衆議院

メインへスキップ



第1号 平成15年1月20日(月曜日)

会議録本文へ
平成十五年一月二十日(月曜日)
    ―――――――――――――
 議事日程 第一号
  平成十五年一月二十日
    午前十時開議
 第一 議席の指定
    …………………………………
  一 国務大臣の演説
    ―――――――――――――
本日の会議に付した案件
 日程第一 議席の指定
 国土交通委員長辞任の件
 国土交通委員長の選挙
 災害対策を樹立するため委員四十人よりなる災害対策特別委員会、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する調査を行うため委員四十人よりなる政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会、沖縄及び北方問題に関する対策樹立のため委員二十五人よりなる沖縄及び北方問題に関する特別委員会及び青少年問題の総合的な対策を確立するため委員二十五人よりなる青少年問題に関する特別委員会を設置するの件(議長発議)
 国会等の移転に関する調査を行うため委員三十五人よりなる国会等の移転に関する特別委員会及び武力攻撃事態への対処に関連する諸法案を審査するため委員五十人よりなる武力攻撃事態への対処に関する特別委員会を設置するの件(議長発議)
 塩川財務大臣の財政についての演説


このページのトップに戻る

    午後零時二分開議
議長(綿貫民輔君) 諸君、第百五十六回国会は本日召集されました。
 これより会議を開きます。
     ――――◇―――――
 日程第一 議席の指定
議長(綿貫民輔君) 日程第一、議席の指定を行います。
 衆議院規則第十四条によりまして、諸君の議席は、議長において、ただいまの仮議席のとおりに指定いたします。
     ――――◇―――――
 国土交通委員長辞任の件
議長(綿貫民輔君) お諮りいたします。
 国土交通委員長久保哲司君から、委員長を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、許可することに決まりました。
     ――――◇―――――
 国土交通委員長の選挙
議長(綿貫民輔君) つきましては、これより国土交通委員長の選挙を行います。
下村博文君 国土交通委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
議長(綿貫民輔君) 下村博文君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。
 議長は、国土交通委員長に河合正智君を指名いたします。
    〔拍手〕
     ――――◇―――――
 特別委員会設置の件
議長(綿貫民輔君) 特別委員会の設置につきお諮りいたします。
 災害対策を樹立するため委員四十人よりなる災害対策特別委員会
 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する調査を行うため委員四十人よりなる政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会
 沖縄及び北方問題に関する対策樹立のため委員二十五人よりなる沖縄及び北方問題に関する特別委員会
及び
 青少年問題の総合的な対策を確立するため委員二十五人よりなる青少年問題に関する特別委員会
を設置いたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。
 次に、
 国会等の移転に関する調査を行うため委員三十五人よりなる国会等の移転に関する特別委員会
及び
 武力攻撃事態への対処に関連する諸法案を審査するため委員五十人よりなる武力攻撃事態への対処に関する特別委員会
を設置いたしたいと存じます。これに賛成の諸君の起立を求めます。
    〔賛成者起立〕
議長(綿貫民輔君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。
 ただいま議決されました六特別委員会の委員は追って指名いたします。
     ――――◇―――――
議長(綿貫民輔君) この際、暫時休憩いたします。
    午後零時六分休憩
     ――――◇―――――
    午後二時三分開議
議長(綿貫民輔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ――――◇―――――
 国務大臣の演説
議長(綿貫民輔君) 財務大臣から財政について発言を求められております。これを許します。財務大臣塩川正十郎君。
    〔国務大臣塩川正十郎君登壇〕
国務大臣(塩川正十郎君) 今般、さきに策定されました改革加速プログラムを受けて、平成十四年度補正予算(第1号、特第1号及び機第1号)を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要について御説明いたします。
 まず、昨年十二月に策定されました改革加速プログラムについて申し述べます。
 我が国の景気は引き続き持ち直しに向けた動きが見られるものの、回復の勢いは緩やかとなっており、また今後、不良債権処理を加速する過程における影響には、万全の対応を講じる必要があります。
 こうした中、昨年十月に取りまとめました、改革加速のための総合対応策を補完、強化するため、改革加速プログラムを策定いたしました。
 同プログラムには、雇用対策の強化、中小企業等対策の充実、創業、新規開業の支援等、及び少子高齢化の進展に備えた公平で安心な社会の確立を内容とする、経済・社会構造の変革に備えたセーフティーネットの構築、都市再生及びこれを促進する都市機能高度化の推進、魅力ある都市と地方の再生に向けた基盤整備、並びに環境問題等緊急課題への対応を内容とする、構造改革推進型の公共投資の促進を盛り込んでおります。
 次に、今般提出いたしました平成十四年度補正予算(第1号、特第1号及び機第1号)の大要について御説明いたします。
 まず、歳出面においては、改革加速プログラムに関連して、経済・社会構造変革セーフティーネット充実対策費として一兆五千億円、構造改革推進型公共投資の促進のための経費として一兆五千億円、合計三兆円を計上しております。このほか、地方交付税交付金五千三百二十五億円を減額するとともに、義務的経費や災害対策費の追加等特に緊要となったやむを得ない事項等について措置することとし、あわせて既定経費の節減及び予備費の減額を行うこととしております。
 他方、歳入面においては、租税について最近までの収入実績等を勘案して二兆五千四百億円の減収を見込むとともに、その他収入の増加を見込んでおります。
 以上によってもなお不足する歳入について、やむを得ざる措置として四兆九千六百八十億円の公債の追加発行を行うこととしております。今回の措置により、平成十四年度の公債発行額は三十四兆九千六百八十億円となり、公債依存度は四一・八%となります。
 これらの結果、平成十四年度一般会計補正後予算の総額は、当初予算に対し、歳入歳出とも二兆四千五百九十億円増加し、八十三兆六千八百九十億円となります。
 以上の一般会計補正等に関連して、特別会計予算及び政府関係機関予算についても所要の補正を行うこととしております。
 財政投融資計画については、この補正予算において、改革加速プログラムに盛り込まれた措置を実施するため、日本政策投資銀行等七機関に対し、総額千百四十四億円を追加することとしております。
 以上、平成十四年度補正予算の大要について御説明いたしました。
 今回の補正予算は、構造改革の加速にあわせて緊急に措置することが必要な施策及びデフレ抑制に直接的に資する施策を盛り込んで策定した改革加速プログラムを早急に実施するために編成したものであります。
 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同いただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
     ――――◇―――――
下村博文君 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、明二十一日午後一時から本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。
議長(綿貫民輔君) 下村博文君の動議に御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(綿貫民輔君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。
 本日は、これにて散会いたします。
    午後二時九分散会


このページのトップに戻る
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.