第31号 平成17年6月16日(木曜日)
平成十七年六月十六日(木曜日)―――――――――――――
議事日程 第二十八号
平成十七年六月十六日
午後一時開議
第一 刑法等の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
第二 独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案(内閣提出、参議院送付)
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○本日の会議に付した案件
日程第一 刑法等の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
日程第二 独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案(内閣提出、参議院送付)
午後一時三分開議
○議長(河野洋平君) これより会議を開きます。
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日程第一 刑法等の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)
○議長(河野洋平君) 日程第一、刑法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。法務委員長塩崎恭久君。
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刑法等の一部を改正する法律案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
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〔塩崎恭久君登壇〕
○塩崎恭久君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、いわゆる人身取引議定書及び密入国議定書の締結に伴い、また、近年における人身取引その他の人身の自由を侵害する犯罪の実情等にかんがみ、人身売買罪及び旅券等の不正受交付罪等を新設し、逮捕監禁罪等の法定刑を引き上げるとともに、上陸拒否事由、退去強制事由、運送業者の旅券等の確認義務及び外国入国管理当局に対する情報提供に係る規定の整備等を行おうとするものであります。
本案は、参議院先議に係るもので、六月六日本委員会に付託され、八日南野法務大臣から提案理由の説明を聴取し、質疑を行い、十日参考人の意見を聴取し、質疑を行い、十四日質疑を終局し、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、本案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(河野洋平君) 採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
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日程第二 独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案(内閣提出、参議院送付)
○議長(河野洋平君) 日程第二、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案を議題といたします。
委員長の報告を求めます。厚生労働委員長鴨下一郎君。
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独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案及び同報告書
〔本号末尾に掲載〕
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〔鴨下一郎君登壇〕
○鴨下一郎君 ただいま議題となりました独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
本案は、厳しい年金財政の状況等を踏まえ、厚生年金保険事業、国民年金事業及び政府管掌健康保険事業の適切な財政運営に資するため、五年間に限って年金福祉施設等の譲渡等を行う独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構を設立することとし、その名称、目的、資本金、業務の範囲等に関する事項を定めようとするものであります。
本案は、参議院先議に係るもので、去る六月七日本委員会に付託され、八日尾辻厚生労働大臣から提案理由の説明を聴取し、十日から質疑に入り、昨日質疑を終局いたしました。次いで、討論、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。
なお、本案に対し附帯決議を付することに決しました。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(河野洋平君) 採決いたします。
本案の委員長の報告は可決であります。本案を委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(河野洋平君) 起立多数。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。
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○議長(河野洋平君) 本日は、これにて散会いたします。
午後一時七分散会
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出席国務大臣
法務大臣 南野知惠子君
厚生労働大臣 尾辻 秀久君