衆議院

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第2号 平成28年10月27日(木曜日)

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平成二十八年十月二十七日(木曜日)

    午前十一時十分開議

 出席委員

   委員長 吉野 正芳君

   理事 亀岡 偉民君 理事 島田 佳和君

   理事 谷  公一君 理事 橋本 英教君

   理事 藤原  崇君 理事 金子 恵美君

   理事 郡  和子君 理事 高木美智代君

      石川 昭政君    岩田 和親君

      大串 正樹君    門  博文君

      工藤 彰三君    熊田 裕通君

      小泉進次郎君    小松  裕君

      古賀  篤君    坂井  学君

      笹川 博義君    鈴木 憲和君

      瀬戸 隆一君    田野瀬太道君

      高橋ひなこ君    土井  亨君

      西村 明宏君    根本  匠君

      野中  厚君    宗清 皇一君

      八木 哲也君    小熊 慎司君

      大畠 章宏君    落合 貴之君

      黄川田 徹君    玄葉光一郎君

      階   猛君    本村賢太郎君

      岡本 三成君    中野 洋昌君

      真山 祐一君    高橋千鶴子君

      畠山 和也君    浦野 靖人君

      木下 智彦君

    …………………………………

   国務大臣

   (復興大臣)       今村 雅弘君

   復興副大臣        橘 慶一郎君

   復興副大臣        長沢 広明君

   復興副大臣        末松 信介君

   復興大臣政務官      務台 俊介君

   復興大臣政務官      田野瀬太道君

   復興大臣政務官      井原  巧君

   衆議院調査局東日本大震災復興特別調査室長     宇佐美雅樹君

    ―――――――――――――

委員の異動

十月二十七日

 辞任         補欠選任

  秋本 真利君     宗清 皇一君

  伊藤信太郎君     岩田 和親君

  勝沼 栄明君     笹川 博義君

  門山 宏哲君     八木 哲也君

  菅家 一郎君     熊田 裕通君

  鈴木 俊一君     工藤 彰三君

  岡田 克也君     本村賢太郎君

同日

 辞任         補欠選任

  岩田 和親君     伊藤信太郎君

  工藤 彰三君     鈴木 俊一君

  熊田 裕通君     菅家 一郎君

  笹川 博義君     勝沼 栄明君

  宗清 皇一君     秋本 真利君

  八木 哲也君     門山 宏哲君

  本村賢太郎君     岡田 克也君

    ―――――――――――――

十月二十日

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充を求めることに関する請願(梅村さえこ君紹介)(第二七六号)

は本委員会に付託された。


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     ――――◇―――――

吉野委員長 これより会議を開きます。

 この際、今村復興大臣、橘復興副大臣、長沢復興副大臣、末松復興副大臣、務台復興大臣政務官、田野瀬復興大臣政務官及び井原復興大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。復興大臣今村雅弘君。

今村国務大臣 おはようございます。復興大臣を拝命しております今村雅弘でございます。

 東日本大震災復興特別委員会の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。

 東日本大震災から五年七カ月が経過しました。

 これまでの取り組みの結果、地震、津波被災地域では、インフラの復旧はほぼ終了し、住まいの再建やなりわいの再生も一歩ずつ進展しております。

 また、福島においても、順次避難指示の解除が行われており、帰還困難区域以外における来年三月までの避難指示解除に向けて、環境整備を進めております。

 一方、避難者の数は四十七万人から十四万人に減少しましたが、いまだ多くの方々が不自由な生活を余儀なくされております。被災者の方々一人一人の置かれた状況を踏まえ、きめ細やかに対応していく必要があります。

 今年度は、後期五カ年である復興・創生期間の初年度であります。新たな五カ年は、地震、津波被災地域の復興の総仕上げ、福島の本格的な復興に向けたステージであります。

 安倍内閣では、復興・創生期間においても、復興の加速化を内閣の最重要課題の一つとして位置づけ、政府を挙げて取り組んでまいります。

 次に、具体的な取り組みについて申し上げます。

 避難生活の長期化に伴う見守りや心身のケアに加え、災害公営住宅等への移転後も安心して生活できるよう、新しいコミュニティー形成の取り組みなど、生活再建のステージに応じた切れ目ない支援を行ってまいります。

 また、人と人とのつながりをつくり、生きがいを持って暮らしていただくための心の復興にも力を入れてまいります。

 ピークを迎えている住宅再建もしっかりと進めてまいります。

 高台移転と災害公営住宅は、平成二十八年度末までに八割で完成、平成二十九年度末で九割が完成する見込みとなっております。

 被災地の方々に一日でも早く安心できる住まいに移っていただけるよう、県や市町村をきめ細かく支援してまいります。

 また、被災地の経済発展の基盤となる復興道路、復興支援道路の整備等を引き続き進めてまいります。

 町のにぎわいや生活を再建するためには、住宅再建とあわせて、産業やなりわいの再生にさらに力を入れる必要があります。

 このため、商業施設の整備、企業の新規立地、新規事業への進出や販路の開拓等の支援、あわせて農林水産物を初めとする風評被害の払拭に向けた取り組み等により一層力を注いでまいります。

 観光は、地域産業全体に影響を与える裾野の広い産業であり、風化防止、風評被害の払拭にも大きな効果が期待できます。このため、本年を東北観光復興元年と位置づけ、教育旅行を含めた国内観光振興に加え、地域からの発案によるインバウンドを呼び込むための取り組みを支援するなど、観光復興の取り組みを強化してまいります。

 これまでに、帰還困難区域を除き、田村市、川内村、楢葉町、葛尾村、南相馬市において避難指示が解除されるなど、福島の復興再生に向けた動きは着実に進展しております。

 一方、帰還困難区域については、本年八月末に、その取り扱いに関する政府方針が決定されました。この方針に基づき具体策を検討し、関係法案や必要な予算等の措置に向けた作業を進め、帰還困難区域の一日も早い復興を目指して取り組んでまいります。

 福島の復興再生を加速させるため、除染や中間貯蔵施設の整備を進めるとともに、インフラや教育、医療、介護などの生活環境の整備を進めます。また、国内外の人材を引きつけるような新しい産業を育て、雇用の場をつくってまいります。

 福島の復興再生は中長期的対応が必要であり、引き続き、国が前面に立って、関係省庁と密接に連携して全力で取り組んでまいります。

 また、被災地は、震災前から人口減少、高齢化等の課題を抱えております。

 こうした地域課題を解決し、魅力あふれる地域を創造していくため、これまでの復興の取り組みを通じて得られた経験や教訓を生かしつつ、先進的な取り組みを被災地において普及、展開することを通じ、新しい東北の創造に取り組んでまいります。

 さらに、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会については、復興をなし遂げた姿を世界に発信する意味でも意義深いことと考えております。

 被災地での競技開催、聖火リレーや事前キャンプの実施など、被災地と連携した取り組みを行うことにより、被災された方々を元気づけ、復興の後押しにもつながるよう、復興五輪の取り組みも進めてまいります。

 私は、就任以来、精力的に被災地を視察し、被災者の方々と意見交換や交流をさせていただきました。復興のステージの進展に応じて新たな課題が出てくることを承知しつつ、これからの復興再生には何よりも地域の皆様の知恵と情熱と行動がその大きなエネルギーであると実感しております。引き続き、現場主義に徹して被災地の意見をよく伺い、被災者に寄り添いつつ、復興の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、復興をさらに加速させてまいります。

 吉野委員長を初め、理事及び委員各位の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。

 以上です。(拍手)

吉野委員長 次に、復興副大臣橘慶一郎君。

橘副大臣 復興副大臣を拝命いたしました橘慶一郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 総括業務及び地震、津波災害からの復興に関する事項を担当いたしますとともに、宮城復興局に関する事項を担当いたします。

 今村大臣を支えて、被災された多くの方々が復興に希望を持てるよう、活力ある日本の再生に向けて全身全霊で取り組んでまいりますので、吉野委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

吉野委員長 次に、復興副大臣長沢広明君。

長沢副大臣 復興副大臣の長沢広明でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 私は、福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項を担当するとともに、福島復興局及び茨城事務所に関する事項を担当いたします。

 今村大臣を支えて、被災された多くの方々が復興に希望を持てるよう、活力ある日本の再生に向けて全身全霊で、現場主義で取り組んでまいりますので、吉野委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)

吉野委員長 次に、復興副大臣末松信介君。

末松副大臣 復興副大臣の末松信介でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。

 地震、津波災害からの復興に関する事項を担当いたします。

 今村大臣を支えて、被災された多くの方々が復興に希望を持てるよう、活力ある日本の再生に向けて全身全霊で取り組んでまいりますので、吉野委員長を初め、理事、委員各位の御理解と御協力を何とぞよろしくお願い申し上げます。頑張ります。(拍手)

吉野委員長 次に、復興大臣政務官務台俊介君。

務台大臣政務官 復興大臣政務官の務台俊介でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 総括業務及び地震、津波災害からの復興に関する事項を担当いたしますとともに、岩手復興局に関する事項を担当いたします。

 九月一日の岩手県の台風災害被災現場視察時におきます私の不適切な行動については、この場をおかりして深くおわび申し上げます。

 今後は、より一層の責任感と緊張感を持って関係副大臣とともに今村大臣を支え、被災地の皆様の心に寄り添った復興の加速化に全力を尽くしてまいりますので、吉野委員長を初め、理事、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。

 ありがとうございます。(拍手)

吉野委員長 次に、復興大臣政務官田野瀬太道君。

田野瀬大臣政務官 復興大臣政務官を拝命いたしました田野瀬太道でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項に係る文部科学省との連絡調整に関する事項を担当させていただきます。

 関係副大臣とともに今村大臣を支えてまいりますので、吉野委員長初め、理事、委員メンバーの皆様方の御理解、御協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 以上です。(拍手)

吉野委員長 次に、復興大臣政務官井原巧君。

井原大臣政務官 このたび復興大臣政務官を拝命いたしました井原巧でございます。

 福島を中心とした原子力災害からの復興及び再生に関する事項に係る経済産業省との連携、連絡調整に関する事項を担当いたします。

 関係副大臣、大臣政務官とともに今村大臣を支え、全身全霊で取り組んでまいりますので、吉野委員長初め、理事、関係各位、委員各位の御指導と御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)

吉野委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時二十二分散会


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