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第15号 平成16年12月3日(金曜日)

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平成十六年十二月三日(金曜日)

    ―――――――――――――

  平成十六年十二月三日

    午後一時 本会議

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本日の会議に付した案件

 日米交流百五十周年を記念し、日米関係の増進に関する決議案(川崎二郎君外九名提出)

 義務教育費国庫負担制度堅持、文教予算の充実、人材確保法堅持・教育専門職としての教職員の待遇改善に関する請願外三百二十五請願

 国家基本政策委員会及び懲罰委員会を除く内閣委員会外十四常任委員会並びに災害対策特別委員会外六特別委員会において、各委員会から申出のあった案件について閉会中審査するの件(議長発議)


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    午後一時二分開議

議長(河野洋平君) これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

梶山弘志君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。

 川崎二郎君外九名提出、日米交流百五十周年を記念し、日米関係の増進に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

議長(河野洋平君) 梶山弘志君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。

    ―――――――――――――

 日米交流百五十周年を記念し、日米関係の増進に関する決議案(川崎二郎君外九名提出)

議長(河野洋平君) 日米交流百五十周年を記念し、日米関係の増進に関する決議案を議題といたします。

 提出者の趣旨弁明を許します。川崎二郎君。

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 日米交流百五十周年を記念し、日米関係の増進に関する決議案

    〔本号(一)末尾に掲載〕

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    〔川崎二郎君登壇〕

川崎二郎君 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党の提出者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日米交流百五十周年を記念し、日米関係の増進に関する決議案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。

 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。

    日米交流百五十周年を記念し、日米関係の増進に関する決議案

  今から百五十年前の一八五四年、我が国は外国政府との初めての公式文書として日米和親条約に調印した。我が国はこの条約によってアメリカ合衆国との公式な関係を樹立し、近代世界に第一歩を踏み出すこととなった。

  その後、両国は困難な時代にも遭遇し、六十数年前には過酷な戦争すら経験したが、相克を乗り越え、歴史に残る強固な国家関係を育むに至った。今日、両国は固い友情と絆に結ばれ、自由、民主主義、基本的人権という基本的な価値を分かち合い、世界の平和と繁栄のために緊密に協力している。両国の国民は相互の文化と人間性に対する尊敬と親愛の念を基礎に幅広い交流を進めている。

  本院は、日米交流百五十周年のこの機会に、日米両国が緊密かつ良好な関係にあることが、我が国だけでなく、アジア・太平洋地域の平和と安定に大きく寄与していることを確認するとともに、今後とも日米両国が、これまで培われてきた信頼関係に基づくパートナーとして、主体的かつ率直な意見交換を通じ地域の発展と国際平和の実現を目指し、最大限の努力を継続すべきことを、ここに決議する。

  右決議する。

以上であります。

 何とぞ議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 採決いたします。

 本案に賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。(拍手)

 この際、内閣総理大臣から発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣小泉純一郎君。

    〔内閣総理大臣小泉純一郎君登壇〕

内閣総理大臣(小泉純一郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。

 政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を十分に体しまして、日米関係を一層緊密なものへと発展させ、アジア太平洋地域ひいては世界の平和と繁栄を実現すべく最大限の努力を払っていく考えであります。(拍手)

     ――――◇―――――

梶山弘志君 請願上程に関する緊急動議を提出いたします。

 本日委員会の審査を終了した義務教育費国庫負担制度堅持、文教予算の充実、人材確保法堅持・教育専門職としての教職員の待遇改善に関する請願外三百二十五請願を一括議題とし、その審議を進められることを望みます。

    ―――――――――――――

    〔請願の件名は本号(一)末尾に掲載〕

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議長(河野洋平君) 梶山弘志君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。

    ―――――――――――――

 義務教育費国庫負担制度堅持、文教予算の充実、人材確保法堅持・教育専門職としての教職員の待遇改善に関する請願外三百二十五請願

議長(河野洋平君) 義務教育費国庫負担制度堅持、文教予算の充実、人材確保法堅持・教育専門職としての教職員の待遇改善に関する請願外三百二十五請願を一括して議題といたします。

    ―――――――――――――

    〔報告書は会議録追録に掲載〕

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議長(河野洋平君) これより採決に入ります。

 まず、原子力発電等に関する請願四請願は委員長の報告を省略して採択するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、ただいま採択いたしました請願を除く他の三百二十二請願は委員長の報告を省略して採択するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。

     ――――◇―――――

 委員会の閉会中審査に関する件

議長(河野洋平君) お諮りいたします。

 国家基本政策委員会及び懲罰委員会を除く内閣委員会外十四常任委員会並びに災害対策特別委員会外六特別委員会から、閉会中審査をいたしたいとの申し出があります。

    ―――――――――――――

    〔閉会中審査案件は本号(一)末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 各委員会から申し出のあった案件中、まず、内閣委員会から申し出の国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案、法務委員会から申し出の犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会から申し出の公職選挙法の一部を改正する法律案は、各委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会から申し出の衆議院議員選挙区画定審議会設置法の一部を改正する法律案は、同委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、ただいま閉会中審査をすることに決まりました案件を除く他の案件について、各委員会において申し出のとおり閉会中審査をするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) 諸君、第百六十一回国会は本日をもって終了いたします。

 諸君は、当面する内外の重要問題について、終始、熱心な審議を重ねられました。ここに、その御労苦に対し、深く敬意を表します。

 これから一段と多忙な年末年始を迎えますが、この間においても、内外ともに課題は山積しており、国民の期待にこたえ得るよう、諸君におかれましては、くれぐれも御自愛の上、一層の御活躍あらんことを願ってやみません。(拍手)

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) これにて散会いたします。

    午後一時十一分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       内閣総理大臣  小泉純一郎君


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