第4号 平成13年10月9日(火曜日)
平成十三年十月九日(火曜日)―――――――――――――
平成十三年十月九日
午後零時三十分 本会議
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○本日の会議に付した案件
裁判官訴追委員の予備員辞職の件
皇室会議予備議員の選挙
皇室経済会議予備議員の選挙
裁判官訴追委員の予備員の選挙
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関連する諸議案を審査するため委員四十五人よりなる国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会を設置するの件(議長発議)
小泉内閣総理大臣の米国等による攻撃に関する報告
午後零時三十二分開議
○議長(綿貫民輔君) これより会議を開きます。
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○議長(綿貫民輔君) 御報告することがあります。
永年在職議員として表彰された元議員木部佳昭君は、去る九月二日逝去されました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。
木部佳昭君に対する弔詞は、議長において去る六日既に贈呈いたしております。これを朗読いたします。
〔総員起立〕
衆議院は 多年憲政のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰され さきに運輸委員長の要職につき また再度国務大臣の重任にあたられた正三位勲一等木部佳昭君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます
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裁判官訴追委員の予備員辞職の件
○議長(綿貫民輔君) お諮りいたします。
裁判官訴追委員の予備員玉置一弥君から、予備員を辞職いたしたいとの申し出があります。右申し出を許可するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、許可することに決まりました。
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皇室会議予備議員の選挙
皇室経済会議予備議員の選挙
裁判官訴追委員の予備員の選挙
○議長(綿貫民輔君) つきましては、裁判官訴追委員の予備員の選挙を行うのでありますが、この際、あわせて、皇室会議予備議員及び皇室経済会議予備議員の選挙を行います。
○小此木八郎君 各種委員等の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名され、皇室会議予備議員、皇室経済会議予備議員、裁判官訴追委員の予備員の職務を行う順序については、議長において定められることを望みます。
○議長(綿貫民輔君) 小此木八郎君の動議に御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。
議長は、皇室会議予備議員に橋本龍太郎君を指名いたします。
なお、その職務を行う順序は第一順位といたします。
次に、皇室経済会議予備議員に橋本龍太郎君を指名いたします。
なお、その職務を行う順序は第一順位といたします。
次に、裁判官訴追委員の予備員に佐藤謙一郎君を指名いたします。
なお、その職務を行う順序は第五順位といたします。
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特別委員会設置の件
○議長(綿貫民輔君) 特別委員会の設置につきお諮りいたします。
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関連する諸議案を審査するため委員四十五人よりなる国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会を設置いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。
ただいま議決されました特別委員会の委員は追って指名いたします。
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内閣総理大臣の発言(米国等による攻撃に関する報告)
○議長(綿貫民輔君) 内閣総理大臣から、米国等による攻撃に関する報告について発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣小泉純一郎君。
〔内閣総理大臣小泉純一郎君登壇〕
○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 昨日未明、米国及び英国は、アフガニスタンにおけるアルカイーダのテロリスト訓練施設及びタリバンの軍事施設に対する攻撃を開始しました。
既に繰り返し表明しているとおり、米国で発生した今回のテロは、米国のみならず、国際社会の自由と平和、民主主義に対する重大な挑戦であり、我が国としては、米国を初め関係諸国と協力しながら、断固たる決意で立ち向かう方針であります。
このため、私は、米国等による今回の行動を強く支持するものであり、昨日は、米国ブッシュ大統領と電話会談を行い、その旨をお伝えしたところであります。
また、中国を訪問した際にも、私は、江沢民主席との会談において、テロ撲滅で国際社会が力を合わせることの重要性を確認いたしました。
今回の米国等による攻撃を踏まえて、我が国としては、テロリズムとの闘いに全力を挙げて取り組むため、私を本部長とする緊急テロ対策本部を設置し、そこで、次のような緊急対応措置について決定したところであります。
テロ防止に向けて、出入国管理の強化、テロ関連情報の収集の強化、国内重要施設の警戒警備の強化など、国内の警戒態勢を強化すること
パキスタン及びその周辺諸国の在留邦人の安全及び必要な退避を確保すること
テロ対策特別措置法等の早期成立を目指すこと
難民支援や関係諸国に対する人道的、経済的その他の支援を実施すること
マネーロンダリング防止等、テロリストの資金源対策を強化すること
各国と協調して市場及び経済システムの安定を確保すること
国民に対し、必要な情報を迅速かつ的確に提供すること
国民の皆様におかれましては、このような政府の基本的考え方を御理解され、御協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。(拍手)
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○議長(綿貫民輔君) 本日は、これにて散会いたします。
午後零時三十九分散会