衆議院

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第50号 平成19年7月5日(木曜日)

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平成十九年七月五日(木曜日)

    ―――――――――――――

 議事日程 第四十号

  平成十九年七月五日

    午後一時開議

 第一 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律案(参議院提出)

    …………………………………

    〔請願日程は本号(一)末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 元自由民主党総裁前議員宮澤喜一君逝去につき弔詞を贈呈することとし、弔詞は議長に一任するの件(議長発議)

 日程第一 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律案(参議院提出)

 請願日程 法務局・更生保護官署・入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願外三十二請願

 児童扶養手当の減額を最小限にすることに関する請願外四百五十五請願

 国家基本政策委員会、決算行政監視委員会及び懲罰委員会を除く内閣委員会外十三常任委員会並びに日本国憲法に関する調査特別委員会及び教育再生に関する特別委員会を除く災害対策特別委員会外五特別委員会において、各委員会から申出のあった案件について閉会中審査するの件(議長発議)

 議院運営委員会から申出の、各委員会において議案を閉会中審査するの件(議長発議)


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    午後一時三分開議

議長(河野洋平君) これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

 弔詞贈呈の件

議長(河野洋平君) お諮りいたします。

 元自由民主党総裁前議員宮澤喜一君は、去る六月二十八日逝去されました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。

 つきましては、宮澤喜一君に対し、弔詞を贈呈いたしたいと存じます。

 弔詞は議長に一任されたいと存じます。これに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。

 弔詞を朗読いたします。

    〔総員起立〕

 元自由民主党総裁前衆議院議員宮澤喜一君は 多年憲政のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰され しばしば国務大臣の任につき 内閣総理大臣の重責をにない国政を統理されました

 君は 終始経済の発展と財政の健全化に心魂を傾け また国際協調のもと世界平和秩序の構築に力をいたし 国民生活の安定とわが国の国際社会における地位向上に貢献されました その功績はまことに偉大であります

 衆議院は 君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます

 この弔詞の贈呈方は議長において取り計らいます。

     ――――◇―――――

 日程第一 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律案(参議院提出)

議長(河野洋平君) 日程第一、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。

 委員長の報告を求めます。法務委員長七条明君。

    ―――――――――――――

 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書

    〔本号(一)末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔七条明君登壇〕

七条明君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 本案は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護のための施策を推進するため、保護命令制度を拡充し、面会の要求、夜間の電話、被害者の親族への接近等を禁止できることとするとともに、基本計画の策定及び配偶者暴力相談支援センターの業務の実施を市町村の努力義務とし、配偶者暴力相談支援センターの業務に被害者の緊急時における安全の確保を追加することとしております。

 本案は、参議院提出に係るもので、七月三日本委員会に付託され、昨日山下参議院法務委員長から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決するべきものと決しました。

 以上、御報告を申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 採決いたします。

 本案の委員長の報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。

     ――――◇―――――

加藤勝信君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。

 すなわち、この際、請願日程三十三件とともに、本日委員会の審査を終了した児童扶養手当の減額を最小限にすることに関する請願外四百五十五請願を追加して一括議題とし、その審議を進められることを望みます。

    ―――――――――――――

    〔追加請願の件名は本号(一)末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 加藤勝信君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。

    ―――――――――――――

 請願日程 法務局・更生保護官署・入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願外三十二請願

 児童扶養手当の減額を最小限にすることに関する請願外四百五十五請願

議長(河野洋平君) 法務局・更生保護官署・入国管理官署及び少年院施設の増員に関する請願外四百八十八請願を一括して議題といたします。

    ―――――――――――――

    〔報告書は会議録追録に掲載〕

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) これより採決に入ります。

 まず、首都直下地震対策に関する請願二請願は委員長の報告を省略して採択するに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、ただいま採択いたしました請願を除く他の四百八十七請願は委員長の報告を省略して採択するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。

     ――――◇―――――

 委員会の閉会中審査に関する件

議長(河野洋平君) お諮りいたします。

 国家基本政策委員会、決算行政監視委員会及び懲罰委員会を除く内閣委員会外十三常任委員会並びに日本国憲法に関する調査特別委員会及び教育再生に関する特別委員会を除く災害対策特別委員会外五特別委員会から、閉会中審査をいたしたいとの申し出があります。

    ―――――――――――――

    〔閉会中審査案件は本号(一)末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 各委員会から申し出のあった案件中、まず、総務委員会から申し出の放送法等の一部を改正する法律案、法務委員会から申し出の犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案は、各委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、厚生労働委員会から申し出の労働契約法案、労働基準法の一部を改正する法律案、最低賃金法の一部を改正する法律案及び社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案は、同委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、内閣委員会から申し出の宇宙基本法案、安全保障委員会から申し出の安全保障会議設置法等の一部を改正する法律案は、各委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、ただいま閉会中審査をすることに決まりました案件を除く他の案件について、各委員会において申し出のとおり閉会中審査をするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) お諮りいたします。

 いまだ委員会に付託されていない議案につきまして、議院運営委員会から、それぞれ所管の各委員会において閉会中審査をされたいとの申し出があります。

    ―――――――――――――

    〔議院運営委員会申出の各委員会閉会中審査議案は本号(一)末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 議院運営委員会から申し出のあった議案のうち、まず、内閣提出、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案は、厚生労働委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、内閣提出、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律案は、総務委員会において閉会中審査をするに賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、そのとおり決まりました。

 次に、内閣提出、平成十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)(承諾を求めるの件)外四件は、決算行政監視委員会において閉会中審査をするに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) 諸君、第百六十六回国会は本日をもって終了いたします。

 今国会は、去る一月二十五日に召集されて以来、各般にわたる国政の重要問題について、終始、熱心な審議が重ねられました。ここに、諸君の御労苦に対し、深く敬意を表します。

 議長として、この百六十二日間を省みて、国会運営のあり方について、改めて考えさせられる国会でもありました。

 厳しい暑さを迎える折、諸君におかれましては、御自愛の上、一層御活躍あらんことを願ってやみません。(拍手)

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) これにて散会いたします。

    午後一時十四分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       法務大臣  長勢 甚遠君


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