経済対策を閣議決定いたしております。

 本経済対策は、当面の需要喚起にとどまらず、民需主導の持続的な経済成長と一億総活躍社会の着実な実現につながる取り組みを中心としており、構造改革と未来への投資の加速を目的とするものであります。

 平成二十八年度第二次補正予算につきましては、一般会計において、総額で約四兆一千百億円の歳出追加を行うことといたしております。その内容としては、本経済対策に基づき、一億総活躍社会の実現の加速に係る経費に約七千百億円、二十一世紀型のインフラ整備に係る経費に約一兆四千百億円、英国のEU離脱に伴う不安定性などのリスクへの対応並びに中小企業、小規模事業者及び地方の支援に係る経費に約四千三百億円、熊本地震や東日本大震災からの復興や安全、安心、防災対応の強化に係る経費に約一兆四千四百億円を計上いたしております。また、東日本大震災復興特別会計への繰り入れとして約一千三百億円を計上しております。

 その財源につきましては、歳出面において、既定経費を約八千三百億円減額することとしております。また、歳入面においては、税外収入で約二千八百億円の増収を見込むほか、前年度剰余金を約二千五百億円計上いたしております。これに加えて、建設公債二兆七千五百億円を発行することといたしております。

 この結果、平成二十八年度一般会計第二次補正後予算の総額は、一般会計第一次補正後予算に対して歳入歳出ともに約三兆二千九百億円増加し、約百兆百億円となります。

 また、特別会計の予算等につきましても所要の補正を行うことといたしております。このうち東日本大震災復興特別会計につきましては、歳出面において、復興関係経費及び復興債の償還費の追加等を行うこととしており、一方、歳入面では、一般会計からの繰り入れ等を計上しており、歳入歳出ともに約三千二百億円の増加となっております。

 財政投融資計画につきましては、本経済対策を踏まえ、現下の低金利状況を生かし、インフラ整備に対する超長期の資金供給等を行うため、約三兆六千億円を追加いたしております。

 以上、平成二十八年度第二次補正予算の大要につきまして御説明いたしました。

 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)

     ――――◇―――――

笹川博義君 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、明二十七日午後一時から本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。

議長(大島理森君) 笹川博義君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(大島理森君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後二時四十九分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       内閣総理大臣   安倍 晋三君

       財務大臣     麻生 太郎君

       総務大臣     高市 早苗君

       法務大臣     金田 勝年君

       外務大臣     岸田 文雄君

       文部科学大臣   松野 博一君

       厚生労働大臣   塩崎 恭久君

       農林水産大臣   山本 有二君

       経済産業大臣   世耕 弘成君

       国土交通大臣   石井 啓一君

       環境大臣     山本 公一君

       防衛大臣     稲田 朋美君

       国務大臣     石原 伸晃君

       国務大臣     今村 雅弘君

       国務大臣     加藤 勝信君

       国務大臣     菅  義偉君

       国務大臣     鶴保 庸介君

       国務大臣     松本  純君

       国務大臣     丸川 珠代君

       国務大臣     山本 幸三君

 出席内閣官房副長官

       内閣官房副長官  萩生田光一君


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